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12月18日(金) [校長日記] 生徒総会を行いました。

 本日、第2回の生徒総会を行いました。

 

 最近の新型コロナウィルスの感染拡大を受け、生徒会役員だけが第3多目的室に集まり、全校生徒は各教室で参加するリモート形式で行いました。

 この生徒総会をもって、3年生が中心の活動から、1,2年が中心となって運営していく新生徒会への引継ぎが行われます。

 

 本年度の生徒会は、コロナ禍の制限された生活の中、生徒が主体となり、また、一人一人が主役となって、様々な取り組みに挑戦してくれました。

 各委員会からの報告では、自分たちの手で、できることに精一杯取り組んできたという充実感が伝わってきました。

 また、新生徒会の役員と委員会の正副委員長の紹介では、2年生の凛とした姿から、「これから自分たちが生徒会を創りあげ、引っ張っていくのだ」という強い決意を感じました。見ていてとても頼もしかったです。

 

 以下に、私の話の抜粋を載せます。

 今年は、コロナウィルスの関係で、生徒会の活動も制限が多くありました。本来であれば、この生徒総会も、全生徒が体育館で一堂に会し、行われることが一番良かったと思いますが、生徒の安全を第一に考えたときに、リモートでの開催としてもらいました。

 そんな制限された状況の中ですが、生徒会の取組を振り返った時に、日常的な生徒会活動はもちろん、福島ひまわりプロジェクトへの参加であったり、セルリアン祭の企画であったり、SDGsの活動であったりと、中身の濃い、そして、生徒一人一人が主体性をもって活躍できる活動を創りあげてくれました。

 コロナ禍であっても、できることはたくさんあり、そして、その一つ一つの活動を大事に取組んでいる皆さんの姿から、可能性は無限にあるのだということを教えられました。そんな皆さんの姿はとても頼もしく、同じ四中の仲間としてとても誇らしく思いました。四中プライドはコロナに負けないと強く思いました。

 今日の生徒総会をもって、新生徒会へ引継ぎが行われていきます。未だに新型コロナウィルスの収束は見えていませんので、先行きは不透明ですが、本年度の生徒会の根本にあった「新たなことに挑戦する」という思いを、今後も大事にしていって欲しいと思います。

 今まで生徒会をリードしてくれた3年生に感謝をすると共に、1,2年生が中心となって運営していく新生徒会に大いに期待をしています。

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12月17日(木) [校長日記] 窪島誠一郎先生が来校されました!

 上田市にある「無言館」の館主の窪島誠一郎先生が来校されました。

 

 11月6日の校長日記に、美術部が参加したアートクラブグランプリの共同の部に今年のセルリアン祭で披露されたステージバックの絵が見事に一次審査を通過したと書きました。

 その後行われた2次審査では、1次審査に通過した作品の中で、なんと最優秀の賞を受賞したとの朗報が届きました。

 

 

 窪島誠一郎先生は、2次審査の審査員のお一人でした。

 窪島先生曰く、例年長野県、特に東信からの応募はほとんどない中、「上田市」からの応募であった。そのことが贔屓目にならないように審査にはあまり口を出さなかったが、他の審査員から「グランプリ」との話を聞き、とてもうれしかったとのことでした。

 美術部の顧問の西澤先生が、窪島先生に、ぜひ本物の作品(何せ、ステージバックを飾る巨大な作品ですので、応募はかなりの縮小版だったので)を見ていただきたいと考え、連絡を差し上げたところ、お忙しい中、本日、ご来校いただけることになりました

 

 窪島先生は、ステージバックの前の作品をじっと見つめた後、大変褒めてくださいました。この絵の「雲外蒼天」に込めた「希望に向かう」というたテーマが、すごく伝わってくる作品であるとの話もいただき、美術部の生徒たちの取組を大いに称賛していただきました。

 

 そして、窪島先生は、とても気さくに生徒たちに語り掛けてくださいました。

 「絵に良い、悪いはない」

 「だれもが描きたい絵を好きに描いてよい」

 「人に迷惑をかけないことを前提に、どんどん好きなことに打ち込んで欲しい」と、とてもやさしいまなざしで話してくださいました。

 

 

 最後に、「何のために学校で勉強を学ぶと思う?」と生徒に問われました。

 言葉に詰まってしまった生徒たちですが、

 「それは、将来だれもが必ず出会う好きになる人のためである」と教えていただきました。

 

 ステージバックを仲間と共に一生懸命に描いたこと、窪島先生に出会い褒めていただいたことは、将来、それぞれが好きになった人に伝わるのだと思います。

 

 私も、美術部員と顧問の西澤先生・柳沢先生と共に、ステキな時間を過ごさせていただきました。

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12月15日(火) [学校だより] 学校だより(12月号)

学校だより12アップアップしましたのでご覧ください。

 

R2 学校だより12月号 (12月15日発行)

12月10日(木) [校長日記] 保護者懇談会、ありがとうございました。

 12月3日より、5日間「保護者懇談会」を行ってきました。

 今年は、新型コロナウィルスの関係で、参観日や諸行事への参観、PTA等の活動がほとんどできませんでした。

 保護者の皆様には、なかなか学校に来てもらえずに、生徒の頑張りや活動の様子を見ていただくことができませんでした。

 この保護者懇談会では、今までの生徒の頑張りや成長の跡、そして、今後の課題についてお話をさせていただきました。

 3年生は、進路についての話が中心となり、生徒が自分の進路を自己決定していけるように保護者と学校が一層連携をして支えていくことを確認させていただきました。

 1,2年生は、今までの生活を生かし、一層成長ができるようにしていくためのことについて、情報や意見を交換することができました。

 なかなか、足を運んでいただけない状況は今後も続きますが、「連携の心は密」にしていきたいと思います。

 学校では、懇談会以外にもいつ何時でも、生徒やご家庭の相談に応じます。何かありましたら遠慮なく連絡をください。

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12月 1日(火) [校長日記] 上小体育研究会研究大会

 今日は、上小体育研究会研究大会を、本校で開催しました。

 この会は、上小地区の各校の体育・保健体育科の先生や授業づくりを考えたい先生方で構成されています。

 毎年、上小地区内の一つの学校が授業を提供し、教材や指導法等を学び合っています。

 

 私自身も体育科の教員であり、本年度は会長も務めさせていただいています。また、事務局も四中に置き、本校の体育職員が運営をしています。

 そんな関係もあり、本年度は四中で授業を提供することになり、大沢創先生が担任を務める1年5組でネット型・連携型球技のアタック・プレルボールを題材にした授業をもとに研究会を行いました。

 

 講師には信州大学教育学部教授の岩田靖先生をお招きしてご指導を受けました。岩田先生は、このアタック・プレルボールを教材として生み出した先生です。

 従来のネット型のバレーボールやソフトバレーボールは、空中を移動するボールの操作が難しいために、なかなか連携して行うプレイの楽しさやハラハラしながら味わうラリーまでには技能的に至りませんでした。

 そこで「連携プレイ」の意図的な達成を導く戦術的行動を容易に学習できる教材として「アタック・プレルボール」を考案されました。

 

 本校の授業でも、必ず3段攻撃(レシーブ・セット・アタック)をすることとし、ボールはワンバウンドでつなぐ、ネットの高さは腰の高さにしだれもがアタックができるようにする、操作しやすい重さ・大きさと柔らかさのボールを使用する等の運動条件を工夫しました。

 

 今日の授業では、生徒たちが自分たちのチームの課題の解決に向けて、チームカードや分析シートをもとに練習に取組み、試合に臨みました。

 どのチームも必死に声を出してボールをつなぎ、全員がレシーブ・セット・アタックに関わり、ラリーの攻防を楽しむ姿が見られました。

 

 講師の岩田先生からの「チームで協同プレイを行う上で、チームの問題点や課題を全員が共有することが大事である」との言葉通り、今回の「アタック・プレルボール」の授業は、ネット型の運動の特性を味わえる授業になったと思います。

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