7月26日(月) [部活動] 吹奏楽東信コンクール 金賞!
7/17(土)に上田市丸子文化会館(セレスホール)にて行われた、吹奏楽部コンクールの東信地区大会に、本校吹奏楽部が出場しました。そして、A編制の部で見事金賞を獲得し、県大会出場を果たしました。
今回は、新型コロナウイルス感染防止対策として、各学校の関係者および保護者のみの鑑賞となりましたが、昨年度、コンクールが中止となってしまったことを思えば、なんとか開催にこぎつけてくださった関係者の皆様、また感染防止対策などにご協力をいただいた保護者の皆様には、本当に感謝の思いです。
当日の演奏は、13日に校内で行われた壮行演奏会のとき以上の音色で、ここまでの一人一人、そして部としての努力の積み重ねや、聴く人への思いが伝わってくる演奏であったように感じました。今年の吹奏楽部の目標でもある「心をひとつに Best performance」が実現された時間でした。
この後、8/11(水)・12(木)に行われる県大会に向け、さらに素晴らしい演奏と部としての成長を期待します。
↓の写真は、演奏後に校長からの話を聞く吹奏楽部員です。
7月21日(水) [校長日記] 行けない奈良しかたがない、京都いう日を大切にしよう
本校では、7月19日・20日と一泊二日で、岐阜県の飛騨高山・白川郷、富山県の氷見市へ修学旅行に行ってきました。
本来であれば、2年生の3月に奈良・京都への修学旅行を計画していたのですが、コロナ禍の影響もあって目的地を変えての修学旅行でした。
そのために表題の通り、学年のスローガンは「行けない奈良しかたがない、京都いう日を大切にしよう」になっているのです。
私は、このスローガンを見たときに感激をしてしまいました。
各教室には修学旅行の事前学習として京都や奈良の学習の様子がまとめてあったり、写真やポスターが掲示されたりしています。
ずっと生徒たちは、関西への旅をとても楽しみにしていたと思います。
しかし、目的地が変わっても、みんなでよい旅行を創り上げたいという心意気に感激をしたのです。ガッカリする気持ちがあっても、それ以上に修学旅行ができる喜びを大事にしている姿がとても頼もしかったです(これは、昨年の3年生に姿にも感じたことです)。
この二日間は、素晴らしい天候に恵まれました。逆に天気がよすぎて暑さ対策が大変でした。
生徒たちも、スローガンにあるように、どこの見学地に行ってもしっかり学び、しっかり楽しむ姿勢は立派でした。
行き帰りのバス内でもガイドさんの丁寧な説明により、現地でなければ知り得ない、とても多くのことを学べたと思います。
また、どこの見学地や宿泊先のホテルでも、コロナ対策を万全にしてくださり、生徒の安全を最優先していただきました。
多くの方々のご協力によりこの修学旅行が実施できました。感謝です。
真夏の暑さの中、そしてコロナ禍の中、だれ一人、体調を崩す生徒もなく、全員元気に帰ってきました。
日常生活を大事にしているからこその修学旅行の大成功であったと思います。
未だ、新型コロナウィルスの感染拡大の収束は見えないわけですが、生徒たちの力は、コロナになんか負けていません。
これからも、みんなで様々なことを乗り越えて、挑戦していきたいと思います。
7月16日(金) [校長日記] 1学期終業式・中体連北信越壮行会
本日、1学期の終業式を行いました。
1学期は、71日間の学期でした。
3名の生徒代表の発表では、1学期を振り返り、学校生活や、学習・部活動等の頑張れたことや、2学期の生活のへの決意が述べられました。
私は、「未来は、現在と同じ材料でできている(シモーヌ・ヴェイユ)」の言葉を引用して話をしました。
過去を振り返った時に、「〇〇しておけばよかった」「〇〇で失敗してしまった」と後悔することのほうが多いのが人間なのかもしれません。
後悔しても、過去は変えられないので、どうしようもありません。過去を悔やむより、その反省をもとに未来を考えることが大事だと思います。
「未来は、現在と同じ材料でできている」・・・今頑張っていることは、未来につながっているということです。今ある姿が、未来の姿の元なのです。
その意味からも1学期をまとめ・振り返るこの時期に「今・現在を、もう一度見つめ、どのように生きていこうか考えよう」という話をしました。
※生徒の発表と共に、1学期いっぱいで産育休にはいられる合津先生と、その代わりにこれからお世話になる石井先生の紹介をしました。
終業式の後に、陸上競技の中体連北信越大会の壮行会を行いました。
本校3年の山下さんが、県大会の200mの2位となり、長野県の代表として8月3日に富山市で行われる、北信越大会に出場します。
山下さんは、全校の前で力強い決意を表明してくれました。
四中では、この快挙を、祝して「懸垂幕」を作成しました。今後は、正面玄関に飾る予定です。
また、明日から行われる中体連県大会には、野球部・卓球部・剣道部・男子テニス部・水泳部・柔道の選手が出場します。
成績によっては、北信越大会・全国大会の切符を手に入れることができます。
四中生の活躍を期待しています。
7月13日(火) [校長日記] 吹奏楽コンクール東信地区大会壮行演奏会
本日、17日(土)に行われる「令和3年度 第61回長野県吹奏楽コンクール中学校の部 東信地区大会」の壮行演奏会を行いました。
昨年度は、新型コロナウィルスの影響で中体連の大会同様に、このコンクールは中止となってしまいました。
ですから、2年ぶりのコンクールとなります。
吹奏楽部は、コロナ禍のために、今まで活動に多くの制限が課せられました。
そのため、各自の練習時間が少なくなってしまったり、全体で音を合わせる時間が少なくなってしまったりしました。
その中でも、別々の場所に分かれながら練習をし、1年生から3年生までが自分のやるべきことをしっかりやりながら、限られた時間で心と音を合わせてきました。
日常生活の中で聴こえてくる楽器の音色や、大きな挨拶の声、できることに対して精一杯、部員全員で取り組む吹奏楽部の一体感を、四中のだれもが感じています。
本日の演奏は、部員全員でつくり上げてきた「チーム四中の心意気」が伝わる感動的なサウンドでした。
コンクールでは、四中プライドを胸に、丸子のセレスホールいっぱいに「四中サウンド」を響かせてほしいと思います。
7月 2日(金) [校長日記] 数学科の研修授業
今日の「校長日記」は、出張で不在の校長に代わり、教頭がお届けします。
今日は、東信教育事務所指導主事・綱川直喜先生、また上小地区の算数・数学科の先生の参観の下、数学科の研修授業を行いました。
今回の授業は、授業者の「毎日の炊飯時に、1合(180立方cm)のカップで何度も米の分量を量るのはめんどうだ」という日頃の悩みから、「2合を量れるますをつくるにはどうすればよいか」という課題から始まりました。
そして、実際に生徒一人一人が正方形のマス目厚紙の四隅を自分で正方形に切って立方体をつくり、その実際の体積を求めました。そこから「四隅を10cm四方の正方形で切って、容積360立方cmの箱をつくるとき、もとの正方形の1辺の長さは何cmか」という学習問題が設定されました。(図参考)
そこで、生徒から「文字式を利用すれば良い」との声が上がり、グループで方程式を立てて解を求めるという課題に挑戦しました。
生徒の様子を見ると、「元の厚紙の正方形の1辺をx(エックス)とする」考え方と、「できあがった立方体の底辺の1辺をxとする」考え方の二つに大きく分かれていました。
ただ、どちらにしても二次方程式となるため、解が二つずつ出てきます。その一方の解がなぜ解として不適切なのか、そこを考えていくと「方程式」と「実物」との違いがあることが理解できます。
そのあとは応用で「底辺を長方形にする」「のりしろの分も考える」などの問題に取り組みました。
今回の授業の生徒に見られた「問題に対して自分で解決法を考え、実行に移す」「既習の学びを用いてさらなる課題に取り組もうとする」「実生活に結びつけようとする」姿は、本校が目標の中心に据えている「主体性のある生徒」の具体的な姿にもつながると思います。
今後も本校では、生徒の主体性を育てるため、様々な挑戦を続けていきます。
7月 1日(木) [校長日記] 学びの改革オンライン情報交換会
本日、オンラインで「学びの改革情報交換会」が行われました。
本校は、昨年度「学びの改革実践校」に指定され、1年間、四中の学校教育の改革を進めてきました。
今日は、その1年間の実践の経過を研究主任の関先生が発表をしました。
以前より校長日記でもお知らせをしていますが、本校の「学びの改革」の根本にある思いは、「生徒の主体性の醸成」です。
主体性を高めていくために「単元テスト・再チャレンジテストの導入」「四中アカデミーの開講」「四中クリエイティブタイムの設置」「学年担任制の導入」等の仕組みを整えてきています。
今日の発表は、時間の関係で「単元テスト」「再チャレンジテスト」「四中アカデミー」の導入についてでした。
発表を聞く中で、令和元年より、生徒の主体性を高めていくための方策を、全職員で検討を繰り返してきたことが思い出されました。
また、一つ一つのことに対して「チーム四中」で乗り越え挑戦してきたことが思い出されました(時には、職員間の意見のぶつかり合いもありました)。
そして今は、実践を積み重ねてきたからこそ、成果と課題が見えてきています。
常に初心を大切にしながら、これからも「学びの改革」を推進していきたいと強く思いました。