2020年10月22日(木) 授業研究会
ついこの前、衣替えを迎えたかと思ったら、連日寒い日となっています。
今日は、大学を卒業して、本年度採用された国語科の岩崎有里先生が研究授業を行いました。
題材は「徒然草」で、2年2組で行いました。
私自身を振り返ってもそうですが、古典となると現代文より解釈が難しく、親しむまでにはなかなか難しい点もあります。
その先入観や苦手意識を払拭して、ぜひ古典への関心意欲を高めて欲しいと岩崎先生は考えられていました。
今日の授業では、作者である兼好法師の心情に迫るべく、その情景を思い浮かべながら、自分ではどう考えるかと兼好法師の心情を比較して考えるものでした。
生徒たちも作品の中に入り込み、自分がその場にいたかのように考えを深めていました。生徒の独創的な自由な発想も授業に良いアクセントを与えてくれました。
文章表現や言葉遣いは、現代文とは異なる部分もありますが、作者の心情に迫ることは、古典に親しむためにとても有効な手だてだなあと感じました。