9月29日(火) [学校行事] 順延された体育祭が行われました。
順延された体育祭が行われました。体育祭の種目については、三密を避けての実施を検討してきた結果、クラス対抗のリレーのみになりました。はじめの整列や準備運動は全校で一斉に行いましたが、競技は学年を半分に分けて実施しました。どの学年、どのクラスも「クラスのプライド」をかけ最後まで精一杯走りバトンをつないでいました。順位が入れ替わる瞬間やゴールテープを切る瞬間がとても盛り上がっていました。
9月26日(土) [校長日記] セルリアン祭 二日目
セルリアン祭の二日目が無事終了し、第51回セルリアン祭の幕を閉じました。
二日目の今日は、合唱コンクール、閉祭式(各種活動の表彰とセルリアン祭のまとめ)を行いました。
本年度の文化祭は、新型コロナウィルスの感染拡大により、様々な活動に制限が加えられてきました。そんな中、生徒たちは、今自分たちにできることに精一杯取り組んできました。
昨日の開祭式で披露された「全校製作」や美術部の皆さんが作成してくれた「ステージバック」は例年より2ヶ月以上も日程が短縮された中で製作されました。
また、各コンクールが中止となり、現チームで演奏することが最初であり最後の舞台となった吹奏楽部の演奏も、2ヶ月以上のブランクがありました。
クラスでの合唱については、6月の学校再開以降も歌うことを制限されたり、歌えても少人数のパート練習のみであり、全体で合わせることが難しかったりした時期もありました。
クラス合唱は、全員が参加して創りあげることができ、仲間意識の醸成や所属感を高めるための活動で、学級づくりには欠かせないものです。
新型コロナウィルスの感染を予防しながら、音楽科の宮下先生や各学年の先生方、そして生徒たちの工夫により、学校全体に歌声が響き始めたのは7月の後半でした。当初はマスクをしながらの合唱でしたが、今はマウスシールドを付けることで、生徒たちの表情も見れるようになりました。
そんな経緯を経ての今日「合唱コンクール」開催でした。
例年の半分の練習量で、出来栄えよりも活動できることが第一と考えてきましたが、どのクラスもブランクを感じさせない素晴らしい合唱を響かせてくれました。指揮者に心を揃えて真剣に歌いこむ姿に鳥肌が立つ場面がたくさんありました。
審査員は、長年、音楽の教員として小中学校の合唱指導の携わり、ご本人も合唱団で活躍をされている、合唱指導の第一人者である「柳澤順子先生」に昨年同様にお願いしました。
栁澤先生からも、心のこもった合唱であったこと、困難の中皆で創りあげてきた過程が合唱を通して、心に響いたことを褒めていただきました。
この二日間の生徒たちの姿から、改めて教えられたことがあります。
ステージバックのすばらしさ、クラス合唱のすばらしさ、諸活動の生徒の輝く姿、それは制限され、時間が短縮されても質が落ちないどころか、それ以上のものでした。
そのことから、どんな状況であれ、どんな制限があっても、生徒たちは乗り越えていく力があり、困難に負けない、新型コロナウィルスにも決して屈しないという可能性があるのだと教えられました。
今ある力を笑顔いっぱいに精一杯発揮する生徒の姿は、私の想像を超える者でした。その姿に感動し、胸が熱くなりました。
「雲外蒼天」
ひまわりのように輝く生徒の笑顔は、これからも四中プライドとして、セルリアンブルーのあおぞらをいっぱいに広げていってくれると思います。
保護者の皆様、地域の皆様には、無観客ということで、参加をしていただくことが叶いませんでした。ユーチューブやUCVでの発信、ホームページ等でできる限り発信をしていきたいと思います。
このセルリアン祭に向けて、各ご家庭におかれましても多大なバックアップをいただきました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
9月25日(金) [校長日記] セルリアン祭 一日目
本日、第51回セルリアン祭を開祭しました。
本日を迎えるまで、新型コロナウィルスの影響を考え、開催内容や日程について、長い時間をかけて検討してきました。
一時期は、中止も考えたこともありました。
上田市は、9月に入りクラスターの発生などがあり、警戒レベルが4に引きあがられるという事態となりました。その中で、なんとかセルリアン祭を開催することを考えた場合、レベル4では全校が集まっての活動は断念せざるを得ないと考え、各教室にてオンラインで行う予定を立てました。
しかし、喜ばしいことに9月16日に長野県全体のレベルが1に引き下がりました。四中では、9月16日から1週間の様子を見て、今週の23日まで上田圏域に感染が拡大されていなければ、全校が集まって行う本来の姿に戻そうと決定させていただきました。
そんな紆余曲折を繰り返しながら、無事に本日のセルリアン祭の開祭を迎えられました。
保護者の皆様には、参観のご希望も多かったわけですが、生徒を一堂に会することを優先させていただき、原則無観客とさせていただきました。
しかし、文化部の最後の発表の場でもあるため、ステージバックの披露時に美術部の保護者の皆様、各コンクールが中止となり現チームで演奏する最初の最後の場である吹奏楽部の発表時に、吹奏楽部の保護者の皆様には、万全の感染予防をお願いの上、参観をしていただきました。
また、吹奏楽発表と明日行われる合唱コンクールの様子は、ユーチューブにて四中保護者に限ってライブ配信をします。現場と同じとまではいかないでしょうが、生徒の活躍の姿の一端は発信できるかと思いますので、ぜひご覧いただけるとありがたいです。
一日目の今日は、オープニングセレモニー、全校製作とステージバックの発表、生徒会企画、学級旗フェスティバル、保健体育科のダンスの発表、有志の発表、吹奏楽部のコンサート、教科の作品の展示見学を行いました。あいにくの雨模様のため、学年ごとの開催の体育祭は29日に延期をさせていただきました。
明日の校長日記に、セルリアン祭二日目の様子と共に、生徒の取組の姿を詳しく紹介しようと思いますが、今日の生徒たちの姿は、どの場面でも素晴らしかったです。感動の連続でした。
※セルリアン祭の様子を少しでもご家庭や地域の皆様にもお届けしたいと考え、UCVにお願いして録画放映をしてもらう予定でいます。合唱コンクールの放送予定は未定ですが、一日目の様子については、本日の17:00,18:00,18:30,19:00,22:00、明日の5:30,6:00,9:00にダイジェスト版として四中の様子も放送されます。
9月18日(金) [校長日記] 教育実習が終了しました!
2週間の期間を終えて、本日、教育実習が終了しました。
5名の実習生は、専門教科の授業研究と、それぞれ配属学級での学級活動に取組みました。
本日までに、それぞれの教科にて研究授業も行い、実習の成果を精一杯発揮してくれました。
四中職員も、実習生の真摯な姿から大いに刺激をいただくと共に、日頃の自分たちの姿や授業のあり方を振り返る機会となりました。
生徒たちは、歳が近いこともあって、すぐに親しくなり、学校中の様々な場所で笑顔で接している姿が見られました。
コロナ禍の中での実習では、感染予防のために制限もあったわけですが、実習生と四中のお互いを高め合えるよい機会となりました。本当に実習ができてよかったです。
残りの大学生活の中で専門性を高めて、堂々と自分らしさを大切にした教員になっていって欲しいと願っています。
※校長日記でもお知らせしている本年度の生徒会の取組「ひまわりプロジェクト」の取材をUCVから受けました。放映日は、9月19日の17:00.18:00.19:00.22:00からと、20日の5:30.6:00.9:00.12:00のニュースの中で流れるそうです。よろしかったらご覧ください。
9月 8日(火) [校長日記] 教育実習が始まりました。
昨日より本年度の教育実習が始まっています(9月7日~9月18日)。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、通常3週間の実習期間が2週間に短縮されて行われます。
今年は5名の実習生が実習を行っています。うち4名は四中出身者です。また、1名は地元の大学生であり、昨年度から本校で学習ボランティアをしてくれている学生です。
県外の大学に通う学生もいるわけですが、この5名は、2週間以上前より上田に戻り、毎日の健康観察をしたうえで実習を行っています。
報道もされている通り、新型コロナウィルスの感染拡大のため教育実習が中止になっている大学もあります。しかし、教職を志す者は、教育実習を通して、大学の講義や机上では学べない多くのことを感じ取り学び取ります。教育実習はとても大きな意味をもちます。
例年と違う条件や環境の中で、制限されることも多いわけですが、何とか教育実習ができてとてもうれしく思います。
実習生には、限られた日々ですが、生徒との様々な活動にダイナミックに挑戦していって欲しいと思います。
生徒たちも、歳の近い実習生との会話や授業、諸活動の中で、いつもとは違うことに触れたり、学んだりするよい機会として欲しいと思います。そして、私たち教職員も初心に戻り、刺激をもらう機会にしたいと思います。
9月 1日(火) [校長日記] 避難訓練を行いました。
本日、防災の日に合わせて、避難訓練を行いました。
今、上田市は新型コロナウィルスの感染が拡大しています。本校でも、全校集会や多くの生徒が集まる機会は、自粛していく方向です。
しかし、避難訓練だけは、ぜひ行いたいと考えてきました。
上田市では、連日、豪雨による大雨警報や土砂災害警報が発令されています。また、昨年は台風被害にも見舞われました。新型コロナウィルスの感染にしても、今の世の中は「何が起こるか分からない」状況が続いています。
そんな世の中を生きていく以上、避難訓練は有事に備えるためにも不可欠だと考えています。
今回の避難訓練は、密を避けるために、学年別に時間を分けての避難訓練としました。避難経路の確認と共に、その場の状況をどう判断して行動するかを考える訓練でした。
中学生は、地域に戻った時には、多くの大人たちに助けてもらう立場ではなく、人々の手助けをする立場も求められると思います。また、予想ができない事態に対してどう行動できるかを常に考えておく必要があります。そんな話を講評として、私から各学年に話させてもらいました。
学校内だけではなく地域社会でも、尊い命を守るために、主体的に行動できる生徒の姿を期待しています。