2017年4月 6日(木) 1学期始業式のことば

 1 学 期 始 業 式 

 本日は、平成29年度、本校の1日目であります。

 185名の新入生が、第四中学校の生徒として入学してきました。そして、188名の皆さんが2年生に、209名の皆さんが3年生に、それぞれ進級しました。おめでとうございます。あわせて587名の生徒の皆さんと、51名の教職員で、平成29年度の第四中学校がスタートしました。船に例えると「第四中学校丸」です。それぞれの皆さんが「第四中学校丸」の船の漕ぎ手になって、ゴールを目指して、真剣に、誠実に、粘り強く努力し、協力し合って、勉強に、生徒会活動に、部活動に、努力して欲しいと、願っています。

 1年生は、1年生としてのつぼみをしっかりともち、

 2年生は、2年生としての花をしっかりと咲かせることができるように、

 3年生は、3年生として、最上級生として、本校での実をつけて欲しいと思っています。

 今日、平成29年4月6日は、生涯に一度しかありません。年度初めの今日の初心を忘れないように、しっかりと胸に留め、あるいは、ノートに書き留め、努力目標にして欲しいと思います。

 「志をもて」「夢をもて」と先人は言いました。「少年よ大志を抱け」自分の志をもってください。今日、新たに自分の心に問いかけてみて欲しいと思います。自分の目標を定め、その目標に向かって、3月のゴールを目指して絶えず努力していきましょう。みんなで、お互いの夢や希望が語れる学校をつくりましょう。

 そのために、本校の生徒として、私の願いを言います。

 一つ、勉強せよ

    しっかり勉強しましょう。皆さん自身の人生は、皆さん自身が切りひらいていくものです。中学生はまず、苦しさに耐え、しっかりと勉強する時です。できるできないということよりも、力をつけようと頑張っている自分であることが大切です。頑張った自分を一番よく知っているのが、他でもない自分自身です。頑張った自分を知ることが、自信をもつことにつながるのです。

二つ、心を磨け

   しっかり心を磨きましょう。人間として、人、友だちとして優しい心、思いやりの心、そして自分を本当に愛して、自分を大事にし、自分を磨く、そういう美しい心、又、他の人に、あるいは、他のものに思いやりをもち、お世話になっている人に感謝する心をもって欲しいと思います。学校は、心を磨く場所でもあります。みんなが心を磨けば、きっと安心できる友や居場所がたくさん見つかるはずです。安心なくして夢や希望は語れません。

三つ、体を鍛えよ

   体をしっかり鍛えよう。中学校時代は、体を鍛える大事な時期です。将来を生き抜く力は、体の健康から生み出されます。体を鍛えるために苦しさに耐えることが、心の強さをつくることにもつながります。体の健康は、心の健康とも密接に結びついています。

 

 以上三つのことを、お願いします。

 

 本校の学校教育目標は、「自己を見つめ、友と協力して、明るく逞しく生き抜く生徒」です。そして、本校の主人公は、587名の皆さんです。51名の先生方とともに、学校教育目標が達成できるような、すばらしい学校にしていきましょう。すばらしい学校の中から、すばらしい生徒が育ちます。お互いに努力して、どこにでも誇れる、立派な学校をつくり、その中で一人一人が育って欲しいと思います。

皆さん一人一人が志をもち、目標に向かって努力することを期待して、始業式のことばとします。