2021年10月21日(木) 放課後四中アカデミー「仕事を学ぼう」

10/20(水)に、キャリア学習として、今年度2回目の「仕事を学ぼう」を実施しました。

 

 この「仕事を学ぼう」は、地域で働く方のお話をお聞きし、生徒が自分の将来を自分事として(=主人公として)考えることで、仕事について考えを深め、自分の夢の実現に向けて主体的に取り組むための一つの機会として実施しています。

 

 今回は、本校学区内の上田市小牧にある「手作りケーキの店 Tarte」のオーナー、水科剛さんを講師としてお迎えし、希望生徒14名の参加で行いました。

 

 水科さんは、地元・上田市の出身で、一度は一般企業に就職後、東京・青山にあるスイーツ店に勤務し、その後独立して上田市にお店を開き、3年前に現在のお店に移転しました。水科さんは、パティシエを目指すようになったきっかけや その後のいきさつ、店名「Tarte(タルト)」に込められた思い、また実際のお仕事の様子等、1時間ほどお話をしてくださいました。また、学生時代は野球やサッカー等のスポーツに一生懸命で、今の仕事に就くことは全く考えていなかったとのことでした。

 

 参加生徒は熱心にメモをとりながら、真剣な様子で話に耳を傾けていました。またその後の質問コーナーでは「この仕事のやりがいはどんなことですか」「一人前のパティシエになるにはどれぐらいの年月が必要ですか」等の質問が出されました。

 

 最後には、水科さんからのサプライズプレゼントがあり、真剣だった生徒も思わず顔をほころばせていました(それが何だったかはここでは秘密にしておきます)。その後にも、個人的に質問する姿もあり、生徒たちは、実際にパティシエや食に関わる仕事に就こうとしているかどうかに関わらず、自分の夢の見つけ方や叶え方、やりがいのある仕事をするための努力の仕方などを学ぶことができたと思います。

 

 本校では、これからも「『もの・ひと・こと』に主体的に関わる生徒」が育つことを目指し、様々な活動に挑戦していきます。(最後の右下の写真は、同時に実施している自主学習の様子です。立ってアドバイスしているのは、ボランティアの長野大学生です)

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