2021年7月21日(水) 行けない奈良しかたがない、京都いう日を大切にしよう

 本校では、7月19日・20日と一泊二日で、岐阜県の飛騨高山・白川郷、富山県の氷見市へ修学旅行に行ってきました。

 

 本来であれば、2年生の3月に奈良・京都への修学旅行を計画していたのですが、コロナ禍の影響もあって目的地を変えての修学旅行でした。

 

 そのために表題の通り、学年のスローガンは「行けない奈良しかたがない、京都いう日を大切にしよう」になっているのです。

 

 私は、このスローガンを見たときに感激をしてしまいました。

 

 各教室には修学旅行の事前学習として京都や奈良の学習の様子がまとめてあったり、写真やポスターが掲示されたりしています。

 ずっと生徒たちは、関西への旅をとても楽しみにしていたと思います。

 

 しかし、目的地が変わっても、みんなでよい旅行を創り上げたいという心意気に感激をしたのです。ガッカリする気持ちがあっても、それ以上に修学旅行ができる喜びを大事にしている姿がとても頼もしかったです(これは、昨年の3年生に姿にも感じたことです)。

 

 この二日間は、素晴らしい天候に恵まれました。逆に天気がよすぎて暑さ対策が大変でした。

 生徒たちも、スローガンにあるように、どこの見学地に行ってもしっかり学び、しっかり楽しむ姿勢は立派でした。

 行き帰りのバス内でもガイドさんの丁寧な説明により、現地でなければ知り得ない、とても多くのことを学べたと思います。

 また、どこの見学地や宿泊先のホテルでも、コロナ対策を万全にしてくださり、生徒の安全を最優先していただきました。

 

 多くの方々のご協力によりこの修学旅行が実施できました。感謝です。

 

 真夏の暑さの中、そしてコロナ禍の中、だれ一人、体調を崩す生徒もなく、全員元気に帰ってきました。

 日常生活を大事にしているからこその修学旅行の大成功であったと思います。

 

 未だ、新型コロナウィルスの感染拡大の収束は見えないわけですが、生徒たちの力は、コロナになんか負けていません。

 

 

 これからも、みんなで様々なことを乗り越えて、挑戦していきたいと思います。

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