2021年4月 8日(木) 1年生の学校探検
1年生が入学して3日目を迎えています。
今日は、校内の諸施設や入室の仕方等をかねて、学校探検が行われています。
校長室にも、各クラスの代表者が入室練習をする中で、一人一人と話をすることができました。
どの生徒の話から、入りたい部活動があったり、がんばりたいことがあったりして、中学校生活に対する期待の大きさが伝わってきました。
明日から、本格的な中学校の授業が始まります。
一歩一歩、四中の生活に慣れながら、着実に歩みを進めていってほしいと思います。
2021年4月 6日(火) 令和3年度がスタートしました!
本日、令和3年度1学期の始業式と入学式を行いました。
本年度も、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、始業式は新2、3年生のみで行い、入学式は来賓の方と在校生は参加しませんでした。
制限のある中での中学校生活の門出となってしまいましたが、在校生は精一杯会場や教室等を整えて、迎える準備をしてくれました。
新1年生184名、全校生徒543名、教職員50名で、令和3年度のスタートです。
始業式と入学式では、同じ内容の話をしました。それは「創造」と「挑戦」の心を大事にしていってほしいと言うことです。
本年度、四中では生徒の創造性や発想を大事にし、生徒自身が活動を創り上げていく場として「四中クリエイティブタイム」を設定しています(昨年度も行っていましたが、本年度は1回につき1時間以上の時間を確保しました)。
コロナ禍の中ですが、生徒自身が、学校生活の主役として大いに活躍できるような一年になればいいなあと思っています。
※春休み中に卒業生が学校を訪れてくれ「校長日記これからも楽しみにしています」と声をかけてくださいました。今年も生徒の輝く姿をなるべく多く発信していきます。
学校に対する意見や要望、校長日記の感想等を、学校に寄せていただけるとありがたいです。
今年度もよろしくお願いします。
2021年3月17日(水) 第62回卒業証書授与式
本日、令和2年度 第四中学校の第62回卒業証書授与式を挙行しました。
コロナ禍のために、卒業生と保護者、教職員のみが参加する式としました。式後の各クラスの学活では、広い部屋に移動して最後の別れをしました。
この一年、新型コロナウィルスの影響で様々な活動が制限されてきました。修学旅行の中止、中体連の大会の中止、各種コンクールの中止、代替の活動はありましたが、例年とは一変した日々でした。特に中学校生活の集大成であった3年生にとっては、とても残念な思いを多くしたと思います。
学校生活でも多くの制限をかけざるを得ませんでした。
しかし、その中でも3年生を中心に全校で、生徒会活動や文化祭、日々の授業や諸活動に、それぞれが精一杯できることに取り組んできました。
今日の卒業式で3年生代表の言葉の中に、「止めてしまうのではなく、その中でできることを工夫してきた」とありました。まさしく障害に負けずに乗り越えてきた3年生ならではの言葉です。
本日、四中を巣立っていった200名の3年生の表情はだれもが笑顔に満ちていました。その卒業生たちの「四中の3年間、楽しかった。ありがとうございました!」との言葉に胸が詰まりました。
これから先の世界がどう変化していくかだれにも予想がつきませんが、卒業生の皆さんなら、きっと乗り越えていってくれると思います。
卒業生たちのますますのご活躍とご健勝を心から祈っています。
式辞でも言いましたが、もう一度、大きな声と精一杯の心を込めて、卒業生に
「希望を胸に大きく羽ばたけ、四中プライドを胸に!」
とエールを送りたいと思います。
※多くの方々に支えられて素晴らしい卒業式が挙行できました。感謝です。
※PTAの方が最後にサプライズで風船を用意してくださり、親子で天高く飛ばしました。卒業の良い思い出となったと思います。
2021年3月12日(金) 3年生を送る会
本日の5・6時間目に「3年生を送る会」を行いました。
新型コロナウィルス感染状況によっては、すべてリモートで行うことも検討しましたが、最近の上田市の感染の拡大が落ち着いている点を考え、一部リモート(1・2年生の入れ替え)で行いました。
新生徒会には、制限のある中かつ時間のない中でも綿密に企画・運営をしていただきました。
3年生の中学校生活3年間を振り返る寸劇もあり、とても楽しい内容が盛りだくさんで、すばらしい会になりました。
各学年の学年合唱の発表では、それぞれの中学校生活の歩みが歌声となって響いていました。
今年は、全校での交流や合唱の機会がほとんどなかったために、生徒たちの歌声は新鮮で感動的でした。
コロナ禍にあって制限がかかった学校生活でも、生徒の姿は不自由さを感じさせない力強さがありました。
3年生は、四中での3年間がとても充実していたことがよく分かる発表でした。3年生という一番輝ける場がどんどん制限させたにもかかわらず、それをみじんも感じさせない清々しさがありました。
この会をもって、すべて3年生から1・2年生のバトンが渡されます。3年生は卒業しても母校は四中であり、それは一生変わりがありません。
四中での生活で得たことを「四中プライド」として胸に抱き、新たなステージで活躍して欲しいと思います。
1・2年生は3年生が残してくれたことをもとに、よりよい四中を創り上げていって欲しいと思います。
17日の卒業式まで登校日数が3日となりました。一日一日を大事にまとめをしていって欲しいと思います。
2021年3月 9日(火) 公立高校後期選抜、特別編成日課
本日は、長野県高等学校の後期選抜試験日です。
本校からも多くの生徒が進学を希望する高校を受験しています。
天候もよく、暖かい日に恵まれました。
自分の力を信じ精一杯取り組んで欲しいと思います。
後期選抜は一部の高校では明日も行われます。
さて、3年生の半数がいない本日の学校生活は、特別編成日課となっています。
各学年ごとに様々な活動に取り組む一日となりました。
1年生は、自分の好きな映画を選択しての映画鑑賞、2年生は、学年活動と大縄飛びのクラスマッチ、3年生は、3年間お世話になった校舎を磨き上げる奉仕作業でした。
どの学年も、学習を離れての活動となりましたが、生徒の笑顔はとても清々しかったです。本年度のまとめと4月からの新しい生活と見越しての有意義な特別編成日課となりました。
きっと、受検をしている四中生も大健闘をしていると思います。
2021年2月24日(水) 四中アカデミー まとめの会
本日は、本年度スタートした「四中アカデミー」のまとめの会を行いました。
自学自習の場として設定している四中アカデミーの場ですが、講師の先生に教わったり、友だち同士で教え合ったりしながら、生徒たちは主体的に自分の課題に向き合ってきました。
「やらされる学習」ではなく、自ら「やる学習」姿こそ、主体的に学習に向かう姿です。
そういう意味においては、希望して参加してきた生徒の取り組みはとても価値のあるものだと思います。
講師には、地元の大学生や地域の住民の方々にボランティアとして参加していただきました。献身的に務めていただきました。大感謝です。
地域に育つ生徒を地域全体で見守っていく土台の一つとして、この四中アカデミーが位置付いていくといいなあと思います。
本日、放課後の四中アカデミーはまとめとなりましたが、春休みの3月22日、23日、24日の3日間、午前中に長期休業中の四中アカデミーを開催します。
生徒たちには、1年間の学習のまとめ、そして、次年度への準備として、大いに四中アカデミーを活用して欲しいと思います。
以下は、本日のまとめの会で振り返りを発表してくれた生徒の言葉です。
自分は家では、雑音が多く気が散ってしまい、いまいち勉強に集中できませんでした。ですが、先生に誘われて、試しに四中アカデミーに参加してみたら、最初は自分には合わなくて、場違いな所だと思っていたけれど、案外一度参加してみると、家で雑音の中で勉強するよりも、アカデミーで勉強する方が集中できるので、今では、毎週水曜日が楽しみになり、毎週アカデミーに参加しています。
おかげで先日の期末テストでも、前の期末テストより点を上げることができました。なので、3年生になったら、今度は自分が誘う側になり、全校にアカデミーを通して、もっと生徒が勉強できる雰囲気を作っていきたいと思います。
僕は今、毎週水曜日に行われている四中アカデミーに出ています。しかし僕は、最初から参加していたわけではなく、当初は全く行こうとは思っていませんでした。元々勉強が苦手だったので参加していなかったけれど、先生から出てみるように誘われて、試しに参加しようと出てみると、家で勉強するよりもはるかに集中して勉強ができました。
それをきっかけに今は毎週参加するようになりました。そのおかげもあって、今回のテスト、特に数学は前回よりも20点くらいアップしたし、全体でも前回より良い点をとることができました。
来年は受験生にもなるので3年生になっても四中アカデミーを活用して勉強をがんばりたいと思います。
その他にも、講師の先生への感謝の言葉や、充実した雰囲気の中でがんばれたことなどが発表されました。
2021年2月19日(金) 未来へのエール
本日は、公立高校前期選抜の合格者へ話をする機会を3学年の先生方に設けていただきました。
ご存じの通り、長野県の公立高等学校に中には前期選抜試験を行う高校があります。
また、公立前期の他にも私立高校の選抜も既に行われている関係で、3年生の半数弱の生徒が高校合格の内定をいただいています。後期選抜の生徒より一ヶ月以上早く、合格の内定をいただいたことになります。
今日は、生徒たちに、合格を勝ち取った中学校生活の努力を賞賛し、「その自分を今後も大事にしていって欲しい」「合格をすることが目標ではなく、高校生活を自分らしくがんばることが目標である。」との話をしました。
私自身も、公立の高校で教頭を務めた経験があり、受験をする側ではなく、していただく側にいました。
入学生の中には、前期選抜で合格した生徒もいれば、後期選抜で合格した生徒もいます。高校側にとっては、どちらの選抜で合格しても4月1日が全員の共通のスタートです。そう考えると、前期選抜で残念な結果になっても、後期選抜に向けて下ばかり向いていられないですし、下を向く必要は全くないと思います。
「これから、これから」という感じです。
そして、4月のスタートの段階で、前期合格者の中には後期の合格者に比べ、なかなか高校生活のリズムがつかめない生徒が見られたことがありました。
原因は定かではありませんが、一ヶ月以上早くに合格が決まった生徒と3月の後半まで努力をし続けた生徒との差なのかなと感じています。
ぜひ、高校生活で主人公として活躍するためにも、これからの生活を大事にして、高校生活につなげていって欲しいと思います。
そんな思いを込めて話をしました。
※廊下に展示してある「書き初め」が入試を迎える3年生にエールを送っているように思えました。
2021年2月10日(水) 最後の期末テスト
本日と12日と、3学期の期末テストを行っています。
本年度から、中間テストを廃止し、単元テストを導入してきました。生徒たちは、各教科の単元が終了したところで、学んだ内容の定着を単元テストで確認をしています。
そして、学期のまとめとして、その学期内に学んだ単元のすべてを期末テストで確認していけるようにしています。
短いスパンでの確認と長いスパンでの確認を併用していくことで、学力の定着が一層進むことを目指しています。
この「単元テスト」と「期末テスト」の連続性や段階性によって、どのような効果と課題があったのかをしっかりと検証し、生徒たちが主体的に学びに向かっていく態度や学ぶ意欲を高めていきたいと考えています。
それが、「四中の学びのスタイル」になっていくのだと思います。
今日の校舎内は、水を打ったような静けさの中、緊張感が漂っていました。一人一人がテストに真剣に向かう姿が見られました。
生徒たちには、テスト返却後も今の学習が次の学習につながっていることを意識して、学習の積み重ねを継続していって欲しいと思います。
2021年2月 5日(金) 参観週間
2月に入っています。
新年を迎え、バタバタとしていたら、あっという間に2月に突入し、すでに一週間が過ぎようとしています。
「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」と言われますが、「まさしく!」と実感しています。
さて、今週は「参観週間」でした。新型コロナウィルスのの影響もあり、本年度は、例年通りに参観日を設定できませんでした。しかし、年度末を迎え、それぞれの学年の一年間のまとめや、新年度への確認を保護者の皆様としたいと考え、今回の参観週間を企画しました。
まず密を防ぐために、月曜日に2年生の授業参観、火曜日に3年生の授業参観、木曜日に1年生の授業参観と学年別に授業を参観する日を別日に設けました。
そして本日は、部活動を行わずに生徒の下校を早くし、全学年の保護者懇談会を行いました。
例年、四中の参観日には、とても多くの保護者の皆様が来校され、生徒の様子を見ていただいています。それが、今年は今回の参観日で2回しか実施できませんでした。
しかし、その中でも、学校教育に常にご理解をいただき、ご協力を惜しまない保護者の皆様のバックアップをしていただきました。
この参観週間に向けても、保護者の方には健康観察をしっかりと継続していただき、来校の際には検温や消毒にも協力をしていただきました。保護者の皆様の新型コロナウィルス予防への協力に感謝しています。
今回のことを含め、様々な教育活動への協力体制は、コロナ禍であったからこそ、改めて実感させられたことです。
コロナ禍であっても、学校は保護者との心の密を大事にもちながら前進していかなければと強く思いました。
2021年1月27日(水) 四中クリエイティブタイム②
今日の校長日記は6月3日の「四中クリエイティブタイム」の続きのため、表題を「四中クリエイティブタイム②」とさせていただきました。
本年度より毎水曜日に設定している「四中クリエイティブタイム」ですが、コロナ禍の影響でなかなか生徒の自由な発想による企画ができずにいました。
しかし、今日は「自由時間(フリー)」となり、2年生が生徒の発想を生かした講座を準備し、自分たちで活動を創りあげて活動をしていました。
「フリスビー講座」「アウトドア講座」「釣り講座」「お絵描き講座」「勉強講座」「缶けり」、、。
どの講座も、時間を自由に使うことができ、制約はありません。
そんな中、自分自身で熱中したり、友と笑顔で活動をしたり、普段の授業の中では見られない一面を見せてくれる生徒も大勢いました。そして、とても良い笑顔でした!
そもそも、この「四中クリエイティブタイム」の発足のきっかけは、与えられたことや決められたことにはとてもよく取り組める四中生ですが、その場その状況を判断して行動をしていく力がやや弱い面が見られるという実態から始まっています。
「時間が自由に使えたら生徒たちは何をするのだろう?」
生徒たちの発想が楽しみです。学校生活の一部を自分たちの手で創りあげていくことはとても有意義なことだと思います。
豊かな創造性や発想力をもつ生徒になって欲しいと願っています。
校庭での「フリスビー」や中庭の「缶蹴り」では、笑顔と共に歓声も上がりました。