3月17日(水) [学校・学年行事] 第62回卒業証書授与式
本日、令和2年度 第四中学校の第62回卒業証書授与式を挙行しました。
コロナ禍のために、卒業生と保護者、教職員のみが参加する式としました。式後の各クラスの学活では、広い部屋に移動して最後の別れをしました。
この一年、新型コロナウィルスの影響で様々な活動が制限されてきました。修学旅行の中止、中体連の大会の中止、各種コンクールの中止、代替の活動はありましたが、例年とは一変した日々でした。特に中学校生活の集大成であった3年生にとっては、とても残念な思いを多くしたと思います。
学校生活でも多くの制限をかけざるを得ませんでした。
しかし、その中でも3年生を中心に全校で、生徒会活動や文化祭、日々の授業や諸活動に、それぞれが精一杯できることに取り組んできました。
今日の卒業式で3年生代表の言葉の中に、「止めてしまうのではなく、その中でできることを工夫してきた」とありました。まさしく障害に負けずに乗り越えてきた3年生ならではの言葉です。
本日、四中を巣立っていった200名の3年生の表情はだれもが笑顔に満ちていました。その卒業生たちの「四中の3年間、楽しかった。ありがとうございました!」との言葉に胸が詰まりました。
これから先の世界がどう変化していくかだれにも予想がつきませんが、卒業生の皆さんなら、きっと乗り越えていってくれると思います。
卒業生たちのますますのご活躍とご健勝を心から祈っています。
式辞でも言いましたが、もう一度、大きな声と精一杯の心を込めて、卒業生に
「希望を胸に大きく羽ばたけ、四中プライドを胸に!」
とエールを送りたいと思います。
※多くの方々に支えられて素晴らしい卒業式が挙行できました。感謝です。
※PTAの方が最後にサプライズで風船を用意してくださり、親子で天高く飛ばしました。卒業の良い思い出となったと思います。
3月12日(金) [校長日記] 3年生を送る会
本日の5・6時間目に「3年生を送る会」を行いました。
新型コロナウィルス感染状況によっては、すべてリモートで行うことも検討しましたが、最近の上田市の感染の拡大が落ち着いている点を考え、一部リモート(1・2年生の入れ替え)で行いました。
新生徒会には、制限のある中かつ時間のない中でも綿密に企画・運営をしていただきました。
3年生の中学校生活3年間を振り返る寸劇もあり、とても楽しい内容が盛りだくさんで、すばらしい会になりました。
各学年の学年合唱の発表では、それぞれの中学校生活の歩みが歌声となって響いていました。
今年は、全校での交流や合唱の機会がほとんどなかったために、生徒たちの歌声は新鮮で感動的でした。
コロナ禍にあって制限がかかった学校生活でも、生徒の姿は不自由さを感じさせない力強さがありました。
3年生は、四中での3年間がとても充実していたことがよく分かる発表でした。3年生という一番輝ける場がどんどん制限させたにもかかわらず、それをみじんも感じさせない清々しさがありました。
この会をもって、すべて3年生から1・2年生のバトンが渡されます。3年生は卒業しても母校は四中であり、それは一生変わりがありません。
四中での生活で得たことを「四中プライド」として胸に抱き、新たなステージで活躍して欲しいと思います。
1・2年生は3年生が残してくれたことをもとに、よりよい四中を創り上げていって欲しいと思います。
17日の卒業式まで登校日数が3日となりました。一日一日を大事にまとめをしていって欲しいと思います。
3月 9日(火) [校長日記] 公立高校後期選抜、特別編成日課
本日は、長野県高等学校の後期選抜試験日です。
本校からも多くの生徒が進学を希望する高校を受験しています。
天候もよく、暖かい日に恵まれました。
自分の力を信じ精一杯取り組んで欲しいと思います。
後期選抜は一部の高校では明日も行われます。
さて、3年生の半数がいない本日の学校生活は、特別編成日課となっています。
各学年ごとに様々な活動に取り組む一日となりました。
1年生は、自分の好きな映画を選択しての映画鑑賞、2年生は、学年活動と大縄飛びのクラスマッチ、3年生は、3年間お世話になった校舎を磨き上げる奉仕作業でした。
どの学年も、学習を離れての活動となりましたが、生徒の笑顔はとても清々しかったです。本年度のまとめと4月からの新しい生活と見越しての有意義な特別編成日課となりました。
きっと、受検をしている四中生も大健闘をしていると思います。