12月27日(金) [校長日記] 2学期が終了しました!
本日、2学期の終業式を行いました。
この2学期は、登校日数86日と、とても長い学期でした。夏・秋・冬と三つの季節を過ごしたことになります。
校長日記でもお知らせをしている通り、この2学期は様々な取り組みがありました。生徒たちも大きく成長できた学期になりました。
大きな事故もなく、終業式を迎えることができました。地域や保護者の皆様のご支援のおかげです。ありがとうございました。
今日の終業式では、6名もの世界チャンピョンを育て上げたボクシングの伝説の名トレーナー「エディ・タウンゼント」さんの、「世界チャンピョンになれる、なれない、の差はどれくらいである?」「これくらいだよ、ほんの少し」の話を引用しながら、継続した努力の成果は、あとから急カーブを描いて現れる「成功曲線」を紹介しました。
本年度、私の講話では「四中プライド~響き合い 輝き合い~」をテーマに、一人一人の生徒が「何かの一流をめざしていこう」との話を一貫してしています。
「もうだめだ」とあきらめてしまう気持ちと「あと少し、ほんの少し続けよう」という気持ちをもつことで、成果が違ってきます。そんな継続した取組こそが一流の姿なのだと思います。
生徒たちには、新年を迎え、新たな目標を設定できるこの休みに、継続して頑張ろうという気持ちも新たにして欲しいと思っています。
校長日記も冬休みとなります。新年より再開します。
どうぞ良い年をお迎えください。
12月20日(金) [校長日記] 放射線の授業
一昨日、昨日と、3年生の各クラスの理科の授業で「放射線」の学習をしました。
講師は、NPO法人放射線教育フォーラムの宮川先生と、全国中学校理科教育研究支援センターの高畠先生・大橋先生が務めてくださいました。
まずは、放射線についての基礎知識の理解から始まりました。
福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質による被害や処理の仕方については、日本の大きな課題として依然あり、国民の関心も高いところです。
しかし、放射線は、科学技術の一つとして日常生活でも様々に利用をされています。
この放射線は、ごく少量ではありますが地球誕生以来ずっと私たちの身近にあり、理科の授業を受けている教室内にも放射線(ガンマ線)が測定されました。
授業では、実際に霧箱とドライアイスを使い、放射線を可視化できるようにし、生徒たちは実際に放射線を目の当たりにしました。
私も参観をさせてもらいましたが、知らないことばかりで、とても勉強になりました。
専門家の理論だった説明や資料、実際に実験を通して学ぶことは、すごい学習効果があるのだと思いました。
放射線というと、何か怖いもの、病気になってしまうかもしれない危険なものみたいなイメージを持ちがちですが、しっかりとした知識を持ち、世の中の役に立つように、うまく利用していくことが大事です。
これからの未来を生きていく子供たちにとっては、なおさら必要な学習であるように思います。
校長日記には、今まで何回も地域の皆様や外部講師の皆様による支援やご協力に感謝の言葉を書いてきました。
四中の教育活動に対し、本当に多くの皆様のお力をいただいていることに、今回も改めて感謝に気持ちでいっぱいです。
12月19日(木) [校長日記] 生徒総会が行われました。
本日、本年度の第2回の生徒総会が行われました。
今週、四中には、インフルエンザの流行の波が押し寄せています。今日も、全校で20名近くの生徒が罹患し、出席停止となっています。
そんな中、全校で集まる生徒総会を体育館で行うのはどうかとも考えましたが、体育館の暖房をしっかりとした上で、全員マスク着用、事前事後うがい手洗いをやり、内容も短時間にまとめることで、無事に実施ができました。
それも、この生徒総会は、現生徒会と新生徒会のまとめと引継ぎのとても大事な総会なのです。
そんな中行われた総会は、令和元年度の新時代の四中生徒会の土台を築いてくれた3年生中心の生徒会を、より進化発展させていくために、節目となるとても良い会となりました。
各委員会の活動内容を振り返ると、本当に様々な活動に挑戦してきたと思います。自分たちで考えた企画を自分たちで運営し、より良い生徒会を築いてきた取組に改めて感心させられました。
新生徒会には、失敗を恐れずに挑戦する気持ちを大事に生徒会活動に取組んでいって欲しいと思います。
私からは、全員が参加する生徒会を期待したいと話しました。何事も、全員が参加することが本物の四中生徒会です。大勢の陰に隠れて見えないような参加の姿があるようでは、本物の活動になりません。
全員が参加して四中プライドを、輝かせ、響き合わせる新四中生徒会の姿を期待しています!!
12月16日(月) [校長日記] 3年生 性教育講演会
本日の5・6時間目に3年生対象の「性教育講演会」を行いました。
講師は、誕生学アドバイザーの「桐島真希子先生」でした。先生は、上田市にお住まいで、通常は幼稚園に勤務されているそうです。
私は、「誕生学」という言葉をあまり耳にしたことがなかったために、ネットで調べてみました。
「誕生学」
誕生学スクールプログラムは、「生まれてきたことが嬉しくなると、未来が楽しくな る」をコンセプトに、『誕生』を通して、子供に「自分自身の産まれてくる力」を伝え、 生まれる力を再認識することで自尊感情を育むことを目的とした次世代育成のためのライ フスキル教育プログラムです。
生徒たちは、自分が生まれてきたことのすごさや素晴らしさを再確認する中で、自分を大事にし、生きていくことを真剣に考えていまいました。
また、途中、男女交際の在り方、デートDV、LGBT等についての話も盛り込まれ、生徒自身がこれから生きていく社会の中で、様々な相手を尊重しながら生きていくことの大切さも学んでいました。
今回の講演会も、地域の方のご協力を得てできました。地域の方が、その地域に育つ子供たちを導いていくことは、子どもの教育のために何よりのことです。
改めて、地域の皆様に教育を支えていただいていることについて感謝です。
12月12日(木) [校長日記] 校内は、美術館。
四中の廊下に、美術や書道等の素晴らしい作品が展示されています。
「城西地区児童生徒作品展」が巡回されて展示されているのです。
自画像やデザイン等の絵画、力強い筆運びの書写と、個性豊かな力作がいっぱいです。
城西地区の中学校は、四中のほかには、第六中と青木中です。同じ地区に学ぶ中学生の作品から、四中生も刺激をいただける良い機会です。
それぞれの作品からは、その作品に打ち込む中学生の姿が浮かんで見えます。思わず、立ち止まって、「うーん、素晴らしい!」と見入ってしまいます。
この作品展は、来週の火曜日まで行っています。
ぜひこの機会にご来校いただき、生徒たちの力作をご覧ください。お待ちしています。
12月 9日(月) [校長日記] 懇談会中です!
先週は、体調を崩してしまいました。校長日記も更新できませんでした。
近隣の学校では、インフルエンザが流行し始めていたので、「まさか、インフル?」と心配しましたが、扁桃腺がらみのカゼでした。
最近は、めっきり寒くなり、今日の朝は-5℃でした。寒くなるときに寒くならないと、自然や環境もおかしくなってしまいますが、体調には十分気をつけていきたいと思います。
さて、先週の5日より「保護者懇談会」が行われています。今までの学校生活の様子や学習の定着状況、そして、家庭での様子を話し合う貴重な機会です。
人には、一度立ち止まって、今までの取組の中での成果と課題を、じっくりと振り返りながら、次へどうステップを踏むかを決めていくことが大事です。
一歩でも進歩したことを自信としながら、これから何に挑戦していくか。
やったけど、うまくできなかったことに対して、今後どう向き合っていくのか。
そんな、前進するための希望ややる気・元気がもてる機会になることを願っています。