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2023年4月19日(水) 誰も悲しませないために ~職員非違行為防止研修~

職員非違行為防止研修を行いました。

県内での非違行為の事例を元に、学年ごとに、その人の置かれていた状況や心の状態を想像し、それをチームとして支えられることはないか、意見交換しました。特にコロナ禍で職員間で話し合ったり一緒に何かを楽しんだりする機会が減ってきている中、互いの悩みや心配事を分かち合う時間を作っていきたいと考える職員が多かったです。

 

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ある職員は「コロナ禍で何もわからない状況で赴任してきたとき、違う教科や学年の先生が声をかけてくれて本当に安心できた」と話していました。また、ある職員は「書類のやりとりの時のほんの一言で、救われることがある。自分もそういうふうに声をかけていきたい。」と話していました。

 

その後、技術者のやりがいや倫理観を育てる研修の題材から、共通の目的を持った人が集まる職場では、価値観や考え方が偏ってしまいがちであること、またそれに気づかず「何も起きなかったから問題ない」「見つからなければ大丈夫」を繰り返すと、誤った行動がエスカレートし、気づいたときには大きな問題となってしまうことを全体で確認しました。「自分たちの行動は、自分の大切な人や学校外の人にも胸を張って話せることだろうか」を常に自問しながら、また職員間でコミュニケーションをとって相談しながら、何より四中の生徒やその保護者の方を悲しませないために、今日からまた新たな一歩を踏み出したいと思います。

 

 

2021年8月20日(金) 非違行為防止研修

夏休み最終日の8/17(水)に、職員の非違行為防止研修を行いました。新型コロナウイルス感染警戒レベル「5」発出中につき、職員会議と同様、各学年ごとの会場をGoogle meetでつないだリモート形式で実施しました。

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 まずはこれまでの県内での非違行為や懲戒処分の四つの事例を確認しました。これらの「原因・背景・予兆として考えられること」「当該教諭の心情・反省など」「事案による影響【学校・周囲・本人・家族など)」を確認した上で、一つの事例をそれぞれが選択し、

  • 「非違行為防止のため、自分でできる(している)こと」
  • 「非違行為防止のため、同僚・チームとしてできる(している)こと」
  • 「自分の非違行為で悲しむ人・傷つく人」

について、考え記述しました。

 

 そして最後に、それらを踏まえて「自分の大切な人(生徒や家族・友人など)」を具体的に設定し、その人に向けた「非違行為防止についての自分の誓い」を書きました。それは、各自で封筒に収め、かばんや引き出しなどに保管することとしました。

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 このような取り組みを通して、2学期開始を前に、職員全体そして個々で非違行為防止のための決意を新たにすると共に、私たち教職員の非違行為は、何より目の前の生徒たちの心を深く傷つけることを胸に刻みました。

 

 第四中教職員は、生徒や保護者のみなさん、また職員相互のコミュニケーションを大切にしながら、笑顔で学び、働ける学校を創造するための取り組みを続けていきます。