1月31日(金) [校長日記] 東京都千代田区立麹町中学校 訪問

 久しぶりの校長日記の更新になってしまいました。

 1月も最終日を迎え、3学期も中盤を迎えようとしています。

 「1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。」と言われるように、この三か月はあっという間に過ぎていきます。慌ただしさの中にも、足元をしっかりと見つめ、地に足をつけていかなければと自戒しているところです。

 さて、3学期は新年度のスタートの準備の時でもあります。

 一層、四中教育が前進するように、本年度の成果と課題を洗い出して、改革をしていく必要があります。前年度踏襲では、前進が見込めないと思います。

 そこで、先進校に学ぶべく、本日は、内山教務主任、関研究主任の2名に、東京都千代田区立麹町中学校へ視察研修に行ってもらいました。

 麹町中学校は、学校の常識を見直しながら、生徒に力をつけるべく教育改革を行っている全国から注目を集める学校です。

 全国から視察者が集まり、本日も熊本県の視察団と一緒に研修しています。予定では、1時間半の視察時間でしたが、熱心な説明や意見交換により、3時間をこえて対応をしていただいたそうです。

 どんな研修報告がされるのか、月曜日が楽しみです。

 四中の来年度の方向性については、様々な場面で発信をしていきたいと思っています。

 よろしくお願いします。

1月17日(金) [校長日記] 1・17プロジェクト当日

中学校説明会①pdf

 

中学校説明会②.pdf

1月16日(木) [校長日記] 1.17プロジェクト

1月17日(明日)は、来年度、本校に入学する小学校6年生と保護者対象の「中学校説明会」です。

 四中の学校生活を、6年生や保護者の方に知ってもらおうと、1年生が「1.17プロジェクト」を組織し、様々な企画を考えています。

 この活動は、1年生の生徒が中心となり進めているものです。教師はアドバイスをしたり、支えたりし、生徒自身の手で創りあげていけるようにバックアップをしています。

 企画の詳細は、明日のお楽しみですのでここでは明かしません(明日以降の校長日記でお知らせします)が、2学期の後半から、一生懸命にそれぞれの企画に対して、分担された係の仕事に取り組んできています。

 

 生徒の生活記録より

 「1.17プロジェクトのリハーサルを行いました。まだ、しっかりと打ち合わせができていなくて、曖昧な部分もあったので、来週にはスムーズにいくようにしたいともいます」

 「今日、寸劇のリハーサルを行いました。前回よりもよくできているなあと感じました。見る人がいるものを作ることの難しさを感じました」

 

 生徒たちは、この自分たちの企画を通して、教科の学習では学べない大切なことを体験を通して学んでいます。

 また、新入生に学校生活の在り方を説明するということは、自分たちの学校生活を見直していくことにもつながっていて、年度のまとめに相応しい活動になっているのはないかと思います。

 1年1組の学級通信に担任の田中先生が、

 「今回の中学校説明会の最大の任務は『中学校へ入学することが楽しみになってくれること』『中学校生活がイメージでき、不安を取り除くこと』」と書かれていました。

 明日の1.17プロジェクトで、今の1年生が精一杯取り組む姿が、来年度の1年生が入学した後に、四中での生活に精一杯取り組もうとする意欲に引き継がれていくのではないかと思っています。

 明日の中学校説明会が楽しみです。

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1月 7日(火) [校長日記] 3学期がスタートしました!

 新年、明けましておめでとうございます。

 本年も、四中教育へのご支援とご協力をどうぞよろしくお願いします。

 

 本日、3学期がスタートしました。生徒たちは、10日間の年末年始・冬休みを無事に過ごし、元気に登校してきました。

 2学期末に、流行の気配を見せたインフルエンザも大分収まり、今日のインフルエンザでの欠席は全校で3名でした。

 いよいよ、学年のまとめの3学期のスタートです。

 今日の始業式では、「寒に鍛える」「雪に耐えて梅花麗し」の話をしました。2学期の終業式に話した成功曲線の話と結びつけて話しました。

 西郷隆盛の漢詩の一部である「雪に耐えて梅花麗し」は、3年前にプロ野球を引退した、広島カープやロサンジェルス・ドジャーズ、ニューヨーク・ヤンキーズで活躍されたピッチャーの黒田博樹さんの座右の銘としても有名です。

 黒田さんは、高校3年間は補欠、3番手投手で甲子園出場の経験もありません。当時の監督は、「ひたすら走っていた姿しか思い浮かばない」存在であったと振り返っています。

 しかし、大学4年生の時に150㎞/hの速球が身につき、その後、日本のプロ野球や大リーグで大活躍をしました。 

 高校時代の監督は「クロがすごいのは、その先の成功が約束されていないのに、コツコツと今やるべきことを、地味な努力を積み重ねてきたことです。」とも振り返られています。

 苦難に打ち勝ち、夢に向かい、努力を積み重ねながら自分の人生を歩んでこられた黒田さんの姿は、まさしく「雪に耐えて梅花麗し」の姿そのものです。

 生徒一人一人にも、困難にめげずに、前を向いて一歩一歩自分のペースで努力を積み重ねていってもらいたいと思います。

 特に、3年生は高校受験・新たな進路の時を迎えます。

 「雪に耐えて梅花麗し」です。

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