2022年7月 6日(水) 日本の文化。着物!
昨日の四中アカデミー内で、「仕事を学ぼう」講座⑥として、「着物を知ろう」を開催しました。
講師は、本校生徒の保護者でもある、北村まり子様でした。
北村さんは、着物を縫う和裁の仕事をしておられます。
ずっと好きであった着物を職業に選ぶために専門学校で学び、それ以降もずーっと着物に携わる仕事をしてこられています。
子育てがあって、少しブランクがあっても、再び着物について学び直し、今までに何百着もの着物を縫われている方で、後進への指導もされています。
今回の講座にもご自身が縫われた何着もの着物や帯を生徒たちに紹介をしていただきました。
日本の伝統文化である着物の魅力や、人々の暮らしとのかかわりについて話をされる中で、現在は着物を着る機会も減り、日本の文化が廃れていってしまうのではないかという危機感をもたれているようでした。
そして、これからグローバルな世界で活躍していく生徒たちに向けて、日本の文化を大事にとらえ、その良さを知ったうえで活躍をしてほしいとのメッセージをいただきました。
「不易流行」と言われます。
今回は、「不易」なるものとして、忘れてはいけない、後世にも伝えていかなければならないことに触れることができた講座となりました。
未来を生きる生徒たちにとっては、その不易なるものを、その時代に合わせて進化発展させていくことが求められていると思います。