10月28日(水) [校長日記] 修学旅行の代替
本日、3年生の修学旅行を行いました。
以前よりお知らせをしている通り、新型コロナウィルスの影響を考え、4月に予定されていた奈良・京都への修学旅行を8月に延期をし、その後、奈良・京都への修学旅行は中止をせざるを得えませんでした。
3学年では、なんとか生徒たちの中学校生活の良い思い出となるような代替旅行ができないかを検討をすすめてきました。
そして、本日、日帰りではありますが、長野市、中野市方面の修学旅行(代替旅行)を行いました。
修学旅行の目的は3点あります。
その中の一つに「仲間の絆を深め良い思い出をつくる」があります。これは、行き先がどこであれ、達成ができるものですし、一番大事な目的だと思います。
そこで前日の打ち合わせ会の時に、引率の職員全員にこの目標を達成できるように生徒たちを支えて欲しいとお願いをしました。
本日の行程は、善光寺にて合格祈願のお参り(この時には普段閉じられている緞帳を上げていただき、秘仏が入っていた箱?を見せていただきました)と、仲見世通りでの買い物、昼食は、アマンダイスカイを貸し切ってのテーブルマナーを兼ねたコース料理、中野市の信州フルーツランドでのリンゴ狩り(1組は小布施を散策しました)でした。
県内であり、日頃より馴染みもある善光寺方面でしたが、どの見学場所でも、生徒たちは笑顔いっぱいでその場その場を思いっきり楽しんでいました。友との触れ合いも思いっきり満喫している様子でした。
その笑顔こそ、この旅行の目的を満点に達成している姿です。中学校生活を振り返った時の大事な思い出の1ページになると思います。
バスの中で生徒から、引率に対してのお礼の言葉をいただきましたが、私こそ、今日一日、3年生の笑顔に囲まれて、とても楽しい思いをさせていただきました。また、四中生のすばらしさを実感させていただきました。感謝です。
周りの多くの人から支えられてできた旅行でした。旅行会社の皆様、バス会社の皆様には万全なコロナ対応をしていただきました。天気にも恵まれ、素晴らしい一日となりました。ありがとうございました。
10月22日(木) [校長日記] 授業研究会
ついこの前、衣替えを迎えたかと思ったら、連日寒い日となっています。
今日は、大学を卒業して、本年度採用された国語科の岩崎有里先生が研究授業を行いました。
題材は「徒然草」で、2年2組で行いました。
私自身を振り返ってもそうですが、古典となると現代文より解釈が難しく、親しむまでにはなかなか難しい点もあります。
その先入観や苦手意識を払拭して、ぜひ古典への関心意欲を高めて欲しいと岩崎先生は考えられていました。
今日の授業では、作者である兼好法師の心情に迫るべく、その情景を思い浮かべながら、自分ではどう考えるかと兼好法師の心情を比較して考えるものでした。
生徒たちも作品の中に入り込み、自分がその場にいたかのように考えを深めていました。生徒の独創的な自由な発想も授業に良いアクセントを与えてくれました。
文章表現や言葉遣いは、現代文とは異なる部分もありますが、作者の心情に迫ることは、古典に親しむためにとても有効な手だてだなあと感じました。
10月16日(金) [校長日記] 閲覧台が届きました!
本日、東郷堂新聞店様が、新聞の「閲覧台」を届けてくださいました。
上田市と青木村の中学校に東郷堂様が寄贈をされており、四中にも今日届いたことになります。
東郷堂の社長様からは、少しでも新聞を中学生の生活に役立ててほしいとの話をいただきました。
木でつくられたとっても立派な閲覧台で、中学生の目の高さにちょうどよく、とても読みやすい造りになっています。
図書館に置くことで、多くの生徒たちが利用できると思います。
この閲覧台は、原峠分校にも届けられるとのことでした。
学校を支えてくださる地域の皆様に感謝しながら、利用をさせていただきたいと思います。
※この寄贈の様子を、信濃毎日新聞と週間上田が取材をしてくださいました。明日以降に掲載されると思います。よろしかったらご覧ください。
10月14日(水) [校長日記] 四中アカデミーが開校しました!
本日、四中クリエイティブタイムにおいて、四中アカデミーの講師の紹介式を行いました。先日の校長日記でお知らせをした通り、20代の大学生から70代の社会人や地域の皆様15名が講師を務めていただきます(今日現在です。講師は随時募集しています。)。
毎週、ノー部活デーの水曜日の15:30~16:30の一時間をこのアカデミーの時間にあてます。生徒の参加は自由で、自分で選んだ教科を自分の決めたやり方で自学する場です。
生徒たちは質問を自由でできるようにし、講師の先生には、見回っているときにつまづきが見られる生徒に対してアドバイスをすることもお願いしてあります。
〇自分のつまずきや課題を知り、自分の力で解決しようとすること。
〇与えられた学習をするのではなく、自分に必要な学習をすること。
〇自分のペースで自分のための学習をすること。
そんな、自分自身が学習とどう向き合うかを判断して行動・学習する場になれば、この四中アカデミーは、生徒の主体性の向上や学ぶ意欲のために大いに役立つのではないかと期待をしています。
紹介式の後、学年別の会場で早速学習をスタートしました。
初回であったり、本日は部活があったりしたため、参加は少ないかなとも思っていましたが、3年生は80名を超え、1,2年生も2、30人の参加がありました。
積極的に講師の先生に質問をする生徒も多く見られて、「課題を解決したい」「勉強ができるようになりたい」という生徒の意欲を強く感じました。
生徒たちには、自分の手で自分の力を伸ばしていって欲しいと思います。
やってみての運営上の課題については今後も改善を進めていきます。
※UCVや信濃毎日新聞の方も取材に来ていただきました。新聞は明日か明後日の掲載、UCVは明日のUCVレポートで放映の予定です。よかったらご覧いただきたいと思います。
10月 9日(金) [校長日記] 四中アカデミー打ち合わせ会
本日、四中アカデミーの打ち合わせ会を行いました。
この四中アカデミーは本年度新たに開設した試みです。
以前の校長日記にも夏休み中の様子を書きましたが、ノー部活デーである水曜日の放課後と、夏・春の長期休業中に、学校に学習の場を設け、生徒たちの自学自習をバックアップしていく場です。
特徴的なことは、講師は地域の方々が務めるということです。今回、地元大学生から、一般企業人、教員OBや地域の皆様が今回の四中アカデミーの講師に応募をしてくださいました。
ですから、今日の打ち合わせ会は20代から70代までの方々にご来校いただき、打ち合わせを行いました。
学校の学習の場に、教職員だけでなく地域の皆様が参加することは、とても有意義なことだと思います。昔はよく言われた「地域に育つ子供は地域全体で育てる」という風潮は、今の世の中ではなかなか見られなくなってきています。
生徒たちも、大人との接点はどんどん少なくなっているのが現状です。
そんな中、学習だけではなく、日常の会話の中で、様々な立場の大人との触れ合いは、生徒の価値観を揺さぶるのではないでしょうか。
今年は新型コロナウィルスの影響で、学校に外部の方々をお呼びすることは難しいかとも思いましたが、警戒レベルも下がり、また、講師全員の皆様に毎日の健康観察をしっかりと行っていただくということでスタートが切れそうです。
本年度1回目は、来週の14日になります。また、様子をお知らせしたいと思います。
※四中アカデミーの講師は随時募集しています。「生徒に勉強を教えることはちょっと、、、」とお考えになる方もいらっしゃると思います。その方は、生徒の様子を見守ったり、〇つけをしていただいたりする予定です。ぜひ、多くの方の参加をお願いします。
10月 8日(木) [校長日記] 後半戦がスタートしています!
10月に入っています。
今月に入り、毎日、外の会合に出席していたために、校長日記をなかなか更新できませんでした。
さて10月から3月末までの6ヶ月間は、年度の後半となります。今年度は、4,5月と臨時休校となりましたが、9月までの前半の学校生活の中で見えてきている成果と課題をもとに、生徒たちの力を実らせていく時です。
「主体性を育む教育」が本校の今年度の教育の柱です。生徒たちには様々な活動に、積極的に挑戦し、主人公としての活躍を期待しています。
今日の四中クリエイティブタイムでは、毎年、本校を訪れて姿勢の矯正やストレッチを指導してくださる理学療法士の堀内美貴也先生にご指導をいただきました。
今年は、新型コロナウィルスの関係で、今年度は初めての来校でしたが、けが防止の指導や体幹トレーニング・ストレッチ法などを、具体的にご指導いただけました。
「学力と体力の向上」が、長野県の長年の課題の一つです。今回の体幹トレーニングやストレッチから学んだことを、生活の中に生かしていって欲しいと思います。