2020年11月 2日(月) 11月に入りました。

 日に日に寒さが増してきています。

 11月初日の今日は「避難訓練」と「国語科の研究授業」がありました。

 

 避難訓練は、冬場に入る前の準備として、地震→火災を想定して行いました。また、今回は事前の連絡をせずに抜き打ち訓練として行いました。

 災害は、いつ起きるか分からず、その場その場での命を守るための判断が必要です。避難経路を通っていても、火の粉が飛んできたり、天井か崩れてきたりすることもあります。

 私たちは、いつ何時、どこでも対応できる判断力が求められています。

 

 消防署や地域の方の講評からは、いざという時のための心構えの判断についての助言をいただきました。

 私は、災害が起きたときは、当たり前の行動をして自分の命を何より先に考えつつ、地域では小さい子どもやお年寄りなどの手助けができる行動を期待すると話しました。

 

 ぜひご家庭でも、いざという時の行動や判断について話し合ってほしいと思います。

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 国語科の研究授業は島田俊哉教諭が、教職に就き5年目の研修ということで研究授業を行いました。

 前回(10月22日)の校長日記でお知らせした岩崎教諭の授業同様に、内容は古典で、題材は「扇の的~平家物語~」でした。

 島田先生は、教科書の高野本・延慶本の二つの写本の「扇の的」の一場面を比較しながら、どちらの写本を自分なら、相手に伝えていきたいかを考える授業を構成していました。

 私自身も、指導案をみさせていただいたときに、頭に?が浮かんでいましたが、それぞれの文に登場する人物の様子について考える場面では、生徒たちは登場人物の心情に迫り、友と意見交換をしていました。

  

 この二つの研究授業から、日頃なじみが薄く、なかなか理解がしづらい古文を、少しでも親しんでもらいたいという本校国語科の方向性と意気込みを強く感じました。

 そんな先生の思いが生徒に伝わっている授業でした。

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