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2023年5月 1日(月) 教育方針について説明させていただきました

4月28日(金)に、本年度第1回参観日、PTA総会、学年、学級PTAが行われました。

PTA役員の皆様、ご来校いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

PTA総会の前に少しだけ時間をいただいて、本校の教育方針について簡単に説明をさせていただきました。

具体的には、「主体性を育む教育の確立」に関わって、本校で取り組んでいる「単元テスト」「四中アカデミー」「四中クリエイティブタイム」「学年担任制」についての説明です。

本年度も保護者の皆様のお力添えをいただきながら、教育活動を進めていきたいと思います。ご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

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2023年4月25日(火) 4月も最終週になりました。

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4月も最終週となりました。本校のプールの脇にあるハナミズキの花がきれいに咲いています。白とピンクのコントラストがとても素敵です。校内の様々な植物等が、私たちの心を癒してくれています。日々忘れがちですが、大自然に感謝する気持ちをいつも持っていたいものです。

今週27日には、1年生も含めた部活動が発足します。部活動でも生徒が主体的に取り組み、一人一人が主人公として活躍する姿を期待しています。

2023年4月19日(水) 四中プライド 主人公として生きる

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 四中正門から見た校舎の窓には、「四中プライド 主人公として生きる」という言葉が掲げられています。第四中学校では、生徒一人一人が、主体的に、夢や目標をもって、その実現に向けて仲間と力を合わせながら努力していく力を育んでいくことを重点としています。

 本年度も生徒一人一人の主体的な姿が見られるよう、学校、家庭、地域等が力を合わせていきたいと思います。

 今後とも本校の教育に対するご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

2023年4月12日(水) よろしくお願いします

 本年度より第四中学校校長として着任させていただきました、大塚明彦と申します。

 第四中学校は、私の母校です。「セルリアン千曲は流れ」の校歌も覚えていて、今でも歌えます。

 先日、生徒会入会式がありました。その際に生徒会歌を歌う場面がありました。校歌は覚えている自信があったのですが、生徒会歌は歌えるか自信がありませんでした。が、伴奏が始まるとちゃんと歌えました。自分でもびっくりするとともに、懐かしさと嬉しさがこみ上げてきました。

 そんな第四中学校で、素敵な生徒の皆さんと共に学ぶことができることに、心から感謝しています。

 微力ではありますが、第四中学校の生徒一人一人が主人公として活躍できる学校を、生徒の皆さん、先生方、保護者の皆さん、地域の皆さん等と力を合わせて創り上げていきたいと思います。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

2023年3月31日(金) 最終回!お世話になりました。

 令和4年度の最終日を迎えました。

 

 一昨日には、新2・3年生が登校をし、新年度の準備をしました。

 

 生徒たちや先生方の意識や姿に、新年度に向かう力強さを感じ、頼もしく思います。

 

 上田の桜もいよいよ満開を迎えようとしています。万物の生命の芽吹きと躍動を感じる季節です。

 

 明日からは新たなスタートです。生徒たちも、四中も夢に向かって歩んでいって欲しいと思います。

 

 さて、私ごとになりますが、本年度末をもちまして定年退職となりました。

 四中には4年間お世話になりました。

 何事にも一生懸命に取り組む生徒たち、学校をより良い方向に向かって創造と挑戦をし続けた先生方、常に協力的に暖かく教育活動を見守ってくださった地域の皆様のおかげで、素晴らしい4年間となりました。

 

 「四中プライド~主人公として生きる~ 主体性を育む教育」を教育の柱に、未来を生きる子どもたちのために「学校教育にできることは何か」を常に念頭に置いてきました。

 主体性を育むために、単元テストと再チャレンジテストの実施、四中アカデミーの開設、四中クリエイティブタイムの企画運営、学年全員担任制の導入を軸に教育活動を展開してきました。

 また、生徒たちが、四中での学校生活をより快適にできるように、「四中ポロシャツの制服化」「水曜日の午後を生徒が企画する時間とする」「3月の修学旅行の実施」等、生徒たちが学校生活の主人公として活躍できるように願ってきました。

 主体的にひと・もの・ことと関わりながら「0から1を生み出す力」は、未来を生きていく子どもたちのために不可欠な力です。

 これからも「創造」と「挑戦」をしながら、人生の主人公として活躍をしていくことを願っています。

 

 4年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 これからも、四中教育へのご支援とご協力をお願いします。

 

 

2023年3月22日(水) 春休みの四中アカデミー

 学校は春休みに入っています。

 

 日本の各地からは桜開花の便りが届き、陽ざしの強さからも春らしさを感じます。

 

 さて、今日から3日間、「春休みの四中アカデミー」を開設しています。

 午前中に希望者が集まり、一人となって、友と共に、地域の皆さんや大学生の講師の先生と共に、自分の課題に向き合っています。

 

 長期休業中の四中アカデミーには、夏休みは夏休み中の学習のまとめと2学期への準備、春休みには年度の学習のまとめという意味があります。

 「自分の学習は、自分で調整していく」のが、四中の求めている学びに向かう主体的な姿です。

 明日、明後日と多くの生徒が参加できるといいなあと思います。

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2023年3月15日(水) 卒業式を挙行しました。

 本日、卒業証書授与式を挙行しました。

 第四中では第64回の卒業証書授与式です。

 

 176名の生徒が、中学校の教育課程を無事修了し、卒業証書を手にしました。

 

 3年前に入学したときには、新型コロナウィルスの影響で2カ月間の休校からスタートした生徒たちです。

 その後の学校生活の中にも、多くの制限がかけられました。

 

 今日の卒業生の言葉の中に、「制限のある学校生活への悔しさがありました。しかし、その中で自分たちは仲間と共にできることを見つけ精一杯中学校生活を楽しんできました」とありました。

 まさしく、困難に立ち向かいながら、自分たちの手で挑戦を繰り返し、創造的な中学校生活を築いてきた生徒の姿だと思います。

 

 本日の卒業式は、4年ぶりに全校参加での式となりました。

 それぞれの者が、年度のまとめ、中学校生活・義務教育のまとめをし、4月からの希望を抱くことができた素晴らしい式となりました。

 

 四中教育を支えてくださったすべての皆様に感謝します。

 素晴らしい晴天にも恵まれました。

 ありがとうございました。

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2023年3月14日(火) 3学期の終業式を行いました。

 3月に入っています。

 

 校長日記も、校長月記となり、3月初です。

 

 この3月は、3年生の高校受検がありました。義務教育の最後としての大きな節目です。

 自分の進路に真剣に向き合う3年生が、自分の目標や夢に向かって挑戦をしています。

 

 また、ホームページでお知らせをしているように、2年生の修学旅行を行いました。

 今まで四中では修学旅行を3年生の4月に計画をしていました。

 4月の京都・奈良には、長野県内の多くの中学校と共に、全国の中高校が修学旅行に訪れ、ものすごく混雑をします。

 その混雑により、見学地で多くの待ち時間を要したり、見学もままならなかったりしていました。

 

 そこで、四中では2年生の3月の実施を4年前から計画をしていました。実は2年生の3月実施と3年生の4月実施では、登校日数が10日弱しか違いません。

 さらに、この3月実施にすることにより、混雑が避けられすごく落ち着いた旅行ができます。また、宿舎選びについても多くの選択肢が生まれます。

 コロナ禍にあり延び延びになっていましたが、この3月にやっと3月実施の修学旅行ができました。

 当日の様子は、ホームページに掲載の通り、3日間雲一つない晴天に恵まれ、心配された体調不良者も出ず、素晴らしい修学旅行となりました。見学地もすごくすいていて、じっくりと見学もできました。

 桜は見られませんでしたが、梅が満開でした。

 

 さて、3月もあっという間に月日を重ね、今日は終業式を行いました。

 1・2年生の生徒の学期の反省と次年度への決意の発表と共に、3年生は3年間の中学校生活のまとめと高校生活への希望を発表してくれました。

 会場にいる他の生徒たちも、年度の節目としてまとめと共に4月からの新たなスタートへの希望を抱いて欲しいと思います。

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 私は、年度のまとめとして「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー:著)の第一の習慣である「主体性がある」について話をしました。

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 校長日記でも何度もお伝えをしてきましたが、本校の教育の柱は「生徒の主体性の育成」です。

 自分の人生を、主人公として、より良い生き方を求めていくためにも、「主体的である」という習慣を身につけていって欲しいと思います。

 

 いよいよ、明日は卒業証書授与式です。学校最大の行事です。

 4年ぶりに全校参加しての式となります。

 3年生の門出にふさわしい式になるようにしていきたいと思います。

 

2023年2月22日(水) クリエイティブタイムのまとめ

 今日は、四中クリエイティブタイムの発表会がありました。

 

 生徒たちは、1年間、自分たちで活動を企画運営しながら、それぞれの活動(本当に好き勝手な活動)に取組んできました。

 発表は、放送や掲示物でも行われてきましたが、今日はステージで三つの活動の発表がありました。

 

 「決められたこと」「やれと言われたこと」「しなければならないこと」は、生徒たちの学校生活の中にはたくさんあります。

 しかし、「自由に」「好き勝手に」「何でもOK」な活動をする機会は学校生活の中にはほとんどありません。

 

 このクリエイティブタイムは、危険でなかったり、人に迷惑をかけたりしなければ、生徒の自由な発想を大事にしたいと考えています。

 0から1を生み出していく力には、創造力や挑戦する心が必要です。そして、この力こそ、生徒たちの人生を豊かにし、世の中をも豊かにしていく力だと思います。

 生徒たちの生き生きとした発表の姿や発表を聞く姿は、まさしく主体的に活動に取組む姿でした。

 

 この0から1を生み出した経験を大事に、これからもワクワクしながら、「こんなことしたい」「もっとこうしたい」「つぎはこれに挑戦したい」という創造力や挑戦心を大事に、0から1、1から2につなげていって欲しいと思います。

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2023年1月27日(金) 今日は参観日でした!

 新年を迎え、3学期が始まって3週間が経ちました。

 久しぶりの校長日記の更新となり、以前より記しているように「校長月記」となってしまっています。

 その間も、四中のホームページには、生徒たちの活躍する姿や学校生活の様子が更新されており、地域の皆様への情報発信ができていて、手前味噌ながら本校のホームページ係に感謝です。

 3学期に入り、3年生はいよいよ自分の進路実現に向けて本格的な挑戦が始まり、推薦入試や公立前期選抜等を皮切りに、少しずつ進学先等が決定してきています。

 私に合格のあいさつに訪れてくれる生徒たちには「合格をすることが目的ではなく、その高校で自分の力を大いに輝かせて活躍することが目的だよ」と話をしています。

 これからも続く3年生の進路選択への挑戦を、「自分の力」で乗り越えていけるように、四中がチームとなってバックアップをしていきたいと思います。

 さて、本日は参観日でした。

 制限をかけずに通常の参観日を実施したのは今年初、そして3年ぶりのこととなるのではないかと思います。コロナ禍を乗り越えるために、感染防止対策をしっかりしての実施です。

 その間、保護者の皆様には、生徒たちの学校生活の様子を、なかなか直に見ていただくことができませんでした。

 今日は、生徒たちもやや緊張気味に授業に参加する姿も見られました。また、教員たちも日頃の様子を少しでも多く伝えることができるように緊張感をもって臨んでいました。

 3学期は、年度のまとめの学期であると共に、令和5年度の準備の学期でもあります。

 一つ一つの活動をしっかりまとめながら、日常の当たり前のことを大事に、次につなげていきたいと思います。

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2022年12月27日(火) 2学期が修了しました!

 本日、2学期の終業式を行いました。

 

 2学期は、夏・秋・冬の3つの季節を横断する87日間の登校日数でした。

 2学期もコロナ禍のために感染対策を全校で徹底してきました。

 

 教育活動にも様々な制限がありましたが、セルリアン祭・新人戦・クリエイティブタイム等は、全校が一堂に会して行うことができました。

 少しずつ、学校生活の当たり前が戻ってきていることが実感できる学期でした。

 

 しかし、感染者も何人か出ており、学級閉鎖になったクラスもありました。これからも油断することなく、生徒の安心・安全を第一優先に考えていきたいと思っています。

 

 さて、本日の終業式では、2学期のまとめとして、本校の教育の柱である「主体性を育む教育」について、再度の確認と共に、生徒に自身の姿を振り返ることについて話をしました。

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 「あと10~20年で、 49%の職業が機械に 代替される可能性がある」

  野村総合研究所・オックスフォード大学 マイケル A. オズボーン准教授の計算(2015)

 「2011年にアメリカの小学校に 入学した子どもたちの65%は、 今は存在していない職業に 就くだろうと予測される」

 ニューヨーク市立大学大学院センター教授 キャシー・デビットソン

 と言われています。

 

 予測が困難なこれからの時代を生き抜いていく生徒たちには、「その場・その時・その状況」よって判断して行動する力が求められています。

 

 学校教育でも、「言われたことをしっかりとできるようになる」「みんなと同じことができる」人材が求められた時代の教育から、

 知識や技能を習得するだけではなく、 それをもとに「自分で考え、表現し、判断し、 実際の社会で役立てる」ことができる生徒の育成を目指していかなければなりません。

 

 その根本にあるのが「主体性」を高めていくことなのだと思います。

 

 明日から、年末年始休業・冬休みになります。今年を振り返り、新年の新たな決意を抱くと共に、多くのことを吸収できる休みになることを期待しています。

 

 今年一年、大変お世話になりました。どうぞ良い年をお迎えください。

 

2022年12月12日(月) 人権教育講演会 「ネット ここが心配!」

 久しぶりの校長日記の更新となってしまいました。

 

 12月も中旬となっています。(最近は日記でなく、校長月記です、、。しかし、係の先生が学校生活の様子を頻繁に発信していてくれていますので、四中生の輝く姿は伝わっていると思います)

 

 本校では、先週まで個別懇談会が行われました。

 

 今までの成果と課題をしっかりとご家庭と共有し、良い点をさらに伸ばし、課題については一歩一歩解決していって欲しいと思います。

 

 今日は、PTA主催の人権教育講演会を、講師にセーフティーネット総合研究所代表理事の南澤信之様をお迎えして行いました。

 

 本来であれば、先月の参観日に予定をされていたl講演会ですが、その時期には本校で学級閉鎖のクラスが何クラスかあり中止となっていました。

 

 しかし、年末年始、クリスマス、冬休みを迎えるこの時期に、ぜひ実施したいという思いから本日実施ができました。

 

 SNSの問題は、中学生の生活の中だけでなく大きな社会問題として存在しています。

 

 先進技術の発達により、とても便利になった反面、その使い方を誤れば、人の心や生活を傷つけます。これからの世の中は、多方面でますます多くの技術が発達してくることでしょう。

 

 私たちには、その使い方をしっかりと考えていくことが求められると共に、技術を使用するうえでの大きな責任があります。

 

 「このくらい大丈夫だろう」「匿名にしてバレなければいいだろう」などの、個人の勝手な思い込みは通用しません。

 

 南澤先生からは、SNSを使う上での自己防衛のための「設定」や、利用者としての意識の問題、安易な行為(カメラを差し向ける、本人が特定される情報、映り込みの映像、、等)は、重大な犯罪に結びつくことがあり、そのことによる加害者や被害者の実際について具体例をお話しいただきました。

 

 生徒たちは、利用する当事者としての責任について、自分自身の姿を振り返ることができたのではないかと思います。

 

 この問題は、各ご家庭でも常々話題にしてほしいことです。

 

 今回の講演は保護者の方たちにも見ていただけるようにしていきますので、ぜひ視聴の上、ご家庭での確認をお願いします。

 

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2022年11月 1日(火) 避難訓練を行いました。

 11月に入りました。

 各地からは初冠雪のニュースも入ったり、菅平では全国の最低気温が報じられたりと、季節は秋から冬に向かっています。

 

 学校生活では、新人戦が種目別に毎週のように行われています。また、生徒会の会長・副会長の学年内選挙も終わり、いよいよ全校での候補者選びのときを迎えようとしています。1・2年生が学校の中心として活躍をし始めています。

 

 また、先週末には、県より「高等学校入学志願者第1回予定数調査結果」が報じられましたが、3年生は進路実現に向けて頑張っています。

 

 今日は、地震から火災の発生を想定しての避難訓練を行いました。この3年間、コロナ禍であったり、雨天のために学年ごとに体育館へ避難したりしていたために、全校そろって校庭へ避難する訓練は、3年ぶりのこととなりました。

 途中小雨にあいましたが、全生徒が、校庭へどう避難し、どういう行動をするのかを確認する貴重な機会となりました。

 

 消防署の方のご指導の下、火災時の行動についてや、消火器を使った消火訓練も行いました。

 私からは、有事の際の判断と、災害を最小限で防ぐための日常的な予測について話をしました。

 

 寒さと共に火を使う時期にもなります。

 各ご家庭でも、災害時の避難場所や行動について確認をしていただきたいと思います。

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2022年10月26日(水) 四中クリエイティブタイム

 本日の午後は、四中クリエイティブタイムでした。

 ロングタイムということで2時間強の時間を使って、生徒たちは自分たちの考えた企画に取組みました。

 

 以前よりお知らせをしている通り、この四中クリエイティブタイムは、生徒自身が活動内容を企画し、運営をしていく時間です。

 教師はサポート役となり、あくまでも生徒の発想を大事にしています。

 

 まさしく生徒たちが考えた内容は、多種多様であり、従来の学校教育の中では取組んでいなかった内容も多々あります。

 

 「ふるさと紹介(カフェや温泉めぐり)」「地域の散策(名所・野鳥観察)」「学校の整美(手すりや屋根のペンキ塗り、美術室の棚のペンキ塗り)、校庭の整備のためのトンボづくり」「プログラミングや動画作成」「イラスト,音楽,読書,調理,映画,池の水抜き等の趣味の実践」等の学年の枠を超えたグループが、それこそ生き生きと笑顔いっぱいに活動に取組んでいました。

 「アルミ缶やアルミ箔をたたいて凝縮してアルミボールを作る」なんてグループもありました。

 

 これからの農業を考える「農業改革」の2年生と3年生の二人組は、校長室に訪れ、自分たちが創り上げたプレゼンの発表をしてくれました。

 多くの人にこれからの農業について考えてもらいたいらしく、発信の場を求めています。

 (どこかの集会で呼んでいただければ、喜んで参加をしたいそうです。ご紹介をいただけると嬉しいです)

 

 教師の発想を超える活動を見ていると、ワクワクしてきます!

 

 四中では「生徒の主体性を育む教育」を学校の柱に据えています。

 

 言われたことをやる活動ではなく、その場その時に判断して、行動できる力を育てていきたいと考えています。

 

 

 1のものを2・3へ発展していく力も大事ですが、0から1を生み出していく力が、激動の激しいこれからの世の中に、最も大切になってくると思います。

 

 四中クリエイティブタイムを通して、「創造」し「挑戦」を繰り返していくことで、これからの世の中を生き抜いていく主体性を育んでいきたいと思います。

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2022年10月20日(木) 引継のとき

 久しぶりの校長日記の更新です。

 10月に入り、年度の後半を迎えています。

 

 中体連の新人戦も、各種目ごと毎週末に行われ、11月まで熱戦が繰り広がられます。

 1・2年生の新人チームが、夏の本番に向けて今ある力を発揮しようとしています。

 

 校内では、新生徒会の発足に向けて、新生徒会長・副会長の候補者が教室訪問をし、自分たちが創り上げていきたい生徒会の姿について熱く語る姿が見られます。

 

 明日は、3年生の総合テストの3回目です。

 

 このように、3年生は1・2年生に部活動や生徒会活動のバトンを渡して自分の進路実現を目指し、1・2年生は3年生からバトンを受け取り、生徒会や部活動などの活動を引き継いでいこうとしています。

 

 まさしく、中学校生活の後半は、その年度のまとめをしていく部分と、新年度に向けて準備をしていく転換点なのです。

 

 そして、この節目のときが、大きく生徒を成長させていきます。

 

 「創造」と「挑戦」を繰り返しながら、様々なことにぶつかっていって欲しいと思います。

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2022年9月23日(金) セルリアン祭 2日目

今日はセルリアン祭の2日目でした。

 

 昨日の校長日記でお知らせをした通り、本日の日程は「合唱コンクール」と「閉祭式」です。

 

 合唱コンクールでは、各クラスの合唱と学年合唱、そして、全校で4年ぶりに全校で「校歌合唱」を行いました。

 

 どのクラスの、自分たちの目標に向かって、今まで歌声を響かせ合ってきました。

 

 今日の発表でも、どの合唱も素晴らしい心の響く歌声でした。指揮者の合わせて歌声と心を一つにしながら合唱を創り上げる姿に感動をさせられました。

 

 緊張感の後の達成感のある笑顔に、一人一人の個性が輝いていました。

 

 審査員の先生方からも、生徒たちの日々の取組と共に、全員で心を一つに創り上げてきた成果を大いに評価していただきました。

 

 この2日間を振りかえってみると、それぞれの発表内容は、日ごろの学校生活の成果を存分に発揮した、質の高い素晴らしいものになりました。

 

 本校が目指している「創造的」であり、様々なことに「挑戦」しながら創りあげられた発表は、観ている者の心を揺さぶり、感動を与えます。

 

 生徒たちの姿から、目指す姿に向かって懸命に取り組んできたことがよくわかりました。

 

 おかげさまで、無事に53回のセルリアン祭が終了しました。

 

 今後の学校生活の中でも、一人一人の個性を輝かせながら、四中の大空に大きな虹を描いていきたいと思います。

 

 校長日記の更新がなかなかできずに、申し訳ありません。日記でなく、月記になってしまっています。随時更新をしていきます。

 なお、情報係が「今日の1枚」をホームページに掲載しています。生徒たちの活躍する姿を発信していますので、どうぞ、毎日ホームページを確認してください。

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2022年9月22日(木) 第53回セルリアン祭 1日目

 本日、第53回セルリアン祭を開催しました。

 

 コロナ禍にあるために、本年度も地域の皆様や保護者の皆様の参観を遠慮してもらいました。その代わり、保護者に皆様には「You Tube配信」をして、生徒たちの活躍を見ていただいています。

 

 今年のセルリアン祭のテーマは「虹~Time To Shine~」です。生徒一人一人の個性の色が重なり合って大きな虹を掲げていこうというテーマです。

 

 そして、雨天の後の晴れ間に虹がかかるということから、コロナ過を乗り越えて、四中生が一層輝いていこうという意味も込められています。

 

 1日目の本日は、開祭式、学級旗フェスティバル、有志団体の発表、教科発表「英語スピーチ」「体育ダンス」、吹奏楽部の発表でした。

 

 

 どの発表もレベルが高く、魅せられました。限られた時間の中で、よくぞここまでのものにしたなあと感心をさせられました。

 

 明日は、合唱コンクールと閉祭式を行います。

 生徒たちが輝く姿が楽しみです。どうぞ、「You Tube」のライブ配信をお期待ください。

 

 ※雨天のために午後の体育祭を来週の27日の午後に延期しました。詳細日程は、保護者あてに今後お知らせをします。体育祭は参観が可能です。都合がつく方は是非四中まで足を運んでいただけたらと思います。

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2022年8月18日(木) 夏休みの四中アカデミー

 今年の夏は猛暑です。この夏は、豪雨により被害にあわれた地域の方もいました。何か年々、私たちを取り巻く自然環境が良くない方向に向いているような気がします。

  そんな酷暑でしたが、四中も、本日までが夏休みで、明日から2学期がスタートします。

 

 以前よりお知らせをしている通り、四中では毎週の水曜日のほかに、長期休業である夏休みと春休みにも「四中アカデミー」を開催しています。

 参加は自由で、希望する生徒が、地域のボランティアや大学生の講師の先生と共に、自主学習に取り組んでいます。

 

 昨日と本日の午前中に開催しましたが、延べ100名ほどの生徒たちが、夏休み中の課題や自分の課題解決に向けた学習に取り組みました。

 各学年の教室には冷房があるために快適に学習に取り組めると共に、久しぶりに出会う友だちとの会話も楽しむ姿も見られました。

 

 私自身もそうですが、長期休業明けは登校への足も重く感じるものです。

 そんな意味でも、この「夏休みの四中アカデミー」は慣らし運転的な役割もあるのかもしれません。

 明日の2学期のスタートに、元気に登校してくる生徒たちの姿を見るのが楽しみです。

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2022年7月25日(月) 1学期の終業式を行いました!

 本日、1学期の終業式を行いました。

 

 令和4年度のスタートもコロナ禍にあり、教育活動には様々な制限をかけざるを得ませんでした。

 しかし、「できる活動は感染対策をしたうえで実施し、教育を止めない」という思いのもとに、生徒たちは様々な活動に意欲的に挑戦してきました。

 

 部活動の成果を発揮する中体連大会や吹奏楽コンクールなどにも、精一杯取り組み「四中プライド」のもと、素晴らしい結果を収めました。

 

 また、3年ぶりに実施した3年生の奈良・京都への修学旅行、2年生の職場体験学習、1年生の高原学習と、各学年最大の行事も実施できました。

 四中の教育に対し、ご理解とご協力をしていただいた保護者や地域の皆様のおかげであると感謝いたします。

 

 今日の終業式は、感染が拡大しているために急遽、オンラインで開催しました。

 3名の生徒が1学期の反省と今後への決意を述べてくれました。四中生全員が自分の姿を振り返る節目になったと思います。

 

 私は、1学期の始業式に話をした書道家の今井美恵子さんの「夢を描こう」「夢は口にしていくことで叶えることができる」の続きとして、作家の井上靖さんの「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」を引用して、今後、生徒たちが希望をもって様々なことに挑戦していくことを期待するとの話をしました。

 

 明日より、夏休みに入ります。長期休業しかできないことに大いに挑戦する休みにして欲しいと思います。

 生徒たちの生活が、学校から家庭・地域での生活となります。生徒たちへのご指導をよろしくお願いします。

 

 ※終業式後に、吹奏楽県大会・中体連北信越大会(陸上、剣道、柔道)・全国大会(柔道)に向けた壮行会もオンラインで行いました。

 

 ※終業式・壮行会後に各クラスでは、通知表が渡されました。(緊張しながら待っている生徒たちの姿が印象的でした)

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2022年7月13日(水) 0→1チャレンジ!!

 以前よりお知らせをしている通り、四中では、生徒自身が企画をし活動を生み出していく「四中クリエイティブタイム(四中CT)」を設定しています。

 5月11日の校長日記には、私の代わりに教頭先生が、「四中CTの中で、生徒自らが自分たちで活動を生み出す「0→1(ゼロワン)チャレンジ」は、何もないところ(ゼロ)から何か(ワン)を生み出す、本校の「学びの改革」の柱のうちの一つです。昨年度末は新型コロナウイルス感染防止対策のため、学年の枠を超えて集まることが難しく、実際の活動ができなかったのですが、今年度は「自分がやりたいこと」+「誰かをハッピーにさせる」の二つをテーマに、ジャンルごとにグループを組み、活動を創り出していきます。」と書いてくれました。

 まさしく、生徒たちが企画を考え、活動を生み出していく主体的な活動です。

 今日は、自分たちが計画をしてきた企画を実際に活動していく時間でした。(本校は、水曜日は午前授業で、午後は生徒が活動を生み出す時間となっているために、午後2時から午後4時30分まで活動時間があります)

 「中庭の池の水を抜き水中生物の生態を探ろう」「ビオトープの中の生き物を観察したい」「四中ジオラマ作成」「キャンドル作成」「運動に親しもう」「四中動画制作」「渡り廊下の手すりをペンキで塗ってきれいにしよう」「美術室の棚をペンキを塗ってきれいにしよう」「ギネスに挑戦」「ピロティ―のハトの糞を除去しよう」「校庭の草抜き大作戦」「手作り制作(調理・クッション)」、、等、

   生徒たちの発想は様々(大人には到底思いつかない発想もあり驚かせられます)でしたが、みんな生き生きとした表情で活動に取り組んでいました。

 2学期には、校外へ出て活動するグループも出てきます。

 何かを生み出す体験は、その場・その時、どう判断してどう行動するかを考えることにつながります。

 これからの世の中を主役として生きていく生徒たちにとって、必要不可欠な生きる力となると思います。

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2022年7月 6日(水) 日本の文化。着物!

 昨日の四中アカデミー内で、「仕事を学ぼう」講座⑥として、「着物を知ろう」を開催しました。

 講師は、本校生徒の保護者でもある、北村まり子様でした。

 

 北村さんは、着物を縫う和裁の仕事をしておられます。

 ずっと好きであった着物を職業に選ぶために専門学校で学び、それ以降もずーっと着物に携わる仕事をしてこられています。

 子育てがあって、少しブランクがあっても、再び着物について学び直し、今までに何百着もの着物を縫われている方で、後進への指導もされています。

 

 今回の講座にもご自身が縫われた何着もの着物や帯を生徒たちに紹介をしていただきました。

 日本の伝統文化である着物の魅力や、人々の暮らしとのかかわりについて話をされる中で、現在は着物を着る機会も減り、日本の文化が廃れていってしまうのではないかという危機感をもたれているようでした。

 そして、これからグローバルな世界で活躍していく生徒たちに向けて、日本の文化を大事にとらえ、その良さを知ったうえで活躍をしてほしいとのメッセージをいただきました。

 

 「不易流行」と言われます。

 今回は、「不易」なるものとして、忘れてはいけない、後世にも伝えていかなければならないことに触れることができた講座となりました。

 

 未来を生きる生徒たちにとっては、その不易なるものを、その時代に合わせて進化発展させていくことが求められていると思います。

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2022年7月 6日(水) 中体連東信大会終了!

  1か月ぶりの校長日記の更新となりました。

 6月は、中体連東信大会が毎週のように行われました。

 ご存じの通り、中体連では令和2年度より郡市大会(上小大会)が中止され、地区大会(東信大会)に一本化されました。

 少子化や、それに対応する各校の部活動の減少等であったり、生徒や引率教職員の負担を軽減したりすることも考えてのことです。まさしく時代の流れに対応していく改革です。

 

 しかし、コロナ禍のために、令和2年度は中体連の各大会が中止となり代替大会に代わりました。その時の3年生の無念そうな姿は、今でも忘れられません。

 

 それ以降は、なんとか大会が実施できるように、生徒たちの活躍の場をなくさないように、感染防止対策を万全にし、中体連の大会を実施してきています。

 しかし、その中でも密を避けるために参加校数を絞って会場を分散したり、種目によって日程を変えたり、その都度会場も移動したりしながら対応をしてきました。

 また、選手や学校関係者のみならず、保護者や観客の皆さんにも感染防止対策へご協力をしていただきました。

 

 本年度も、年度当初は感染警戒レベルがすごく高く、開催について危ぶまれる状況もありましたが、なんとか、6月25日・26日の中心会期をもって、無事に東信大会を終えることができました。

 

 今大会での四中生の活躍はHPにもある素晴らしいものでした。また、東信内の全中学生が日頃の部活動の成果を存分に発揮し、切磋琢磨しながら競い合う姿はとても尊いものでした。

 生徒たちは、この大会を通して多くのものを感じ、学びとったと思います。

 本校では、県大会・北信越大会への進出を決め、今後、全国大会を目指している部活動もあります。

 これからも部活動や日常生活の中で、部活動を通して培ってきた力を存分に出して欲しいと思います。それこそが部活動を行う本当の目的を達成していく姿です。

 多くの皆様のご協力で、生徒たちの活躍の場をもつことができました。ありがとうございました。

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 県中・北信越・全中に向けて、今後もご支援をよろしくお願いします。

2022年6月 8日(水) 生き方を見つめる

 本日の四中アカデミー内では、年に何回か開講する「仕事を学ぼう」講座が開催されました。

 

 本日の講師は、上田市商工観光部地域雇用促進課の石川様で、内容は「公務員の仕事について」でした。

 

 この講座は、昨年度から数えて5回目の開講で、本年度初めて実施しました。(第4回は、昨年の校長日記12月15日~英語を活用した仕事を学ぼう!~をご覧ください)

 

 参加する生徒は、四中アカデミー同様に自由参加で、自分の意志で参加します。

 

 いろいろな職業に就く方から、その仕事の内容ややりがいを聞いたり、人生の先輩としてどのように職業を選択したりしたのかの実体験をお聞きできることは、生徒たち自身が、自分の人生の主人公として「自分の生き方を見つめる」上でとても大事なことです。まさしくキャリア教育の本質だと思います。

 

 そして、そこに自らの意思で参加することこそ、自分の人生を設計するうえで、とても重要な一歩となると思います。

 今日の講座では、石川さんの経歴や上田市役所での仕事内容の説明にあと、生徒が「公務員のやりがいとは何ですか?」という質問をしました。

 

 それに対し石川さんは、「公務員は、成果を上げて給料を増やすということより、いろんな人のために働くことがやりがいである」と答えられました。

 そして、様々な職種を選ぶときには、自分のやりたいことは何なのかを十分考えた上で決めていくこと。可能性を伸ばすためには、今できる勉強をしっかり頑張って欲しいとの話もされました。

 

 学校では、教職員以外の大人との触れ合いはほとんどありません。この「仕事を学ぼう」講座は、キャリア教育と共に、様々な大人の価値観に触れる機会にもなっています。

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2022年6月 1日(水) 東信大会壮行会 「四中プライドを胸に!」

 本日、中体連夏季大会東信大会の壮行会を行いました。DSC00263.JPG

 コロナ禍にあり、部活動や学校生活が制限される中、運動部の生徒たちの部活動の集大成の場である東信大会が、今週末の4日(土)の東信陸上大会を皮切りにスタートします。

 令和2年度、未曽有のコロナ禍の対応のために、全国大会・北信越大会・長野県大会・東信大会・上小大会が生徒の健康や安全のために中止されました。令和2年度は代替大会が部活動の最後の場となりました。DSC00261.JPG

 3年間部活動に打ち込んできた生徒たちにとっては、とても無念であったと思います。

 それ以降、コロナ禍にあっても生徒たちの活動を止めないことを大事に考えてきました。

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 レベルが高い時には、保護者の方々の入場や制限をかけざるを得ませんでした。本当に保護者の方々のご理解に感謝をしています。

 そんな地域や保護者の皆様のご協力・ご支援もあり、無事に東信大会が開催できそうです。

 生徒たちには、感謝の気持ちを忘れずに、仲間と共に精一杯大会に臨んで欲しいと思います。DSC00244.JPG

 ※先生方も、四中職員プライドポロシャツを着て応援激励をしました。

※以下は、壮行会時の私の激励の言葉です。

 

いよいよ夏の中体連の大会が始まります。

この3年間、コロナ禍にあり学校生活や部活動には様々な制限がかけられてきました。

当たり前のことが当たり前にできなかったことを経験し、どれほど普通の生活が貴重であったかを思い知らされました。

また、その当たり前のことの重要性は、同じときに生まれ、四中に通い、同じ部活動を選び、活動を共にする仲間と出会えたことが、素晴らしい奇跡なんだと、私たちにあらためて教えてくれました。

皆さんは、そんな仲間と共に、制限にも負けずに様々な困難を乗り越え、この場に立っています。まさしく四中の誇るべき取組の姿で、これこそ四中生の誇り「四中プライド」です。 

これからの大会の中での、1本のサーブやスマッシュ、アタック、1本シュートやパス、一本のレース、一本の打ち込み、1球に対する守備やバッティングの裏には、何百回・何千回の練習があります。その1本・1球のために、皆さんは今まで練習を積み上げてきたのです。

皆さんにはそんな今までの努力があります。そしてその努力を支えてきた強い意志があります。

また、その努力を共に泣いたり、笑ったり,ときにはぶつかり合ったりして乗り越えてきた奇跡の仲間がいます。 

苦しい場面でも、自分を信じ、仲間を信じ、四中プライドを胸にさわやかに闘って来て下さい。 

最後になりましたが、壮行会まで準備してくださった協議会・応援団のクラス代表者、吹奏楽部の皆さんに心から感謝して挨拶とさせていただきます。 

選手の皆さんの健闘を祈ります。 終わります。

2022年5月21日(土) 春のPTA作業を行いました。

 本日、春のPTA作業を行いました。

 

 本来であれば、1年生の生徒と保護者が春と秋に分かれて半数ずつ参加し行われているPTA作業ですが、コロナ禍のために、PTA施設部員と学校職員で環境整備を行いました。

 主な作業内容は、校庭や中庭の草刈りや草取りでした。

 

 小雨の降る中でありましたが、黙々と作業をしていただき、とてもきれいにしていただきました。

 

 学校は、保護者や地域の皆様のご協力でより良い環境となり、学校教育も一層充実して行うことができます。

 

 この2年間は、コロナ禍にあり、様々なPTA活動も中止や縮小をしてきました。しかし、本年度は、できることを増やし、今まで積み上げてきたPTA活動のよき伝統をつなげ、発展させていかなければと思っています。

 

 環境が人を育てるともいわれます。地域・保護者・学校が一体となって生徒の支援ができるようになれば、とてもありがたいと思います。

 

 週明けには、生徒たちにもこの作業のことを紹介し、感謝しながら学校生活を送れるようにしたいと思います。

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2022年5月17日(火) 1年生、初めての単元テスト。

 本日より、1年生も単元テストがスタートしました。

 

 中学に入学して初めてのテストということで、とても緊張している様子がうかがえました。

 

 今日の単元テストは数学でしたが、真剣に問題に向かう姿が見られました。

 

 単元の段階で身に付いていること、理解が足りなかった点を自分で確認することはとても重要です。そのことが次への学習につながる新たなスタートとなります。

 本日の単元テストをしっかりと見返し、再チャレンジテストに向けて課題を解決していってほしいと思います。

 

 一歩一歩の積み重ねを大事にしていく次の単元テストは、20日(金)に、1年生は「社会」、2年生は「国語」、3年生は「数学の再チャレンジテスト」が実施されます。

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2022年5月13日(金) 単元テストが始まりました!

 本日より単元テストが始まりました。(英語科ではすでに授業中に実施しています)

 

 令和4年度が始まって1か月、各教科では初めの単元の学習が終わり、いよいよ今年も単元テストがスタートしました。

 

 四中での単元テストの実施は3年目を迎えます。中間テストに代わっての単元テストですが、四中の学習スタイルとして、生徒には定着してきています。

 

 そして、本年度は単元テスト後の再チャレンジテストも、昨年実施した数学科以外でも、社会科・理科・英語科で成績に加味していきます。

 国語科は、当面は再チャレンジテストの受検者については、意欲面を評価していきます。

 

 本年度すでに始まっている、英語科の単元テスト・再チャレンジテストはクロムブックを使って授業中に行われます。

 その英語科の単元テストと再チャレンジテストは、どちらか点数が良い方を成績として評価していく方向で進めています。そのことにより、ほとんど全員が再チャレンジに挑戦しています。 

 英語科の再チャレンジテストを受けた生徒の感想では「再チャレンジテストで点数が20点も伸びた」「苦手だった英語が面白くなってきた」「単元テストに向けて、日常の学習が継続できている」等の声が聞かれ、生徒と共に英語科の職員も確かな手ごたえを感じているようです。

 ※タブレットを使った英語科の単元テスト・再チャレンジテストは後日お知らせします。

 

 何回かお伝えしてきていますが、四中では「主体的に学ぶ生徒」の育成を目指しています。

 

 自分で自分の学習を調整しながら、継続して学びをつなげていくために「単元テストと再チャレンジテスト」に対して意欲的に取組んでいってほしいと思います。

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2022年5月11日(水) 全校集会・四中アカデミーのスタート

※今日の校長日記は、昨日に続き出張のため不在の校長に代わり、教頭がお届けします。

 

5/11(水)は、4時間授業と給食の後、生徒会と全校集会、そして四中アカデミー(放課後自主学習)を行いました。

 

全校集会(各教室でChromebookをつかってのオンライン)では、今後の四中クリエイティブタイム(CT)の説明と、四中アカデミー(AC)の開講式を行いました。

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四中CTの中で、生徒自らが自分たちで活動を生み出す「0→1(ゼロワン)チャレンジ」は、何もないところ(ゼロ)から何か(ワン)を生み出す、本校の「学びの改革」の柱のうちの一つです。昨年度末は新型コロナウイルス感染防止対策のため、学年の枠を超えて集まることが難しく、実際の活動ができなかったのですが、今年度は「自分がやりたいこと」+「誰かをハッピーにさせる」の二つをテーマに、ジャンルごとにグループを組み、活動を創り出していきます。

 

続いて行った四中ACの開講式では、まず講師の方の自己紹介をしていただきました。今日は地域にお住まいの方や長野大学の将来教職を目指す学生が参加してくださいました。その後、昨年度もACに参加した生徒2名が、ACの良さを紹介してくれました。「ここでしか配られない単元テストの対策問題ができて、単元の復習になった」「家では集中できないので、この1時間でその日の宿題を全て終わらせられた」「わからないところは講師の方や友達にその場で質問して解決できる」など、実際の自分の取組の中から出てきた実感がこもった話でした。

 

 その後、実際に第1回のACを実施しました。各学年で「静かな環境でじっくりと学習する」教室と「お互いに質問や教え合いをしながら学習する」教室を設定し、どちらで学習するのかを生徒が自分で決めて参加します。これが初めてとなる1年生は70名以上が参加し、それぞれが一生懸命学習に取り組んでいました。

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この四中CTと四中ACは、「生徒の主体性を育む」「生徒が自分の興味や課題に沿って、自分で計画を立てて学びに向かう」ための取組です。いずれも、まずは実際に実施してみて出てきた課題をもとに、少しずつ改善を加えながら今に至っています。今後も、細かいサイクルで検討を重ねながら、その取組を一歩でも半歩でも進め、より良いものにしていきたいと考えています。

2022年5月10日(火) 初任者の授業力向上研修開催

※今回の校長日記は、会議で出張のため不在の校長に代わり、教頭がお届けします。

 

5/10(火)に、本校で上小地区の中学・特別支援学校の初任者の研修が行われました。今回は、「先輩の先生の授業から学ぶ」ということで、本校で初任者2年目となる美齊津教諭の理科の授業を、11名の初任者に参観していただきました。

 

 授業は、「物質どうしの化学変化」の単元で、鉄と硫黄の混合物を加熱したとき、物質がどのようになるかを、磁石への付き方、見た目やにおい、うすい塩酸に入れる、という3つの方法で確かめる、というものでした。加熱前と後の物質を比べて確かめてみると、すべての方法において変化が見られ、生徒たちは当然のように「違う物質になった」という考えをもちます。そしてその考えを、学習カードと一人一台端末を用いてグループや全体で共有しながら、より根拠の確かなものにしてまとめていく学習でした。

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 正しい「答え」を「手早く、最短距離で」求めるだけではなく、それを導き出すまでに実験や調査、また他の生徒との意見交換等を通して、最終的な自分の考えをより確かなものにしていくという「過程」こそが「学び」であり、そういう経験を積み重ねることが、次の新たな課題解決のための力をつけることになります。そしてこの「過程」を大切にしていくということは、本校の単元テストを軸とした新たな「学びスタイル」でも重要に考えているところです。

 

 授業後には、初任者が集まっての授業研究会を行いました。それぞれが「良いと思ったこと」については黄色の、「さらに改善できると思ったこと」をピンク色のふせんに書き、それを貼ったものをもとに、意見交換をしました。授業の最初の説明や学習の内容・方法がイラストを用いて短時間にわかりやすく示されていたこと、また端末を活用することでいろいろな生徒の意見が素早く共有できていたこと、さらに共有した考えを全体で確認していく場面をとったらどうか等、参加した初任者の先生方が、自分事として熱心に意見を出し合っている姿が印象的でした。

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 今回は初任者のための研修会でしたが、多くの先生方からフィードバックをいただいた授業者の美齊津先生にとっても、またほどよい緊張感の中で学んだ生徒にとっても、大変ありがたい機会になったと思います。今後も本校では、様々な場面や活動で「学びの改革」に挑戦していきます。

 

2022年5月 6日(金) 学習オリエンテーション

 大型連休のの合間となっています。

 生徒たちは、3連休後でしたが、とても元気に登校してきました。

 

 本日より、朝の教室での密状態を避けるべく、登校時間を7:45~8:00としましたが、混乱もなく朝の玄関でも健康観察もしっかりとできました。

 各ご家庭の、ご協力に感謝です。

 

 学校では、レベル3以下になるまでは、この登校時間と玄関での健康観察を継続しようと考えています。(なお、中体連の大会前の朝の活動については追って連絡をします。)

 

 さて、本日は「学習オリエンテーション」を行いました。本来なら、全校を体育館に集めて行うところですが、感染レベルを考えリモートで行いました。

 

 内容としては、「四中の学習スタイル」「単元テストとチャレンジテスト」「四中アカデミー」についてでした。

 

 以前よりお知らせをしている通り、四中の学習は「生徒自身が主体的に、自分の学習を調整していく」ことを目指しています。

 その主体性を育成していくための仕組みとして、「四中の学習スタイル」があります。

 

 学んだことを、単元テストで学習の定着状況を自分で確認し、四中アカデミーなどで学びなおし、再チャレンジをしていく。

 

 そんなスモールステップの学習スタイルの中で生徒たち自分の学習を調整していけるのではないかと思います。

 

 第1回目の単元テストは5月13日に始まります。積み重ねを大事に取り組んでいってほしいと思います。

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2022年4月28日(木) 学校改革について、取材を受けました。

 本日、四中の学校改革・学びの改革について「学研・教育ジャーナル」の取材を受けました。

 

 東京から来校された記者さんと、「学年全員担任制」を話の柱に、学びの改革での実践の「単元テストと再チャレンジテスト」「四中アカデミー」「四中クリエイティブタイム」について意見交換をしました。

 

 今まで学校現場では、学校教育の中で長く固定観念としてあった担任のあるべき姿や定期テストのあり方等を見返していくことは、なかなか踏み込めなかったことでした。

 

 しかし、固定担任制の良さと課題をあらためて考えたときに、様々な弊害も見えてきました。担任によって学級経営に差が出たり、いろんな先生の価値観に触れる機会が少なくなったり、担任と心の波長が合わない生徒がいたり、、。

 

 

 また、学級づくりや諸問題に対して担任主導の学級王国的な雰囲気があり、「主人公は担任なの?生徒じゃないの?」なんて姿も見られました。

 

 四中では、そんな課題を解決すべく、生徒自身が学級の主人公として学級に主体的に参加し、生徒自身が学級を創り上げていく姿を目指して、学年全員担任制の実践をスタートさせました。学校の主役・主人公は生徒なのです。

 

 四中の学びの改革の、生徒が主体的に取り組める「単元テストと再チャレンジテスト」「四中アカデミー」「四中クリエイティブタイム」の実践は、なかなか踏み込んで実践している学校はないものの、実は当然のあるべき取組なのではないかとのご意見をいただきました。

 

 学校内にいると内側からの見方や考え方になりがちですが、今回の取材は、外側から客観的に見返す良い機会となりました。

 

 ※今後も、多くの皆様からのお考えを聞きながら、学校改革・学びの改革を前進させていきたいと思いますので、学校まで遠慮なくご意見をお願いします。

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2022年4月15日(金) 1年生頑張っています!

 1年生が入学して1週間が経過しました。

 

 この1週間の中で、中学校での生活や活動の仕方について、様々な場面のオリエンテーションを行ってきました。1週間が経ち、だいぶ生活のリズムやペースがとれてきているようです

 

 昨日は、避難訓練がありました。雨天やコロナ対策のために、学年ごとに体育館への避難としました。

 

 1年生全体の姿をその時に見ましたが、とても真剣に訓練に臨み、相手の話に対して目と体と心を向けて聞く姿勢が見られました。その姿には、「何でも吸収するぞ」という意思があふれていました。

 

 素晴らしい姿だなあと感心をすると共に、中学校生活の一つ一つを大事に取り組んでいる1年生のやる気を感じました。

 

 そして、昨日からの家庭訪問による特別日課に合わせて、部活動見学・体験も始まっています。

 

 昨年の校長日記にも記しましたが、中学生になって頑張りたいことの1位は「部活動」です。

 

 いろんな部活動を見学や体験をしながら、自分で頑張りたい場を見つけ、一度しかない中学校生活を有意義にしていってほしいと思います。

 

 ※写真は校内探検で校長室を訪れてくれた1年生と部活動見学をする1年生です。

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2022年4月 6日(水) 新年度がスタートしました!

 本日、1学期の始業式と入学式を行いました。

 

 

 新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、始業式は2.3年生のみで、入学式は1年生とその保護者、職員が参加して行いました。

 

 新入生の172名が加わり、2年生184名、3年生178名、全校534名で令和4年度がスタートしました。

 

 始業式では、書道家の今井美恵子さんのエピソードを踏まえ、入学式では、自動車メーカーのホンダの創業者である本田宗一郎さんの話から、両式共に「挑戦」と「創造」について話をしました。

 

 この「挑戦」と「創造」は昨年来、本校で大事にしている精神で、四中では、これからの世の中を生き抜いていくために不可欠なことだと考えています。

 

 生徒たちには、この節目である新年度のスタート、中学校生活のスタートに当たり、もう一度自分の夢や目標を確認し、中学校生活の中で失敗を恐れずに「挑戦」と「創造」を繰り返していってほしいと思います。

 

 私たち教職員も新たな発想や取り組みを大事に、生徒が一歩でも前進できるように「挑戦」と「創造」を繰り返していきたいと思います。

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2022年3月22日(火) 春休みの四中アカデミー

 本日より24日(木)までの3日間。春休みの四中アカデミーを開室しています。

 

 春休みですので、3年生の参加はなく1,2年生のみの参加でしたが、各学年40名ぐらいが集まって自主学習に打ち込んでいました。

 

 以前よりお知らせをしている通り、この四中アカデミーは、生徒の自主参加による学習の場です。

 

 

 今回は、コロナ禍の影響で大学生は参加していませんが、その他の講師の先生方に質問をする姿や、自分の課題を解決していこうとする姿が見られました。また、友人同士で教え合う姿もあり、良い雰囲気で学習が進んでいました。

 

 自分の課題を自分で解決していこうとする姿こそ、主体的な学習の姿です。

 

 春休みの四中アカデミーは、明日、明後日も開室します。ぜひ、1年間の学習の振り返りや春休みの課題に取り組んでほしいと思います。

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2022年3月16日(水) 卒業式を挙行しました。

 本日、「令和3年度・第63回上田市立第四中学校 卒業証書授与式」を挙行しました。

 

 今日の朝はやや冷え込み、体育館の気温が心配されましたが、式が始まる頃にはとても穏やかな気温になりました。

 

 今年の卒業式もコロナ禍のために、在校生や来賓の参加をなくしたり、時間的にも短縮したりと、制限をかけざるを得ませんでした。

 

 そんな中でも、180名の卒業生たちは凛とした雰囲気と態度で式に臨んでいました。

 

 告示をされた上田市教育委員会の教育委員の方からも、「一人一人が堂々として、相手の目を見て礼をする所作が素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。

 

 卒業生たちの3年間を振り返ると、2年間はコロナ禍にありました。様々な制限が教育活動にかけられました。修学旅行も方面を変更し、日程の短縮をしました。

 

 しかし、本日の卒業生たちの言葉からは、できることの大して精いっぱい挑戦しながら乗り越えてきた自信が感じられました。また、少しも後悔の念は感じませんでした。素晴らしい3年間を自分たちの手で創り上げてきたのです。

 

 逆に言えば、困難な状況が3年生を一層成長させたのかもしれません。

 

 現在の社会情勢は、未だ新型コロナウィルスの収束は見えず、ヨーロッパでは戦争ともいえる紛争が起きています。これからの世界は見通しがもちづらく、何が起こるのか予想すらできません。

 

 しかし、卒業生たちには無限の可能性があります。その可能性を信じて夢に向かって、困難を乗り越えながら挑戦を続けていってほしいと思います。

 

 歌声の響く四中、あいさつの響く四中、諸活動に精一杯取り組む四中を精一杯創り上げてきた卒業生を誇りに思います。まさしく「四中プライド」です。

 

 「未来に向かって、主人公として堂々と歩め 四中プライドを胸に」とエールを送ります!

 卒業おめでとう!!

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2022年3月15日(火) 3学期の終業式を行いました。

 本日、3学期の終業式を行いました。

 

 コロナ禍の影響で、今回もリモートでの式としました。

 

 この3学期の終業式は、学期のみならずに「学年の修了」も兼ねています。

 

 各学年代表の生徒たちも、令和3年度の学校生活を振り返り、これからの生活に向けての決意を述べました。

 1,2年生は進級、3年生は新しいステージでの生活が待っています。

 「人生の主人公として、創造と挑戦を繰り返しながら、活躍をしていってほしいと思います。

 

 私は講話の中で、「幸せ」について鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者)の「三つの幸せ」を引用して話をしました。

 ①「してもらう幸せ」・・求めているときに相手からしてもらえると幸せになる。

 ②「できるようになる幸せ」・・欲求が叶いできるようになったときに幸せになる。

 そして一番大事な幸せ

 ③「してあげる幸せ」・・相手が喜ぶ姿や顔を見たときに、実は自分が幸せになる。

  「してあげる幸せ」ができる人の周りには、良い人たちが集まり、周りも全体で幸せになる。

 ということです。与えられるばかりでなく、自分から他と主体的にかかわってこそ「幸せ」になれるのだと思います。

 

 これからの生活の中で、自分の手で、自分たちの手で、幸せになる生活を創り上げていってほしいと思います。

 

 終業式に引き続き転退任する職員とお別れをする「離任式」も行いました。本来であれば、卒業式後に行うのが通例ですが、明日の卒業式には、コロナ禍の影響で在校生は参加しないために、全校が集まる最終日である本日に紹介をしました。

 

 転退任される先生方につきましては、学校通信にてお知らせをしてあります。

 

 勤務の長短はありますが、四中教育に情熱を傾けてくださった先生方のの別れは、大変寂しいものがあります。先生方が残してくださったものを大事にすることこそ恩返しだと思います。

 転退任する先生方にも新たな地で活躍を期待しています。

 

 さて、明日は、3年生の門出となる卒業式です。

 明日も春の日差しを感じるよい日となりそうです。3年生と職員全員で、1・2年生の思いも大事にし素晴らしい式にしたいと思います。

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2022年3月 3日(木) 人権作文コンテスト入賞

 日差しに春の温かさを感じる頃となりました。

 

 気が付けば、3月を迎えています。「1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。」と言われるように、足早に日々が過ぎていきます。

 

 学校では、2月以降は新型コロナウィルスの蔓延防止のために、短縮日課・短縮授業を特別編成し、部活動などの活動については中止をしています。

 

 来週には、少しずつ制限を解除できるように、今、考えているところです。

 

 さて、表題にあるように、人権の作文コンテストが行われ、学校全体に感謝状と1・2年生の生徒に奨励賞をいただきました。

 

 学校全体で人権教育に取り組んでいる成果が出てとてもうれしく思います。

 

 私からは、二人の生徒に対し、現在のウクライナの状況から、「人の権利を守る大切さこそ、自分たち自身や自分たちの生活を守る一番大事なことである」との話をしました。

 

 生徒の心の中に、人権感覚の種をしっかりと蒔き、それが、生徒一人一人が人生の中でしっかりと芽吹いていくことを願っています。

 

 ※生徒の氏名は、個人情報の流出防止の観点から消してあります。

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2022年2月22日(火) 東海大会 銀賞受賞!!

 コロナ対応の日々が続き、四中でも特別編成日課を延長しています。

 

 先週までは、4時間授業の短縮日課を編成しましたが、今週からは5時間授業とし、50分授業から45分授業に短縮授業の日課を編成しています。

 

 その中、いまだに続く寒さや一日の寒暖差、気圧の変化等によって、体調を崩す生徒たちもいます。

 

 新型コロナウィルスの対応もあり、生徒たちの体調管理には、とても緊張した日々を過ごしています。

 

 また、部活動や集団活動も制限され、生徒たちの生活や気持ちのペースが乱れてしまわないかも心配されます。

 

 そんな中でも、生徒たちは校内での明るい挨拶や笑顔で接してくれます。一日も早く当たり前の生活に戻ることを祈っています。

 

 さて、表題にも示したり、何回か校長日記でもお知らせしたりしている吹奏楽部の東海大会アンサンブルコンテストの結果が届きました。

 

 本来であれば、長野県代表の5校の1校として東海大会のステージで、四中サウンドを響かせるところでしたが、コロナ禍のため「音源審査」となっていました。

 

 その結果は「銀賞受賞!!」でした。  おめでとうございます!

 

 今朝、4名のメンバーが校長室に報告に来てくれました。とても誇らしく晴れやかな表情から、生徒たちのエネルギーとコロナ禍に負けない強い気持ちを感じました。

 

 早く、部活動が再開され、仲間と先生と共に思いっきり活動ができるといいなあと強く思いました。

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2022年2月15日(火) コロナ対応の日々

 久しぶりの投稿となりました。

 

 ご存じの通り、新型コロナウィルスの第6波の影響で、長野県内は県独自の警戒レベルが6となっています。

 それに伴い、上田市の小中学校では短縮日課での学校生活となっています。

 

 四中も、午前中の4時間授業とし、給食・清掃・短学活で下校としています。

 

 そんな中、高校受検では私立高校入試と公立前期選抜試験が行われました。公立後期選抜も3週間後に迫っています。

 

 そんな中、3年生の生徒たちは、感染防止対策を万全にしながら、限られた時間の中での学習を一生懸命に頑張っています。

 1・2年生も学年のまとめをし、新年度に向けての準備をしています。

 

 学校では、毎朝の玄関先での健康観察と検温を徹底し、生徒の学校生活が少しでも安全かつ安心にできるような体制をとっています。

 

 当たり前の学校生活がいち早く戻ることを願う日々が続いています。

2022年1月14日(金) 朝の一コマ

 長野県全域に新型コロナウィルスの警戒レベル4が発出されています。ついこの前までは、あんなに感染が収まっていたのにと、感染拡大のスピードに本当に驚いています。

 

 四中では、臨時の職員連絡会議を何回か開催をし、感染予防の方策を全職員で再確認しました。

 

 「当たり前のことを当たり前にする」そのことこそ、自分の健康や周りの人の安全のために、とても大事なことです。

 生徒たちの学びを止めないためにも、しっかりと足下を見つめ「凡時徹底」を心がけています。

 

 そんなことから、四中では玄関での健康チェックを再開しました。寒い中、先生方が生徒の安全のために尽力してくださる姿には感謝しかありません。

 ご家庭におかれましても、毎日の健康観察と共に、不要不急の外出を控える等、コロナ禍に負けない取り組みをお願いします。

 

 さて、今朝は雪模様でした。校舎の周りには昨日の夕方からの雪も残っていました。

 

 そんな中、登校した3年生の有志が、校舎から飛び出してきて、率先して「雪掃き」「雪かき」をしてくれました。

 

 ありがとうと声をかけると、にっこりと微笑んでくれました。

 

 寒い朝ですが、心がとても温まる「朝の一コマ」でした。

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2022年1月11日(火) アンサンブルコンテスト東信大会

 1月10日(月)に、第47回長野県アンサンブルコンテスト地区大会中学校の部が丸子のセレスホールで行われました。

 

 本校からは4チームが参加し、素晴らしい演奏を響かせてくれました。そして、

 「管打楽器四重奏 優秀賞 受賞」

 「金管六重奏 金賞 受賞」

 「木管六重奏 金賞 受賞」

 「サクソフォン四重奏 金賞 受賞」

 と、4チーム全てが最高の賞をいただくことができました。

 本当に素晴らしい演奏でした。堂々と演奏する姿も印象的でした。

 

 演奏が終わった後、満足げに笑顔で礼をする生徒たちの姿を見たときに、

 

 「部活動を通して素晴らしいことを学んでいるのだなあ」「素晴らしい仲間と共に大好きな吹奏楽に打ち込んでいるのだなあ」と、聴いていた私の心も熱くなりました。

 

 コロナ禍の中、吹奏楽部は活動内容にすごく制限がかけられました。そのためになかなか集合して演奏をする練習ができない日々も続きました。

 その間、個人練習を積み重ね、限られた少しの時間の中で音を合わせてきました。

 

 アンサンブルで一番重要なのは、アンサンブルの言葉の意味でもある「調和」です。一人一人の音が重なり合い、調和して聴き手の心に響く演奏になります。

 生徒たちは、音を調和する時間が限られる中、心の調和でそのことを補ってきたのだと思います。

 

 コロナの影響を吹っ飛ばすような、心温まる「四中サウンド」でした。

 

 「サクソフォン四重奏」チームは、22日に行われる県大会に参加します。四中の代表として、大いに楽しんで演奏して欲しいと思います。

 

 ※今日の朝、チームの代表の生徒と顧問の先生が報告に来てくださいました。

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2022年1月 6日(木) 3学期がスタートしました!

 新しい年を迎えました。

 「皆様、新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

 

 本日、3学期の始業式を行いました。例年より早めのスタートですが、生徒たちは元気に登校をしてきました。

 

 今回の始業式は、年末年始の新型コロナウィルスの感染拡大の現状を踏まえ、大事をとってリモートでの開催としました。

 

 始業式では、2名の生徒が3学期の目標を発表をしてくれました。「高校受験に向けて、部活動への取り組み、生活面の改善、、等」

 2名の生徒だけでなく、全生徒が新たな目標を抱いていると思います。それぞれの決意が達成できる学期にして欲しいと願っています。

 

 この3学期は47日間と短い学期ですが、1年生は新1年生を迎える準備、2年生は3月の修学旅行、3年生は進路実現と、とても中身の濃い学期となります。

 また、全員が年度のまとめをしっかりとして、次の年へのステップをしっかりと踏むときです。

 

 私の講話の中でも、3学期は年度のまとめと引継ぎのとき、そして次へのステップの準備のときの意味を「雁のV字飛行」と絡めて話をしました。  

 

 雁の群れはV字になってロシアから4000kmも飛行してきます。先頭の雁が一生懸命に羽ばたくことで、後ろの雁に上昇気流を与えて飛びやすくしているそうです。後ろの雁たちは、ガーガーと鳴き、前の雁を応援しているのだそうです。そして、先頭を交替させながら、チームで飛行しているのだそうです。

 

 3年生が先頭で引っ張ってきた四中も、先頭を2年生に交替させていく時を迎えています。それぞれの学年も次の学年へ一つ前にステップアップの準備の時です。3年生は4月からは新しい舞台での生活が待っています。

 

 四中でも、47日間の3学期をよいまとめをして、更なる飛躍を求めていきたいと思います。

 

 今年も、どうぞよろしくお願いします。

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2021年12月27日(月) 2学期終業式を行いました。

 本日、2学期の終業式を行いました。

 

 2学期は、夏・秋・冬の3季節をまたぐ88日間の登校日数でした。

 

 その間、セルリアン祭・新人戦・生徒会引継ぎ等があり、中身の濃いとても充実した学期でした。

 新型コロナウィルスの感染防止のために、諸活動に制限がありましたが、生徒たちは、それぞれの活動に「主人公として、主体的」に取り組みました。

 

 今日の終業式では、4名の生徒たちが2学期を振り返り、3学期への決意を意見発表してくれました。どの意見も、しっかりと今の自分の姿を見つめ、より良い自分づくりに向けての決意が込められていました。

 

 私は、令和3年を振り返り、「心」と「思い」について、宮澤章二さんの「行為の意味」の詩(以下の詩の全文を参照してください)をもとに、校長講話をしました。

 

 一人の「心づかい」や「思いやり」により、私たちの生活は豊かで安心なものになるとともに、その人自身の心が美しく輝きます。

 

 それこそ四中のめざす「四中プライド~主人公として生きる~」につながるものです。

 

 今年のまとめをし、新年の決意をもつときに「心づかい」「思いやり」について考えてほしいと伝えました。

 

 2学期も、保護者・地域の皆様には大変お世話になりました。学校に来ていただき、生徒の姿を見ていただく機会を設けることに制限をかけざるを得ませんでしたが、お陰様で、大きな事故もなく本日を迎えることができました。

 

 来年は、通常の生活が通常にできる日々が戻ってくることを願っています。

 

 皆様も、どうぞ良い年をお迎えください。

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2021年12月24日(金) 納税標語の表彰

 本日、上田税務署長様はじめ関係者の方々が来校され「納税標語」の表彰が行われました。

 3年生の5名の生徒がそれぞれの賞を受賞しました。受賞生徒の氏名を添えて紹介をしたいのですが、個人情報の関係もあり、標語のみを紹介します。

 

 上田市長賞

 「納税で 人と地域を 支えたい」

 「税金は よりよい社会への 原動力」

 

 上田税務署長賞

 「納税で 我らの思い 国にTAX(託す)」

 

 上小・更埴租税教育推進協議会長賞

 「税金を 集めて作る 福祉社会」

 

 上田間税会長賞

 「税金は 数ある絵の具の パレットだ」

 

 どの標語からも、生徒らしい発想と、国民の義務である税金への関心の高さがうかがえます。

 

 これからの社会を支え、社会の主役となって活躍していく生徒たちの素晴らしい標語でした。

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2021年12月17日(金) 生徒会引き継ぎの時、そしてChromebook持ち帰り

今日の校長日記は、校外会議にて出張の校長に代わり、教頭がお届けします。

 

本日12/17(金)に、今年度第2回の生徒総会を行いました。4月からここまでの活動の反省と、2年生の新役員の発表がありました。今年度も新型コロナウイルス感染防止のため、4月当初の計画通りにはできなかった活動も多くありました。 その中で、セルリアン祭だけでなく、日常の活動でも様々な取組があり、またそれに対する改善意見とそれに対する応答が出されました。さすが1年間の活動を経てきた3年生役員は、落ち着いて堂々とした姿を見せてくれました。

 

またその後には、2年生から選出された新生徒会役員が発表されました。こちらはこれからの活動への不安と緊張があふれ出すような初々しい姿でした。新役員の皆さんには、これからの1年間、この日の「初心」を忘れずに様々な活動に取り組んでほしいと思います。(きっと現役員も、自分たちの1年前を思い出し、改めてこの1年の積み重ねと成長を実感したのでは...)

 

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今年度は残り約3ヶ月ですが、3年生は卒業まで生徒会の一員としての自覚をもってこれまで積み重ねてきたことを継続し、また2年生は新たな学校のリーダーとしてまず自分たちから積極的に動き、1年生は自分たちが活動の中心となるべく自分の考えや意見を出しながら、新たな第65期生徒会を創造するため、また自分たちで自分たちの課題をもち、お互いが安心して過ごせる集団をつくるべく、チャレンジを続けてほしいと思います。

 

総会終了後には、この日から週末にかけて実施する一人一台端末(Chromebook)の家庭への持ち帰りについて、改めて係の職員から説明がありました。端末を家に持っていくと、学校の時以上に「自分のもちもの(私物)」のように扱ってしまいやすくなりますが、あくまでもこの端末は「プライベート」なものではなく、市からお借りし、卒業後には次の世代に引き継いで使用していく「パブリック(公共)」なものです。その点を意識し、ソフト面・ハード面でも「正しく」「丁寧に」「学習のために」使用することを確認しました。これらは端末に限らず、学校にある様々な共有物や社会の中にある公共施設などの扱いでも同じです。今回の活動から、そういった公共心を身につけていってほしいと願います。

 

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2021年12月15日(水) 英語を活用した仕事を学ぼう!

 水曜日の放課後の「四中アカデミー」の時間に、「自学の時間」と共に「仕事を学ぼう講座」を開設しています。

 

 今日は4回目の「仕事を学ぼう~英語を活用した仕事を学ぼう~」を開設しました。

 

 講師には、長野計器株式会社 車載センサ統括部 車載センサ営業部 

 営業業務課 係長の石井千秋様をお迎えしました。

 

 お仕事の内容は、海外の会社と協力し、その中でいろんな国の人の意見をまとめたり、調整をしたりするため、英語をフル活用されているそうです。

 

 参加者は自由参加でしたので各学年から12名の生徒が集まりました。皆、英語に興味を抱いていたり、将来は英語を使った仕事に就きたかったりする生徒たちでした。

 中には、将来、英語圏への留学を希望していて、カナダへの留学経験のある石井さんから話を聞きたいと希望している生徒もいました。

 

 英語が好きで好きでたまらなかった石井さんは、中学生の頃に英語に係わる職業に就きたいと考え始めたそうです。周囲の人からは、反対意見もあったそうですが、英語を学び続け、英語に係わる仕事に挑戦し続ける中で、人とのつながりができ、英語力が生かせる今の仕事に就かれたそうです。

 

 「人と人をつなぐ仕事」×「英語の世界」=「幸せ」であると笑顔で生徒に語りかけてくださいました。

 

 そして自分が中学生であったら「あきらめることはない!道はいろいろある」と改めて言いたいと、過去の自分や四中生に対してメッセージくださいました。

 あきらめることなく挑戦し続けた石井さんの説得力のある言葉でした。

 

 生徒たちからも様々な質問が出て、双方向に意見交換のある講座となりました。

 夢に向かって挑戦し続ける石井さんと、これから大きな夢を抱いていこうとする生徒たちで創り上げたこの1時間の講座は、素晴らしいキャリア教育の場となりました。

 

 次回(第5回)の講師は、どの道に挑戦されている方になるのか楽しみです。

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2021年12月 7日(火) 保護者懇談会

12月3日(金)より、5日間「保護者懇談会」を行っています。

 

 今年も新型コロナウィルスの関係で、セルリアン祭を始め参観日、そしてPTAの各行事が中止となったり、制限をかけなければならなかったりしています。

 なかかな、学校生活の様子や生徒の輝く姿を、保護者の皆様に見ていただくことができていませんでした。

 

 この保護者懇談会では、今年度の成果と課題を、保護者・生徒・学校職員が共有し、良い点をさらに伸ばし、課題については少しずつ解決していけるようなることを願っています。

 

 また、進路選択を控えた3年生については、義務教育の9カ年の修了後、自分の足で自分の進路を決めだしていく「自己決定」を確認する場としても考えており、進路実現のために保護者と学校が一層連携をして支えていくことを確認させていただいています。

 

 学校では、懇談会以外にもいつ何時でも、生徒やご家庭の相談に応じます。何かありましたら遠慮なく連絡をください。

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2021年12月 1日(水) Chromebookでの単元テスト

 本日の1年生の国語の単元テストを一人1端末「クロムブック(Chromebook)」を使って行いました。

 お知らせをしているとおり、上田市では小中学生全員にタブレットを貸し出しています。授業中や諸活動の中で活用することが多くなり、授業のスタイルが変わりつつあります。

 

 そんな中、国語科の先生方が、今回は「タブレットでの単元テスト」に挑戦してくれました。

 

 四中で単元テストを導入している理由は、単元終了後にすぐに自分の学びを振り返り、次の学習につなげていくことを大事に考えているからです。

 

 そのためには、いち早く単元テストの結果を知ることも大事になってきます。

 

 

 タブレットでの単元テストでは、即座に採点を確認でき、自分の結果を振り返ることができます。

 

 

 「できたことを確認する」「できなかったことを確認する」この二つは、記憶が新しいときに行うことがとても大事だと思います。

 

 タブレットでの単元テストについては、他教科でも導入を進めていきたいと考えています。

 

 ※以下に生徒の感想の一部を載せます。(成果と課題を洗い出し、次に生かしていくことが大切だと思いました)

 

やりやすかった

難しかった

大変だった

シャーペンで書くよりも楽で良かったです。

筆記やるよりクロームでやる方が自分は良かった

答えやすくとてもいいと思いました。間違えても、けしごむで消す手間がないのでいいと思いました。

クロームブックだと入力に慣れないけど、手が疲れないし紙の使用量も削減できていいと思った。

字などを書く時間が省けたので良かったです。でも、プリントのところが少しわかりにくかったです。

プリントとChromebookを交互に見ながら回答するのが少し大変でした。

こういう機会がなかったので楽しかったです

ほんとに良いとくに漢字です。あとでも、答えるのが遅くなってしまう。いつもどおりにいかない。

操作が難しいところもあったけれど、とても早く終わった。

打ち間違いがなかったら誤字ることもないからいいと思いました。

分かりづらかったです。けれど、紙でやるのよりはよかったと感じました。

いつものテストより見やすく解きやすかった。

いつもと違うテストの仕方だったけどしっかりと問題に答えることができたので良かったです。またこのようなテストを受けてみたいです。

初めてのクロームブックでのテストだったけど、筆記と同じように緊張感を持ってできたし、キーボードの操作も困らずにできた。

変なところを押さないかすごく心配だったけど、思っていたよりスラスラいけたのでよかったです。

紙だと自分で書かないといけないから時間がかかるけどクロームブックだと打つだけでいいから書く時間が省けてよかった。

自分はタイピングが遅いからやりにくかった。

紙で書くよりもやりやすかった。

かなり分かりづらかった。次からは通常通りぺーパーテストでやってほしい。

僕はプリントのテストよりもやりやすかったのでこれからもこれでやっていってほしい。

プリントにかくよりも時間がかからなくていいと思いました。でも、ローマ字が苦手な人は、不利だなあとおもったし、クロームの調子が悪かったら最悪なのでプリントとクロームどっちもどっちだなあとおもいました。

全問正解したいです!

初めてでしたが、説明をよく読んで問題に答えることができました。文字を打つのが少し大変でしたが、打ち間違えの無いよう、一語一句丁寧に入力することができたので良かったです。

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2021年11月25日(木) 四中ブロック人権同和教育研修会

 本日は、四中区の「城下小学校」「南小学校」の先生をお招きして、四中ブロック人権同和研修会を開催しました。

 昨年度は、コロナ禍で中止となり2年ぶりの開催となりました。

 

 四中の1・2・3年生の一クラスが授業を公開して、指導のあり方や日常の人権同和教育のあり方を意見交換しました。感染防止のために、各小学校の先生方は各分科会2名の参加とさせていただきまいした。

 指導者として、東信教育事務所の指導主事や上小PTA連合会の先生、上田市教育委員会の方が助言をしてくださいました。

 

 1年生は日常生活の中の相手意識にたったアサーティブな表現の良さ、2・3年生は「同和問題」についてを考え合いました。

 

 私たちの心の中には、どうしても相手と差をつけて、自分を上にしたいという意識が存在します。そんな自分の心を見つめ、理解し、今後のあり方を感得していくことこそ、人権同和教育の最も大切な部分です。

 

 日常的な生活の中でこそ、学ぶべき機会がたくさんあります。そんなことを再認識する良い機会となりました。

 

 

 ※アサーティブな言い方・・自分も相手も大事にする発想をもとに、自分の気持ち・考え、意見や希望などを率直にしかも適切に表現する言い方。

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2021年11月16日(火) 会長・副会長候補者の教室訪問

 来年度生徒会の会長候補者・男子副会長・女子副会長候補者の教室訪問が行われています。

 学年内の選挙を経た各3名の候補者が、各クラスにて、自分の目指す生徒会について教室を訪問し、演説をしながら生徒からの質問や意見を受けています。

 

 3年生の教室に訪問するときが一番緊張をするようで、各教室の前に待機する場面でも、自分の意見を再確認している姿が見られます。

 

 今日の訪問時では、3年生から「四中クリエイティブタイムの内容」「自分の目指していきたい生徒像」「生徒会の新企画」等への建設的な助言が見られました。

 また。生徒会活動へのタブレットの導入に当たり、日常の使用の仕方についての提言や、制服の着方について助言等、後輩に生徒会を託していく意見が出されていました。

 

 

 その意見の全ては、候補者や在校生の学校生活の振り返りにつながり、今後の生徒会活動への指針となっていくものです。

 

 「生徒が主体となって運営していく生徒会」とするために、1年生の考えや意見を汲みとり、3年生の思いを引き継いでいって欲しいと思います。

 

 今週末(19日)の立会演説会・選挙により、来年度生徒会の正副会長が決定されます。

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2021年11月11日(木) 2学期 期末テスト

 本日・明日と2学期の期末テストが行われています。

 

 1日目の今日は4教科とし4時間授業の日課となっています。

 

 私の他校での経験では、期末テストの日でも5・6時間授業が普通で、午前中はテストの時間に充て、午後の時間は教科の授業であったり、学級活動の時間であったりしました。

 

 四中では、毎回、期末テストの1日目は午前日課としています。高校の日課と似ているかもしれません。

 

 そうすることで、生徒たちも時間や心に余裕が生まれたり、先生方も採点にいち早く取りかれたりします。

 

 採点が早く終わると、テスト返却もすぐに行われるために、生徒たちも自分自身の学習の課題にいち早く気づくことができます。

 

 テスト日課を午前日課にするために、年間水曜日は4時間日課ですが、今週の水曜日は4時間から5時間授業とし、年間授業時数が不足しないようにしています。

 

 今回の期末テストは、3年生にとっては「第4回の総合テスト」となります。ここまでの学習の取り組み状況をもとに、来月の保護者懇談会において、今後の進路について考えていくため、3年生の教室は、いつも以上に緊迫した雰囲気です。

 

 どの生徒も、この2学期の学びの中で、精一杯取り組んだ成果と課題をしっかりと見返し、一歩前進していける機会になることを願っています。

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2021年11月 8日(月) 第2回参観日

 立冬を迎え、季節は冬に移り変わろうとしています。

 

 しかし、日中は暖かい日が続いていたり、紅葉の見ごろの最盛期であったりするために、まだまだ実りの秋まっただ中という雰囲気です。

 

 今、学校では、来年度の生徒会に向けた会長・副会長候補者たちの教室訪問が行われています。(後日、校長日記に記したいと思います)

 

 また、10月より毎週末には各種目において、新人戦が実施されています。

 2年生が中心となって行う活動が増えてきています。

 

 さて、昨日・今日と学年を分散し、かつ、名簿順で来校時間を分けての参観日を行いました。6月の第1回目の参観日依頼、本年度2回目の参観日です。

 

 本来であれば、各PTAの活動やセルリアン祭に、保護者や地域に皆様を招待をしていますが、本年度も中止をせざるを得ない状況が続いていました。

 

 そんな中、久しぶりに学校にご来校いただける機会を設けることができ、学習の様子や生徒の作品等を見ていただくことができて、とてもよかったと思います。

 生徒たちも緊張感があったのか、授業も日頃より集中している姿が見られました。

 

 新型コロナウィルスの感染拡大が収束に向かい、保護者や地域の皆様に常に学校を開放できる日が待ち遠しいと改めて感じました。

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2021年10月29日(金) 正門の大時計を新しく設置しました!

 正門から見える大時計は「昭和62年度の卒業生から寄贈」された大切なものです。

 

 しかし、一昨年ぐらい前から、時計の動きが不安定となり、地上にある操作盤ともうまく連動しなくなってしまいました。

 

 何度も修理を試みたのですが、なかなかうまくいかず、生徒が登校中に見る時間が一時間遅れていたり、昼間は4・5時間も違ってしまうこともありました。

 

 そこで、新しい物を購入し、昨日、設置をしました。

 

 卒業生からいただいた大切な大時計は、35年もの間、四中生の毎日の生活を見守っていてくださいました。本当に感謝しています。

 

 時計は変わってしまいましたが、卒業生の皆様の思いをずっと大切にしていきたいと思います。

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2021年10月28日(木) ステージバック完成!

 本日の朝の時間に生徒集会を設け、本年度のステージバックの発表を行いました。

 

 これは美術部が伝統として毎年製作しているもので、セルリアン祭の開祭式にて披露をされるのが例年ですが、今年はコロナ禍のために、製作に一番時間のかかる9月に美術部の活動が中止されたために、セルリアン祭には間に合いませんでした。

 

 美術の皆さんによると、そんなこともあり、一時は、今年の製作をあきらめかけたこともあったようですが、コロナ禍を乗り越えて、本日の発表となりました。

 

 本日の発表にために、昨日の放課後に足場を組んで、美術部の皆さんと先生方で、昨年度のステージバックを取り外し、今年のものをずれないように大切にはりつけました。

 

 「飛翔~青空に向かって~」とセルリアン祭のテーマと共に、コロナ禍を乗り越えていくことを願い、「だるま」が描かれています。また、古代と現世から未来へ向かう意味なのでしょうか、アンモナイトも登場しています。メッセージ性のある素晴らしい作品です。

 

 今年の美術部は3年生が3名でした。1・2年生と協力しながら、今年も素晴らしいステージバックを制作していただきました。

 

 運動部は夏の中体連、吹奏楽部はコンクールの場面で、部活動の集大成として大活躍をしてくれました。

 

 本日、美術部も3年生にとって集大成のステージバックの発表ができて、本当によかったと思います。

 

 これで、全ての部活動が1・2年生に引き継がれることになりました。

 

 この素晴らしいステージバックにエネルギーをもらいながら、四中全体で「青空に向かって、飛翔」していきたいと思います。

 

 ※来校の際には、ぜひ本年度のステージバックをご覧いただきたいと思います。

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2021年10月26日(火) 縦割り清掃

昨日より、縦割り清掃が始まっています。

 

 これは、生徒会の清掃委員会が企画運営をしているもので、この3年間はなかった取り組みです。

 

 各清掃場所には、1~3年生が配置され、3年生が中心となって清掃に打ち込んでいます。

 

 以前の校長日記にも記しましたが、年度の後半を迎え、その学年の実りの時を迎えると共に、次年度の準備も始まっています。

 

 1年生は学校の中核である2年生になる準備、2年生は学校の顔である3年生になる準備、そして3年生は、義務教育の課程をしっかりとまとめ、自分自身の進路を決定していきます。

 

 そんな点からも、この縦割り清掃は、「上級生の後ろ姿から学ぶ」「下級生に大事なものを伝えていく」というめあてがあります。

 

 生徒会活動や部活動以外では、なかなか縦の交流や繋がりがないのが学校生活です。この縦割り清掃を通して、互いの姿から互いに刺激を受け合っていくことを期待しています。

 

 ※明日の四中クリエイティブタイムでは、「縦割り清掃 中間反省会」が企画されています。自分たちの活動に対しPDCAがしっかりできている点に感心しています。

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2021年10月15日(金) 連携プレー

 感染症対策支援予算が四中にも配当されています。

 貴重なお金ですので、生徒たちの安全な学校生活のために、大いに役立てたいと考えていました。

 

 そんなときに、図書館司書の先生の「図書館での読書や学習等の諸活動のために、パーテーションが欲しい」との言葉を受け、事務室のお二人の先生がすぐに対応策を考えてくださいました。

 

 パーテーションとして完成している製品を購入すると、多くの予算を使ってしまいます。そんなときに、事務の先生が「材料があれば、自分で作る」と申し出てくださいました。

 そして、なんとあっという間に、家で製作してきてくださいました。

 そのパーテーションが写真のものです。

 

 おかげで、残った予算でCO2モニター(全教室の二酸化炭素を測定します)と加湿器も購入できました。

 

 事務室の先生の「材料購入」と「製作」の見事な連携プレーに感謝です。チーム四中のパワーに感激です。

 ちなみに、その事務の先生は、窓枠の関係で取り付けられなかった図書館の網戸も家にある材料で製作してくださいました。取り外しがマジックテープで可能になっています。

 

 「先生の先祖は大工さんですか?」と冗談交じりに訪ねると、「そう、曾祖父が大工でした」とのこと。

 

 四中の事務室は、日常業務の事務処理はもちろんのこと、「予算やりくりの達人」と「大工の棟梁の生まれ変わり」の腕前を側面にもつ先生で運営されています。

 

 ※消耗品以外に備品として「人感サーモグラフィ」を購入しました。これがまた優れものでモニターの前に立つと即座に「体温」「マスクの着用」を感知します。そして録画をして万が一に備える機能がついています。

 

 生徒や来校者、教職員の健康観察に大いに役立っています。

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2021年10月 8日(金) 学習の日常化

 10月に入っています。

 

 10月は、年度後半のスタートの月でもあります。4月から9月までの前半戦の成果と課題をしっかりと洗い出し、成果を伸ばし、課題については一歩前進を図っていかなければなりません。

 

 また、この後半は、来年度への準備の時でもあります。3年生は進路を考え、2年生は学校全体に目を向け、生徒会や部活動の中心となっていきます。1年生は、新入生を迎える準備をすると共に、中堅学年に向かっていきます。

 

 まさしく実りを迎える秋です。

 

 さて、四中の金曜日の朝の時間は単元テストの時間です。

 

 今朝は、問題集や教科書を友と見ながら登校する姿が何人も見られました。昨年度から実施している単元テストですが、学校生活の中にしっかりと位置付くと共に、生徒たちの学習習慣形成に結びついてきているのではないかと思います。

 

 定期テスト前に集中して勉強をするのではなく、日常的な学習を積み重ねていくことこそ、しっかりとした学習の定着に結びつきます。

 

 そして、その学習の積み重ねがあってこそ、しっかりと次年度や今後につながっていく学力になっていきます。

 

 毎回、真剣に単元テストに向かう生徒の姿が見られています。

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2021年9月25日(土) セルリアン祭2日目が終了しました。

 セルリアン祭の2日目が無事に終了しました。

 

 本日は、「音楽コンクール」と「閉祭式」が中心でした。

 

 本日も、コロナ禍に対応すべく、感染対策を万全にしての開催となりました。

 

 合唱コンクールでは、全生徒が終始マスクを着用しました。また、発表の学年間には体育館から全生徒がいったん退場をし、手指の消毒を徹底しました。体育館はその都度、大型扇風機を回して20分以上の換気を行いました。

 また、聴く側も、一切声を発せずに拍手のみとしました。

 

 歌うときに、マスクをして声が通るのか?表情から曲想を伝えられないだろうな?などと心配をしていましたが、今日の生徒たちの姿は素晴らしい姿でした。

 美しい歌声が体育館全体にしっかりと響き渡り、マスク越しでも、生徒たちの想いや曲想が十分に伝わってきました。

 練習時間も限られてきた中、よくぞここまでの歌声を創り上げてものだと、自画自賛ながらも四中生が頼もしく輝いて見えました。

 

 審査員の先生方からも、歌声や取り組みの姿、聴く態度を絶賛され、とても誇らしく思いました。

 

 クラス合唱ではクラスの心を通わせ合い、学年合唱では学年内の心を通わせ合い、そして、他のクラスや学年の姿から刺激を受け、心を揺さぶらされることこそ、集団生活の持ち味であり、大切にしたい部分です。

 

 発表側も聴く側も全員で素晴らしい合唱コンクールを創り上げてくれました。

 

 この歌声を、これからも四中全体で大事にしながら、より高めていきたいと思います。

 

 閉祭式は、開祭式と同様に、オンラインで行いました。生徒会役員が作成したビデオ映像からは、生徒会のテーマ「NEW ERA(新しい時代に向かって大きく羽ばたこうと言う意味が込められています)」と、セルリアン祭のテーマである「飛翔~青空に向かって~」をみんなで成し遂げていこうと言うメッセージが込められていました。

 

 この二日間、四中生のパワーで、セルリアンブルーの青空に向かって、大きく四中が飛翔しました。

 

 保護者の皆様には、生徒たちの活躍の姿を直接見ていただくことがかないませんでした。無観客開催という状況を、ご理解いただきました。ありがとうございました。

 

 なんとか、音楽コンクールは映像で発信できました。昨年度の反省を生かし、映像と音響が格段に良くなったとの声をいただきました。しばらくは、視聴できるようですので、ぜひ生徒たちの歌声や活躍する姿を楽しんでいただけたらと思います。また、地元のケーブルテレビでも、今後に放映が予定されています。

 

 このセルリアン祭の本当の成功はこれからの学校生活にあります。コロナ禍に負けずに、「創造」と「挑戦」の精神で、一歩一歩、歩んでいきたいと思います。

 

 この二日間、本当にありがとうございました。

 

 ※全校制作のパラソルアート、教科展、部活動等の展示の写真です。

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※合唱コンクールの写真です

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※各種表彰と閉祭式の様子です。

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2021年9月24日(金) セルリアン祭1日目が終わりました。

 本日、第52回セルリアン祭を開催しました。

 

 コロナ禍ということで、生徒の健康と安全を第一に考え、発表の形態や内容も変更をせざるを得ませんでした。

 

 そのため、1日目の「学級旗フェスティバル」「保健体育科のダンス発表」「英語科のスピーチ発表」「吹奏楽部の発表」は、本部役員や関係生徒の多い3年生のみが体育館に集まり、1・2年生は、各教室でオンラインでの参加としました。

 

 例年と違うオンラインでの開催となりましたが、昨年来、様々な機会にオンラインでの活動を仕組んできたこともあり、午後の展示見学や学年ごとの体育祭を含め、滞りなく1日目の日程を終了することが出来ました。

 

 生徒たちの心意気が天に届いたのか、天候にも恵まれました。

 

 明日の2日目は合唱コンクールです。

 

 各クラス・各学年で創り上げてきた歌声を、セルリアンブルーの青空まで届くように響かせて欲しいと思います。

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2021年9月22日(水) いよいよセルリアン祭です

 久しぶりの校長日記の更新となってしまいました。

 2学期はじめからは出張が重なってしまい、なかなか校長日記が更新できませんでした。(言い訳になってしまいますが、、、)

 

 9月に入ってからの生活は、新型コロナウィルス長野県の警戒レベル5のなかでの学校生活となってしまっています。

 

 そんな制限が多い中、明後日から始まる「第52回セルリアン祭」の準備を、生徒たちは一生懸命に進めてきています。

 

 昨年度まで出来たそれぞれの発表も制限せざるを得ないこともありました。また、音楽会以外はオンラインでの開催としました。

 

 音楽会も全員がマスク着用、拍手のみの鑑賞。学年間に20分の換気と手指の消毒を徹底するようにしました。生徒たちはマスクをつけての合唱は歌いづらい面もあると思いますが、その中でも美しい歌声を響かせて欲しいです。

 

 そして、保護者や地域の皆様の来校も遠慮していただきました。生徒たちが輝く姿を見ていただく機会が失われ大変残念に思います。

 

 生徒の活躍を楽しみにしてくださっていた方のためにも、何とか、映像をケーブルテレビやオンラインでできる限り発信していきたいと思います。

 

 明日の祝日を挟んでの開催となりますので、今日は前日の準備を進めました。

 

 

 オンライン開催のリハーサルもかねて、生徒連絡等はオンラインで行い、その後、各場所に分かれての準備を進めました。

 

 生徒たちの表情はとても明るく、セルリアン祭をとても楽しみにしています。

 

 

 今年のセルリアン祭のテーマは「飛翔~青空に向かって~」です。

「コロナ禍に負けない。生徒たちが主役としてキラキラと輝く、未来(青空)に向かって大いに羽ばたくセルリアン祭」にしたいと思います。

 

 最後に、パンフレットに記された生徒会長の言葉を紹介します。

「いつまでも心を痛めていようと、事実は変わりません。ないものはない。出来ないものは出来ないのです。そこで私は皆さんに提案します。出来ることをとにかく全力で楽しんでください。・(略)・合唱コンクール、総力リレー、体育科のダンス、英語科のスピーチ・(略)・・様々なことが制限され自由が少ない中、私たちにはこれだけの楽しみが与えられています。この与えられた楽しみを全校で盛り上げ、例年とは違う新しいセルリアン祭を創り上げましょう。」

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2021年9月 6日(月) レベル5の中での学校生活

 新型コロナウィルスの感染拡大が上田圏域・県内で止まらない状況です。

 長野県独自の警戒レベル5は12日まで延長されています。12日以降も予断を許さない状況です。

 

 「コロナ禍にあっても生徒たちの学びを止めない」そのためにできる限りの感染予防対策を全校で徹底しようと、校長講話で以下のような話をしました。

 

 ①毎朝の生徒昇降口での健康観察及び養護教諭の健康指導。

    家庭の健康テックカードの記入へのご協力に感謝です。また、7:30~8:00

   までに登校できる生徒がほとんどであり、水際対策を順調に進めることができます。

   家庭での協力に感謝です。

 

 ②他との不要な接触や不必要な大声や奇声・叫び声の自粛。

    元気な声が響くのが学校の本来の姿ですが、感染拡大を防ぎ、互いの安全・安心の

   ために、生徒自身が自分ごととして感染防止を主体的にし、学校生活を創り上げてい

   くことが大事です。

 

 ③手洗い・マスク着用・換気・消毒の徹底。

    特にマスクについては、不織布のマスクの着用をお願いしています。以前は全国的 

   にマスク不足のためにウレタン製のものや布マスクをする生徒も多くいましたが、現

   在は不織布のマスクは十分に手に入るようになりました。吐き出し・吸い込み共に不

   織布のマスクが効果が高いとの研究結果があります。

 

 ④家庭との連携の強化。

    四中の保護者に皆様には、「健康への心配なこと」「情報の提供」をいちはやくし

   ていただいています。そのことが、校内に新型コロナウィルスを持ち込まない、万が

   一の時にも感染を広げないことに繋がっています。大変ありがたいことです。生徒の

   安全や安心のために、どんな小さなことでも学校へ連絡をしていただき、二人三脚で

   共に対応をしていきたいと思います。

 

 ⑤差別防止・人権について。

    新型コロナウィルスは私たちの身の回りにあり、いつだれが感染してもおかしくな

   い状況が続いています。校長日記では何回も「コロナに負けない」生徒たちの姿を発

   信してきています。制限がある中でも、できることを最善の方向を考え取り組むこと

   がとても大事です。身近に感染してしまった方がいた場合、差別や人権問題が生じぬ

   ようにしていくことこそ「コロナに負けない姿」です。

 

 ⑥不要・不急の外出の禁止。

    感染経路が不明の感染者が多発しています。放課後や休日の行動に注意をお願いし 

   てます。

 

 9月は、2学期の本格的な学習をスタートさせるときです。2学期の充実こそ一年間の学校生活を豊かにさせます。

 

 

 また、生徒会の最大の行事であるセルリアン祭があります。引継ぎをした部活動の新人戦もスタートします(残念ながら水泳の新人戦はコロナ禍のために中止となりました)。

 

 

 生徒たちの学校生活を守るために、私たち教職員は保護者や地域の方と連携しながら、生徒自身がより良い学校生活を創り上げていけるように、全力で取り組んでいきたいと思います。ご理解とご協力をお願いします。

 

 

2021年8月19日(木) 2学期がスタートしました!

 本日、2学期の始業式を行い、88日間の2学期がスタートしました。

 

 昨日の長野県内の新型コロナウィルス感染者は152人で過去最高の感染者が報告されました。上田圏域も9月1日までレベル5が継続され、連日、感染者が後を絶ちません。

 

 そんな状況の中でのスタートですので、朝、元気に登校する生徒たちの姿を見てとても安心しました。そして、気が引き締まりました。

 

 学校では、昇降口において健康観察カードの確認をしてから校内に入ることを再開しました。少しでも健康に不安のある生徒には、職員玄関に養護教諭が待機し、その場にて健康チェックをしました。

 そして始業式も全校で集合することを避けリモートで行いました。

 

 始業式では、2学期の抱負の発表を学年代表の生徒が行いました。挨拶、学習、進路、生活面、部活動等に対し、1学期の反省を生かして向上していきたい気持ちがよく伝わってきました。

 

 私は、九つの点を直線で結ぶクイズをもとに、「枠を飛び越えて考える」ことに注目をさせ、本年度の目標である「創造と挑戦」について話をしました。

 

 新型コロナウィルス、豪雨災害等、私たちを取り巻く環境は、先が読めない状況が続いています。

 

 そんな中でも、できることに「チーム四中」で精一杯に取り組み、実りの多い2学期にしていきたいと思います。

 

 ※本日の様子をUCVさんが取材に来られました、夕方のニュースで放送されるそうです。

 

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 九つの点を直線で結ぶと、5・6本の直線で結べます。4本で結べますか?

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 枠を飛び越えて考えると4本で結べました。このような発想を大事に「創造的な活動に挑戦」していって欲しいと思います。

 

 

2021年8月18日(水) 夏休みの「四中アカデミー」

 四中は、本日までが夏休みです。

 

 明日から2学期がスタートします。

 

 以前よりお知らせをしているとおり、四中では学習面において、生徒たちが主体的に自分の課題に取り組めるように、水曜日の放課後と長期休業中に「四中アカデミー」を開講しています。

 

 本年度も、夏休みの終わり二日間(昨日と本日)、校舎を開放し「四中アカデミー」を開設しました。

 

 新型コロナウィルスの感染拡大が心配されているなかでの開講でしたので、校舎入口での健康観察も念入りに行いました。

 久しぶりに見た生徒たちは、皆元気な様子で安心しました。

 昨日と本日で、延べ130名ほどの生徒が参加をし、真剣に学習に取り組んでいました。ました。 

 

 いつも参加している講師の地元大学生は、現在、上田圏域がレベル5ということもあり参加できませんでしたが、地元地域の講師の先生や、本校職員が生徒共に学習に取り組んでくださいました。

 今回の「四中アカデミー」には、夏休み中の学習課題のまとめと共に、2学期のスタートがスムースにできるようにという意味もあります。

 

 明日からの2学期が元気にスタートできるといいと思います。

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2021年7月21日(水) 行けない奈良しかたがない、京都いう日を大切にしよう

 本校では、7月19日・20日と一泊二日で、岐阜県の飛騨高山・白川郷、富山県の氷見市へ修学旅行に行ってきました。

 

 本来であれば、2年生の3月に奈良・京都への修学旅行を計画していたのですが、コロナ禍の影響もあって目的地を変えての修学旅行でした。

 

 そのために表題の通り、学年のスローガンは「行けない奈良しかたがない、京都いう日を大切にしよう」になっているのです。

 

 私は、このスローガンを見たときに感激をしてしまいました。

 

 各教室には修学旅行の事前学習として京都や奈良の学習の様子がまとめてあったり、写真やポスターが掲示されたりしています。

 ずっと生徒たちは、関西への旅をとても楽しみにしていたと思います。

 

 しかし、目的地が変わっても、みんなでよい旅行を創り上げたいという心意気に感激をしたのです。ガッカリする気持ちがあっても、それ以上に修学旅行ができる喜びを大事にしている姿がとても頼もしかったです(これは、昨年の3年生に姿にも感じたことです)。

 

 この二日間は、素晴らしい天候に恵まれました。逆に天気がよすぎて暑さ対策が大変でした。

 生徒たちも、スローガンにあるように、どこの見学地に行ってもしっかり学び、しっかり楽しむ姿勢は立派でした。

 行き帰りのバス内でもガイドさんの丁寧な説明により、現地でなければ知り得ない、とても多くのことを学べたと思います。

 また、どこの見学地や宿泊先のホテルでも、コロナ対策を万全にしてくださり、生徒の安全を最優先していただきました。

 

 多くの方々のご協力によりこの修学旅行が実施できました。感謝です。

 

 真夏の暑さの中、そしてコロナ禍の中、だれ一人、体調を崩す生徒もなく、全員元気に帰ってきました。

 日常生活を大事にしているからこその修学旅行の大成功であったと思います。

 

 未だ、新型コロナウィルスの感染拡大の収束は見えないわけですが、生徒たちの力は、コロナになんか負けていません。

 

 

 これからも、みんなで様々なことを乗り越えて、挑戦していきたいと思います。

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2021年7月16日(金) 1学期終業式・中体連北信越壮行会

 本日、1学期の終業式を行いました。

 1学期は、71日間の学期でした。

 

 3名の生徒代表の発表では、1学期を振り返り、学校生活や、学習・部活動等の頑張れたことや、2学期の生活のへの決意が述べられました。

 

 私は、「未来は、現在と同じ材料でできている(シモーヌ・ヴェイユ)」の言葉を引用して話をしました。

 過去を振り返った時に、「〇〇しておけばよかった」「〇〇で失敗してしまった」と後悔することのほうが多いのが人間なのかもしれません。

 後悔しても、過去は変えられないので、どうしようもありません。過去を悔やむより、その反省をもとに未来を考えることが大事だと思います。

 

 「未来は、現在と同じ材料でできている」・・・今頑張っていることは、未来につながっているということです。今ある姿が、未来の姿の元なのです。

 

 その意味からも1学期をまとめ・振り返るこの時期に「今・現在を、もう一度見つめ、どのように生きていこうか考えよう」という話をしました。

 

 ※生徒の発表と共に、1学期いっぱいで産育休にはいられる合津先生と、その代わりにこれからお世話になる石井先生の紹介をしました。

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 終業式の後に、陸上競技の中体連北信越大会の壮行会を行いました。

 本校3年の山下さんが、県大会の200mの2位となり、長野県の代表として8月3日に富山市で行われる、北信越大会に出場します。 

 山下さんは、全校の前で力強い決意を表明してくれました。

 

 四中では、この快挙を、祝して「懸垂幕」を作成しました。今後は、正面玄関に飾る予定です。

 

 また、明日から行われる中体連県大会には、野球部・卓球部・剣道部・男子テニス部・水泳部・柔道の選手が出場します。

 

 成績によっては、北信越大会・全国大会の切符を手に入れることができます。

 

 四中生の活躍を期待しています。

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2021年7月13日(火) 吹奏楽コンクール東信地区大会壮行演奏会

 本日、17日(土)に行われる「令和3年度 第61回長野県吹奏楽コンクール中学校の部 東信地区大会」の壮行演奏会を行いました。

 

 昨年度は、新型コロナウィルスの影響で中体連の大会同様に、このコンクールは中止となってしまいました。

 ですから、2年ぶりのコンクールとなります。

 

 吹奏楽部は、コロナ禍のために、今まで活動に多くの制限が課せられました。

 そのため、各自の練習時間が少なくなってしまったり、全体で音を合わせる時間が少なくなってしまったりしました。

 

 その中でも、別々の場所に分かれながら練習をし、1年生から3年生までが自分のやるべきことをしっかりやりながら、限られた時間で心と音を合わせてきました。

 

 日常生活の中で聴こえてくる楽器の音色や、大きな挨拶の声、できることに対して精一杯、部員全員で取り組む吹奏楽部の一体感を、四中のだれもが感じています。

 

 本日の演奏は、部員全員でつくり上げてきた「チーム四中の心意気」が伝わる感動的なサウンドでした。

 

 コンクールでは、四中プライドを胸に、丸子のセレスホールいっぱいに「四中サウンド」を響かせてほしいと思います。

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2021年7月 2日(金) 数学科の研修授業

今日の「校長日記」は、出張で不在の校長に代わり、教頭がお届けします。

 

今日は、東信教育事務所指導主事・綱川直喜先生、また上小地区の算数・数学科の先生の参観の下、数学科の研修授業を行いました。

今回の授業は、授業者の「毎日の炊飯時に、1合(180立方cm)のカップで何度も米の分量を量るのはめんどうだ」という日頃の悩みから、「2合を量れるますをつくるにはどうすればよいか」という課題から始まりました。

 

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そして、実際に生徒一人一人が正方形のマス目厚紙の四隅を自分で正方形に切って立方体をつくり、その実際の体積を求めました。そこから「四隅を10cm四方の正方形で切って、容積360立方cmの箱をつくるとき、もとの正方形の1辺の長さは何cmか」という学習問題が設定されました。(図参考)

そこで、生徒から「文字式を利用すれば良い」との声が上がり、グループで方程式を立てて解を求めるという課題に挑戦しました。
生徒の様子を見ると、「元の厚紙の正方形の1辺をx(エックス)とする」考え方と、「できあがった立方体の底辺の1辺をxとする」考え方の二つに大きく分かれていました。

 

 

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ただ、どちらにしても二次方程式となるため、解が二つずつ出てきます。その一方の解がなぜ解として不適切なのか、そこを考えていくと「方程式」と「実物」との違いがあることが理解できます。

そのあとは応用で「底辺を長方形にする」「のりしろの分も考える」などの問題に取り組みました。

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今回の授業の生徒に見られた「問題に対して自分で解決法を考え、実行に移す」「既習の学びを用いてさらなる課題に取り組もうとする」「実生活に結びつけようとする」姿は、本校が目標の中心に据えている「主体性のある生徒」の具体的な姿にもつながると思います。

今後も本校では、生徒の主体性を育てるため、様々な挑戦を続けていきます。

 

2021年7月 1日(木) 学びの改革オンライン情報交換会

 本日、オンラインで「学びの改革情報交換会」が行われました。

 

 本校は、昨年度「学びの改革実践校」に指定され、1年間、四中の学校教育の改革を進めてきました。

 

 今日は、その1年間の実践の経過を研究主任の関先生が発表をしました。

 

 以前より校長日記でもお知らせをしていますが、本校の「学びの改革」の根本にある思いは、「生徒の主体性の醸成」です。

 主体性を高めていくために「単元テスト・再チャレンジテストの導入」「四中アカデミーの開講」「四中クリエイティブタイムの設置」「学年担任制の導入」等の仕組みを整えてきています。

 

 今日の発表は、時間の関係で「単元テスト」「再チャレンジテスト」「四中アカデミー」の導入についてでした。

 

 発表を聞く中で、令和元年より、生徒の主体性を高めていくための方策を、全職員で検討を繰り返してきたことが思い出されました。

 また、一つ一つのことに対して「チーム四中」で乗り越え挑戦してきたことが思い出されました(時には、職員間の意見のぶつかり合いもありました)。

 

 そして今は、実践を積み重ねてきたからこそ、成果と課題が見えてきています。

 

 常に初心を大切にしながら、これからも「学びの改革」を推進していきたいと強く思いました。

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2021年6月25日(金) 学校運営協議会

本日、第1回学校運営協議会を開催しました。

 

 昨年度までは、学校評議員会として運営していましたが、本年度より、地域の皆様が主体となって進めていただけるように「学校運営協議会」に移行しました。

 

 設置目的には、

 「上田市立第四中学校の生徒の健やかな成長を支えるため、地域住民等と学校が熟議を行いながら連携・協働し、多様な活動を行う上田市立第四中学校運営協議会を設置する。」とあります。

 

 協議員には、千曲高校の校長先生をはじめ、公民館の指導員、地域の元教育関係者、四中部活動推進委員の方、主任児童委員、長野大学の教授、PTAの代表、四中アカデミーの講師を務めていただいている方、地域で四中教育を支えていただいている方等の10名になっていただき、事務局を含め13名でスタートをしました。

 

 もとより、四中では、地域の皆様との連携を大事に考え「四中アカデミー」や「四中クリエイティブタイム」「職場体験」「出前授業」等の活動に力を入れています。

 

 「地域に育つ子どもを地域全体で支援していただく」というコンセプト実現のために、運営協議会皆様のお力をどんどんお借りしていきたいと思います。

 

 ※授業参観をしていただいた後、意見交換をしました。

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2021年6月22日(火) 城下小学校6年生の中学校体験

 今日は、学区内にある城下小学校の6年生が来校し、授業参観と体験授業を行いました。

 

 昨年度は、コロナ禍のために実施できませんでしたので、2年ぶりの実施となります。

 

 城下小学校の6年生は2クラスですので、授業参観と体験授業を1時間ずつ交互に体験してもらいました。

 

 参観授業では、1年生の授業を中心に中学校での学習の様子を見てもらいました。小学校にはない技術科の授業や教科担任制の様子、50分間の授業時間等、中学校生活の様子を少しは感じていただけたと思います。

 本校の1年生にとっても昨年度までの後輩たちに見られていることはよい刺激となったようです。

 

 体験授業では、1組は数学、2組は理科の授業を体験してもらいました。

 

 数学では「算数」と「数学」の違いを考えたり、クイズ形式で数の規則性を考えたりしました。

 

 理科では、マッチのすり方の体験(びっくりしたことに、マッチをすった経験がない子がほとんどでした。確かに我が家にもマッチって無いなあと改めて思いました、、。)や、ガスバーナーの操作と簡単な実験について体験しました(小学校ではアルコールランプを使っているために、全員が初めてガスバーナーを操作しました)。

 

 体験後に6年生に話を聞くと「とても楽しかった」「体育館が大きかった」「中学校生活が楽しみ」などの感想が聞かれ、とてもよい中学校体験になったと思います。

 

 義務教育の教育課程は9年間です。小学校6年間と中学校3年間の連携・つなぎはとても重要です。

 

 これからも、6年生が安心して中学校に進学できるように、様々な情報を提供すると共に、他の学校生活の場面(生徒会活動や部活動、四中クリエイティブタイム、四中アカデミー)も見てもらえる機会を設けられるといいなあと思います。

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2021年6月17日(木) 1学期期末テスト

 本日、明日と1学期の期末テストです。

 本日は4時間(4教科)、明日は1時間(1教科)の日程で行っています。

 

 お知らせしている通り、本校では中間テストを廃止し、単元テストを実施しています。単元で学んだ学習の定着状況を、単元テストを行うことにより、いち早く確かめることでしっかりと学習を定着させていきたいと考えています。

 そして、期末テストでは、その学期に学んだことの全てについて再度振り返る機会としています。

 

 期末テストには、単元テストで培ってきた学力をもとに問題に取り組めるように、総括的な問題や発展的な問題、思考力や自分の考えをアウトプットする問題も取り入れています。

 単元テストでは観点「知識・技能」の定着状況を、期末テストでは観点「思考・判断・表現」の定着状況を確認できるようにしています。

 

 本校の教育の柱は「生徒の主体性を育む教育」です。

 

 生徒たちには、期末テストをもとに、1学期の自分自身の学習の定着状況を振り返り、課題を発見し、その解決に向けて取り組んでいってほしいと思います。

 

 四中では、生徒が自身の課題を解決するために、日常的に教師に相談ができたり、四中アカデミーで個別指導を受けたりできる体制を整えています。

 

 ※1年生にとっては、初めての期末テストでした。緊張感のある雰囲気の中、問題に取り組んでいました。

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2021年6月 9日(水) 勇猛精進

 昨日の校長日記(中体連夏季大会が始まっています!)の中に「勇猛精進」という言葉を書きました。IMG_5168.jpg

 

 これは、6月2日に行われた中体連夏季大会東信大会の壮行会時に生徒に向けて激励の言葉として用いたものです。

 

 実はこの言葉は5.15事件でも有名な第29代総理大臣の犬養毅元首相の直筆の扁額として校長室に掲げられています。

 

 意味は、「勇敢に、そして精力的に物事を行うこと。」

「勇猛」は勇ましい勇ましく雄々しいこと。

「精進」は、精神を打ち込んで努力すること。です。

 

 四中の前身である「川邊中(額中の文字では川邊青年となっています)」に、寄贈していただいたものかと思われます。

 どんな経緯で寄贈していただいたかは定かではありませんが、生徒へのメッセージとして大切にしたい四中の宝です。

 

 四中生には、様々なことに挑戦し、創造的に自分たちの学校生活を創り出し、「勇猛精進」に、学校生活を送ってほしいと思います。

 

 ※校長室でこの扁額を眺めていると、私自身もいつも叱咤激励を受けている気持になり、背筋が伸びます。

 ※来校の際にはぜひ校長室へお立ち寄りいただき、四中の宝である犬養毅さん直筆の扁額をおご覧いただきたいと思います。

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2021年6月 8日(火) 中体連夏季大会が始まっています!

 6日(日)の中体連東信陸上競技大会を皮切りに、中体連夏季大会が2年ぶりに開催されています。

 陸上部の生徒たちも自分の力を精一杯発揮し、多くの生徒が自己ベストを更新したり、県大会出場の切符を手に入れたりしました。

 他の部活動も、大会前ということで練習に一層の熱がこもっています。

 

 当たり前のことが当たり前にできなくなってしまった昨年度は、様々な場面で生徒の活躍の場が奪われてしまいました。3年間部活動に情熱を燃やしてきた3年生にとって、最後の大会がなくなってしまったことは、とても悔しいことであったと思います。 

 

 

 しかし、そんな制限のかけられた中に行われた代替大会では、生徒たちは、その場で精一杯自分たちの力を発揮していました。清々しく、頼もしい姿でした(見ていて涙が出ました)。

 

 本年度は、生徒たちの活躍の場が奪われることがないように、中体連の各専門委員会では、できる限りの感染予防対策を講じて大会を運営しようとしてくださっています。

 

 当たり前のことを当たり前に行うために、多くの方々の支えがあって夏季大会が行われます。生徒たちには、そのことを踏まえて、精一杯今までの練習の成果を発揮して欲しいと思います。

 

 中学校の部活動は、学校生活に中で大きな意義をもっています。一つのことに情熱を注ぎ、とことん向かい合う経験がとても貴重です。そして、目標がかなう経験を味わったり、負けた悔しさを味わったりできるのは、真剣にその種目に向き合った結果から生まれます。

 自分自身と、しっかり向き合ってきた日々があればこそ生まれる感情を味わうことが大事だと思います。

 

 活動の中心は、子どもたちです。今後部活動がどう変容していくかは不透明な状況ですが、「プレーヤーズファースト」「スチューデントファースト」の精神は変わりません。

 

 子どもたちの努力の成果が精一杯発揮できるよう、「一秒でも早く」「一秒でも多く」「1回でも多く」徹底的に部活に取り組めるような体制を全職員でバックアップをしていきたいと思います。

 

 特に3年生は、これから進路を自己決定していくときを迎えます。仲間と共に喜びや苦しみを乗り越えた生徒や自分自身としっかり向き合った生徒は、自分の進路を自分で決定していきます。また、受検を個人戦でなく、団体戦として考えることができます。

 個人の力が伸びると集団の力が伸びる。集団の力が伸びると個人の力が伸びる。それが力のある集団(学校)だと思います。

 

 今週末からは、球技・水泳・武道が始まります。応援をよろしくお願いします。

 

 「勇猛精進」~四中プライドを胸に輝け四中生!~

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2021年6月 2日(水) GIGAスクール

 本年度より、一人一台端末が生徒たちに配付されて、ICTを活用した教育実践が本校でも行われています。

 

 現在、全ての教科においてグーグルを用いた教育アプリ(上田市がグーグルのアプリを採用しています)によって、様々なスタイルの授業展開がされています。

 授業参観をしてみると、生徒はとても上手に活用しています。

 

 参観をしている私の頭の中に「?・?・?」が浮かんでしまうような、単語や操作についても、生徒たちはとても飲み込みが早く、どんどん先に進めていました。

 

 技術科の授業では「Jamboard(ジャムボード)」というデジタルホワイトボードアプリを使い、「50年後の技術はどうなっているのだろう」との学習問題に、「車が空を飛んでいる」「タイムマシーンができる」「建物が自由に移動する」などと付箋に書き込み(入力し)ながら友と考えを共有していました。

 今までであれば、「発想はいいけど夢物語だろうな」と考えてしまうようなことも、端末を使った授業の様子を見ていると、時代の変化を痛切に感じるとともに、50年後の世の中には「現実になりそうだな」と思えてきます。

 

 私自身も、昨年の今頃はオンラインでの会議など可能になるとは思ってもいませんでしたが、1年後の今は、当たり前のようにオンラインで会議をしています。

 

 技術の進歩は、完全に私の想像を超えています。(・・と思うのは私だけ?)

 これからの世の中を生きる生徒たちにとっては、新しい情報や技術をどんどん取り入れた教育が必要になっているのだと思います。

 しかし、隣同士にいるのに会話をせず、端末を通してのやりとりだけをしている姿には、一抹の不安も感じました。他者との共同生活である学校の中では、メディアを通さない直接的なコミュニケーションはとても大事です。

 

 「不易と流行」と言われます。新たなものを取り入れながらも、人間生活の大切なものを学ぶ場も大事にしながら、GIGAスクールの推進をしていきたいと思います。

 

 ※写真は、全校への説明と技術科・理科・英語科の授業の場面です。

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2021年5月28日(金) 学びの継続・連続

 朝の時間、校内を見回っていると、どの教室からも、「カッ、カッ」と鉛筆を走らせる音が聞こえています。

 

 それと共に、真剣なまなざしで問題に向かう生徒の姿があります。

 

 金曜日の朝の時間は、「単元テスト」の時間です。

 

 今朝は、1年生が理科、2年生が数学、3年生が国語の単元テストに取り組んでいました。

 

 この単元テストは、本年度から水曜日の午後の時間と、金曜日の朝の時間を使って行っています。このことにより、生徒たちは、それぞれの教科の単元終了後すぐに自分の学びを確認することができます。

 

 つまり、四中では、毎週2回の単元テストがあることになります。しかも、今週は昨日の木曜日に、3年生は全国学力学習状況調査、1・2年生はNRT(全国標準学力検査)がありました。水・木・金とテストが続きました。

 テストが何回も続くと「とても大変だ」という思いをもつ生徒や保護者が多いのではないかと思います。

 

 私自身も、学生生活を振り返ってみると、テスト前に必死に詰め込んで学習をしたことを思い出します。

 徹夜をして頭がよく回らない中でテストを受け、結局は、全くできなかったと言うことも何度も経験しました。

 そして、テスト後は開放感に包まれて、また勉強をおろそかにしていってしまうという繰り返しをしていました。

 こういう経験をしている大人は多くいると思います。

 

 実は、今の中学生も同じで、四中でも「テスト前に勉強を集中し、終わったら...」を繰り返す生徒多く見られました。

 「テストに向けた学習が大変。」「テストがあるから学習をしなくては...」「テスト前にはしっかり学習をしなくては...」などの考え方は、よく考えてみるとちょっと問題があります。

 

 本来、テストとは、自分の学習を振り返るため、そして自分の課題を把握し解決していくため、つまり「自分の学習のため」にあるもの、言い換えれば「自分の学びが中心」なのです。

 

 しかし、これまでの考え方では「テストのために学習する、つまり「テストが中心」になってしまっています。

 

 単元テストが短い期間で繰り返され、これまでと比べて大変に感じることもあるかとは思います。ただ、「学びの継続・積み重ね」のため、本来の学びのサイクルを実現していくことが必要であると私たち職員は考えています。

 

 四中では、生徒自身が自分の学びをデザインし、継続させていくために、全職員で生徒の支援をしていきます。

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2021年5月21日(金) 学年担任制

 本年度、四中では、固定担任制を廃止し学年担任制を導入しています。

 

 学校では、担任の先生によって学級づくりに差が見られることがあります。そして、それが、よい場合もあれば逆の場合もあります。

 

 また、多様な実態の生徒の支援にあたるうえで、学級担任一人のみでの対応では不十分となる状況が多々あります。生徒にとっても、すべて担任のみの対応となると、内容によっては相談しにくいこともあります。

 

 そこで、「四中生全員を全職員で支援する」「学年の生徒は学年職員全員で支援する」というチーム支援を強化するために学年担任制を導入しました。

 各クラスには年間を通して中心となってそのクラスを担当する「主担当」をおき、保護者からの相談窓口を明確にしました。

 

 4月当初は主担当が中心となって学級を担当しましたが、大型連休明けから、徐々に担当がローテーションしています。

 

 この学年担任制で、生徒が主体的に考え、自分で判断できるような支援を心掛けると共に、「転ぶ前に杖をつきすぎない」「転んだ後に自分の力で立てる」支援で、生徒一人ひとりを見守りながら「ほめて・認めて・励まして」いきたいと思います。

 これらの支援を含め、生徒自身が主役となり、学級づくりや集団づくりを自分たちで進めていけるようなチーム支援体制を大事にしていきたいと思います。

 

 ※写真は、朝の単元テストや学活の時間です。主担当と異なる先生が担当しています。

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2021年5月19日(水) 四中クリエイティブタイムが始動しました!

 以前よりお知らせをしているとおり、水曜日の午後は「四中クリエイティブタイム」の時間です。

 

 単元テストや生徒会の時間を含む場合は約1時間、クリエイティブタイムのみの時は、2時間弱の時間を使って生徒たちが自由に活動します。

 四中生の傾向として、やると決まっているもの、以前からあるもの、指示されたことについては とてもよく取り組みます。その姿は素晴らしい姿です。

 しかし、自身での判断がいるもの、新たな企画づくり等の場面では、他の人からの指示を待ちがちです。

 そこで、生徒が主体的に活動を生み出していく(創造)力をつけることを目標として行っているのが、この四中クリエイティブタイムです。

 

 担当の先生からのプリントに「四中CT(クリエイティブタイム)は、生徒自身が自分たちでやってみたいと思えるような活動を考え出して実践してみるというプロセスを大切にする活動です(0→1への挑戦)。」とありました。

 

 まさしく「創造」と「挑戦」を具現していく活動です。

 

 今日は、1・3年生が、事前アンケートをもとに、校内の10カ所に分かれて今後の活動計画づくりを行いました。(2年生は、GIGAスクール構想のタブレットの扱い方の講習を行いました。・・・このことについては、また校長日記に書きたいと思います)

 

 3年生が自ら司会を買ってでて話し合いを進めているところが多かったのですが、やはり、どう進めてよいか戸惑い気味でした。しかし、こういった経験こそが大切だと思います。

 

 生徒たちの手でどのような活動が生み出されるのか楽しみです。

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2021年5月14日(金) 部活動参観

 本日、部活動参観を行いました。

 体育館で全体会を行い、部活動の方針や集金について係から話をさせていただきました。その後、保護者会・実際の部活動参観を行いました。

 

 私は、コロナ禍の中での部活動について、保護者の方にお願いをしました。

 

 昨年度は、運動系の部活動は全中・北信越・県・東信・上小大会の全てが中止となりました。文化系のコンクールも中止となり、中学校生活で部活動に情熱を燃やしてきた3年生たちの活躍の場が失われてしまいました。

 代替大会はありましたが、例年とは違った多くの制限がかけられてしまいました。

 

 本年度は、現在、中体連の大会は開催していく予定でいます。

 大会を開催していくために、そして、生徒たちの健康や安全を第一に考えたときに、保護者の方々の協力は不可欠となります。

 

 昨年度より、東信地区では練習試合の場等で保護者の皆様が主体となって、感染拡大防止に努めていただいています。

 保護者会が中心となって、保護者の健康観察や応援の仕方、ソーシャルディスタンスの呼びかけ等を行っていただくことが、習慣化してきています。

 生徒の部活動を守っていくために、保護者と学校が協力していくスタイルができてきていると思います。

 共に生徒の活動を支えていくバックアップ体制に感謝しています。

 改めて、保護者会の方への感謝と、今後の継続をお願いさせていただきました。

 

 生徒たちには、コロナ禍であっても、精一杯自分たちの力を高めていってほしいと思います。

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2021年5月12日(水) 四中アカデミーが開講しました。

 本日、本年度の四中アカデミーの開講式を行いました。

 

 昨年度より始まったこの四中アカデミーは、生徒の自学・自習の場です。講師には、地域のボランティアの方や大学生、地域の企業人の方々に務めていただいています。

 

 生徒の参加は自由で、自分の学習状況に応じて自分で判断して参加をしていきます。

 

 講師の方に質問をしたり、友と相談をしながら問題に取り組んだり、一人で黙々と自習をしたりと、様々な学習が自由に行えます。

 

 今年は、生徒同士が教えあえる場(得意教科の生徒が講師となって学習のコツを伝授する、上級生が下級生に勉強を教える等)として、四中アカデミー内に「マナ部」を設立していきたいと考えています。

 

 学ぶ側だけでなく、自分の学びを発信する場は、自分の学びを再確認することにもつながります。

 本校の目標「生徒の主体性を育む教育」の場として、多くの生徒たちが四中アカデミーで力をつけていってほしいと思います。

 この四中アカデミーは、ノー部活の水曜日の放課後の15:30~16:30および長期休業中に開講をします。

 今日は、全校で100名弱の参加がありました。今後も多くの生徒の参加を待っています。

 また、「地域に育つ子供たちを地域全体で育てる」とのコンセプトのもと、本年度の講師を募集をしたところ、16名の方から申し込みをいただきました。大感謝です。

 今後も、講師の方を募集していきます。ぜひ多くの皆様に参加をしていただきたいと思います。

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2021年4月30日(金) 単元テストが始まりました!

 本年度の「単元テスト」が、本日より始まりました。

 

 昨年度の反省を生かし、本年度は毎週金曜日の朝の時間(8:10~8:30)、水曜日の午後(13:30~13:50)の時間を使って、各学年・各教科の学習の進度に合わせて実施をしていきます。

 

 このことにより、各教科の単元終了後、間を開けずに単元テストが実施できるようになり、生徒たちにとっても、いち早く自分自身の学習の定着状況を把握できます。

 

 そして、本年度も、できなかった問題をそのままにしないために、学習をし直して、再度、単元テストに挑戦する再チャレンジテストも実施していきます。

 

 今年は、数学においては、再チャレンジテストの点数も成績に反映させていきます。

 

 他の教科については、検討中ですが、学習に対する意欲面を大いに認めていきたいと考えています。

 

 今日の単元テストは、3年生のみ数学の「式の展開」の単元テストを行いました。

 

 今ある力を単元テストによって把握し、できなかった問題については、しっかりと解決し、再チャレンジテストに挑戦していけば、一層学力が定着していくと思います。

 

 そして、できなかった課題を解決するために、先生方に指導を受けたり、友と相談したりしながら自学を進める「四中アカデミー」も、大いに利用していってほしいと思います。

 

 四中では、これからも、生徒たちが自らの力で学びを進め、深めていくために、様々な場を設定して支援をしていきたいと思います。

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2021年4月27日(火) 部活発足会

 本日、1年生が部活動に正式入部をしました。

 

 それに伴い、部活動発足会を行い、令和3年度の四中部活動の新たなスタートを切りました。

 

 各部でも、1年生が加わり、活気を得ると共に夏季大会やコンクールに向けて、さらに気合いが入りました。

 

 各部には「優勝する」「県大会に出場!」「コンクールで金賞」等のチームや個人として目標があると思いますが、部活動の目的は「人間形成」「人間力アップ」です。

 

 数多ある部活動の中で、縁があって一緒になった同じ志をもつ仲間と共に、切磋琢磨しながら、心身を成長させていってほしいと思います。

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2021年4月21日(水) 四中の特色ある活動について

 本日の四中クリエイティブタイムは四中独自の「特色ある活動」について説明をしました。


 四中の学習の特色としての「四中アカデミー」「単元テストと再チャレンジテスト」「四中クリエイティブタイム」の3点について、担当職員が全生徒に説明をしました。

 

  • 「四中アカデミー」

 これは、地域の皆様(大学生や企業人、地域の住民)が講師となって行っている自主学習の場です。

 ノー部活の毎週水曜日の放課後や長期休業中に自分のペースで学習をします。講師の先生や友達にも質問ができます。昨年度参加した生徒からは「家にいるよりも集中して勉強ができる」「テストの点数が伸びた」「友達と勉強して楽しい」などの感想が出されています。この時間には、このあとに説明のある「再チャレンジテスト」にも挑戦できます。

 

  • 「単元テストと再チャレンジテスト」

 昨年から、四中では中間テストを廃止し、単元テストを実施しています。このことにより、単元で学んだことの見返しが適時できるというメリットがあります。

 そして、わからなかった点を克服したり、もっと良い点数を獲得したりしたいときには、再チャレンジテストを行っています。

 今年から、数学では再チャレンジテストの点数を成績に反映するようにします。たとえば、1度目の単元テストで60点だった時、再チャレンジテストで90点取れれば、その生徒の成績は90点になります。

 自分で自分のために目的をもって学習を日々積み上げていく。そんなスタイルが身についていくことが大事だと思います。

 

  • 「四中クリエイティブタイム」

 昨年度は、5時間授業の水曜日の放課後の清掃を行わないこととし、35~45分の時間を生み出して、生徒が企画運営する「四中クリエイティブタイム」を行ってきました。しかし、コロナ禍の休校や活動の制限で、なかなか創造的な活動までには至りませんでした。(その中で生まれたSDGsの活動は素晴らしかった!)

 

 今年は、水曜日を4時間授業とし、午後の日課のほとんどを「四中クリエイティブタイム」にあてます。長い時には1時間30分~2時間弱の活動が可能になります。

 生徒の発想を大事にしようと、この活動のアイディアを生徒から募集します。生徒が四中の主役として、自分たちの手で四中の活動を作り出していく。考えただけでもワクワクします。

 どんなアイディアが集まるのか楽しみです。

 

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2021年4月19日(月) 部活動見学・仮入部

 先週の1年生に対する部活動説明会を終えてから、1年生の部活動見学と仮入部が始まっています。

 今は、家庭訪問中で特別編成日課となっていて、放課後の時間が多くとれます。その時間に合わせて、今週末まで1年生が各部活動に参加をしています。

 学校中を見回ってみると、各部活動に一生懸命に参加する1年生と共に、それぞれ進級した上級生たちが、1年生に対して丁寧に指導をしている姿が印象的でした。

 

 特に、2年生たちは、この仮入部を通して、すっかり上級生としての自覚が芽生えているように見え、とても頼もしく感じます。

 2.3年生たちも、1年生に指導をすることで、改めて自分自身の姿をも見返すよい機会になっているようです。

 1年生が部活動に参加することで、より活気のある部活動になっています。

 1年生は、しっかりと自分で入部する部を決め、3年間継続することで心身を成長させていってほしいと思います。

 来週の27日(火)に全校としての部活動発足会が行われ、令和3年度の部活動が本格的にスタートします。

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2021年4月16日(金) 1週間、疲れたようです!

1年生が入学して、今週は本格的に授業も始まっています。

 入学した先週は、生徒会入会式や生活オリエンテーションなどを行いました。

 そして、今週は家庭訪問・避難訓練、部活動説明会と、授業のスタートと共に盛りだくさんの内容になっていました。

 今朝、1年生の各教室で、「今週は疲れましたか?」と尋ねると、多くの生徒がうなずいていました。この一週間、いろんなことに頑張ったのだと思います。

 授業の場面では、教科担任の先生から、「とてもやる気があり、反応も良い」とお聞きしました。張り切っている姿が頼もしいです。

 また、学校生活の中でも、あいさつや清掃などの活動に対し、しっかりと取り組もうとしています。1年生の下駄箱の靴がきちんとそろって、見ていて気持ちがいいです。

 「下駄箱を見れば、その学校に育つ生徒の姿がわかる」と言われます。1年生が心を整えながら、学校生活のスタートが切れていることをうれしく思います。

 この土日にゆっくりと休んで、また月曜日から元気いっぱいに、新たな週のスタートを切ってほしいと思います。

 ※写真は、部活動説明会と1年生の下駄箱の様子です。

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2021年4月 8日(木) 1年生の学校探検

 1年生が入学して3日目を迎えています。

 

 今日は、校内の諸施設や入室の仕方等をかねて、学校探検が行われています。

 校長室にも、各クラスの代表者が入室練習をする中で、一人一人と話をすることができました。

 

 どの生徒の話から、入りたい部活動があったり、がんばりたいことがあったりして、中学校生活に対する期待の大きさが伝わってきました。

 

 明日から、本格的な中学校の授業が始まります。

 

 一歩一歩、四中の生活に慣れながら、着実に歩みを進めていってほしいと思います。

校長室前の1年生

2021年4月 6日(火) 令和3年度がスタートしました!

 本日、令和3年度1学期の始業式と入学式を行いました。
本年度も、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、始業式は新2、3年生のみで行い、入学式は来賓の方と在校生は参加しませんでした。

制限のある中での中学校生活の門出となってしまいましたが、在校生は精一杯会場や教室等を整えて、迎える準備をしてくれました。

 新1年生184名、全校生徒543名、教職員50名で、令和3年度のスタートです。

 

 始業式と入学式では、同じ内容の話をしました。それは「創造」と「挑戦」の心を大事にしていってほしいと言うことです。

 

 本年度、四中では生徒の創造性や発想を大事にし、生徒自身が活動を創り上げていく場として「四中クリエイティブタイム」を設定しています(昨年度も行っていましたが、本年度は1回につき1時間以上の時間を確保しました)。

 

 コロナ禍の中ですが、生徒自身が、学校生活の主役として大いに活躍できるような一年になればいいなあと思っています。

 

 ※春休み中に卒業生が学校を訪れてくれ「校長日記これからも楽しみにしています」と声をかけてくださいました。今年も生徒の輝く姿をなるべく多く発信していきます。

 

 学校に対する意見や要望、校長日記の感想等を、学校に寄せていただけるとありがたいです。

 

 今年度もよろしくお願いします。

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2021年3月17日(水) 第62回卒業証書授与式

 本日、令和2年度 第四中学校の第62回卒業証書授与式を挙行しました。

 

 コロナ禍のために、卒業生と保護者、教職員のみが参加する式としました。式後の各クラスの学活では、広い部屋に移動して最後の別れをしました。

 この一年、新型コロナウィルスの影響で様々な活動が制限されてきました。修学旅行の中止、中体連の大会の中止、各種コンクールの中止、代替の活動はありましたが、例年とは一変した日々でした。特に中学校生活の集大成であった3年生にとっては、とても残念な思いを多くしたと思います。

 

 学校生活でも多くの制限をかけざるを得ませんでした。

 

 しかし、その中でも3年生を中心に全校で、生徒会活動や文化祭、日々の授業や諸活動に、それぞれが精一杯できることに取り組んできました。

 今日の卒業式で3年生代表の言葉の中に、「止めてしまうのではなく、その中でできることを工夫してきた」とありました。まさしく障害に負けずに乗り越えてきた3年生ならではの言葉です。

 

 本日、四中を巣立っていった200名の3年生の表情はだれもが笑顔に満ちていました。その卒業生たちの「四中の3年間、楽しかった。ありがとうございました!」との言葉に胸が詰まりました。

 これから先の世界がどう変化していくかだれにも予想がつきませんが、卒業生の皆さんなら、きっと乗り越えていってくれると思います。

 卒業生たちのますますのご活躍とご健勝を心から祈っています。

 

 式辞でも言いましたが、もう一度、大きな声と精一杯の心を込めて、卒業生に

「希望を胸に大きく羽ばたけ、四中プライドを胸に!」

とエールを送りたいと思います。

 ※多くの方々に支えられて素晴らしい卒業式が挙行できました。感謝です。

 ※PTAの方が最後にサプライズで風船を用意してくださり、親子で天高く飛ばしました。卒業の良い思い出となったと思います。

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2021年3月12日(金) 3年生を送る会

 本日の5・6時間目に「3年生を送る会」を行いました。

 

 新型コロナウィルス感染状況によっては、すべてリモートで行うことも検討しましたが、最近の上田市の感染の拡大が落ち着いている点を考え、一部リモート(1・2年生の入れ替え)で行いました。

 新生徒会には、制限のある中かつ時間のない中でも綿密に企画・運営をしていただきました。

 3年生の中学校生活3年間を振り返る寸劇もあり、とても楽しい内容が盛りだくさんで、すばらしい会になりました。

 各学年の学年合唱の発表では、それぞれの中学校生活の歩みが歌声となって響いていました。

 今年は、全校での交流や合唱の機会がほとんどなかったために、生徒たちの歌声は新鮮で感動的でした。

 コロナ禍にあって制限がかかった学校生活でも、生徒の姿は不自由さを感じさせない力強さがありました。

 3年生は、四中での3年間がとても充実していたことがよく分かる発表でした。3年生という一番輝ける場がどんどん制限させたにもかかわらず、それをみじんも感じさせない清々しさがありました。

 この会をもって、すべて3年生から1・2年生のバトンが渡されます。3年生は卒業しても母校は四中であり、それは一生変わりがありません。

 

 四中での生活で得たことを「四中プライド」として胸に抱き、新たなステージで活躍して欲しいと思います。

 1・2年生は3年生が残してくれたことをもとに、よりよい四中を創り上げていって欲しいと思います。

 17日の卒業式まで登校日数が3日となりました。一日一日を大事にまとめをしていって欲しいと思います。

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2021年3月 9日(火) 公立高校後期選抜、特別編成日課

本日は、長野県高等学校の後期選抜試験日です。

本校からも多くの生徒が進学を希望する高校を受験しています。

 

天候もよく、暖かい日に恵まれました。

自分の力を信じ精一杯取り組んで欲しいと思います。

後期選抜は一部の高校では明日も行われます。

 

さて、3年生の半数がいない本日の学校生活は、特別編成日課となっています。

各学年ごとに様々な活動に取り組む一日となりました。

 

1年生は、自分の好きな映画を選択しての映画鑑賞、2年生は、学年活動と大縄飛びのクラスマッチ、3年生は、3年間お世話になった校舎を磨き上げる奉仕作業でした。

 

どの学年も、学習を離れての活動となりましたが、生徒の笑顔はとても清々しかったです。本年度のまとめと4月からの新しい生活と見越しての有意義な特別編成日課となりました。

 

きっと、受検をしている四中生も大健闘をしていると思います。

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2021年2月24日(水) 四中アカデミー まとめの会

 本日は、本年度スタートした「四中アカデミー」のまとめの会を行いました。

 自学自習の場として設定している四中アカデミーの場ですが、講師の先生に教わったり、友だち同士で教え合ったりしながら、生徒たちは主体的に自分の課題に向き合ってきました。

 「やらされる学習」ではなく、自ら「やる学習」姿こそ、主体的に学習に向かう姿です。

 そういう意味においては、希望して参加してきた生徒の取り組みはとても価値のあるものだと思います。

 

 講師には、地元の大学生や地域の住民の方々にボランティアとして参加していただきました。献身的に務めていただきました。大感謝です。

 地域に育つ生徒を地域全体で見守っていく土台の一つとして、この四中アカデミーが位置付いていくといいなあと思います。

 本日、放課後の四中アカデミーはまとめとなりましたが、春休みの3月22日、23日、24日の3日間、午前中に長期休業中の四中アカデミーを開催します。

 生徒たちには、1年間の学習のまとめ、そして、次年度への準備として、大いに四中アカデミーを活用して欲しいと思います。

 以下は、本日のまとめの会で振り返りを発表してくれた生徒の言葉です。

 

 自分は家では、雑音が多く気が散ってしまい、いまいち勉強に集中できませんでした。ですが、先生に誘われて、試しに四中アカデミーに参加してみたら、最初は自分には合わなくて、場違いな所だと思っていたけれど、案外一度参加してみると、家で雑音の中で勉強するよりも、アカデミーで勉強する方が集中できるので、今では、毎週水曜日が楽しみになり、毎週アカデミーに参加しています。

 おかげで先日の期末テストでも、前の期末テストより点を上げることができました。なので、3年生になったら、今度は自分が誘う側になり、全校にアカデミーを通して、もっと生徒が勉強できる雰囲気を作っていきたいと思います。

 

 僕は今、毎週水曜日に行われている四中アカデミーに出ています。しかし僕は、最初から参加していたわけではなく、当初は全く行こうとは思っていませんでした。元々勉強が苦手だったので参加していなかったけれど、先生から出てみるように誘われて、試しに参加しようと出てみると、家で勉強するよりもはるかに集中して勉強ができました。

 それをきっかけに今は毎週参加するようになりました。そのおかげもあって、今回のテスト、特に数学は前回よりも20点くらいアップしたし、全体でも前回より良い点をとることができました。

 来年は受験生にもなるので3年生になっても四中アカデミーを活用して勉強をがんばりたいと思います。

 その他にも、講師の先生への感謝の言葉や、充実した雰囲気の中でがんばれたことなどが発表されました。

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2021年2月19日(金) 未来へのエール

 本日は、公立高校前期選抜の合格者へ話をする機会を3学年の先生方に設けていただきました。

 ご存じの通り、長野県の公立高等学校に中には前期選抜試験を行う高校があります。

 

 また、公立前期の他にも私立高校の選抜も既に行われている関係で、3年生の半数弱の生徒が高校合格の内定をいただいています。後期選抜の生徒より一ヶ月以上早く、合格の内定をいただいたことになります。

 今日は、生徒たちに、合格を勝ち取った中学校生活の努力を賞賛し、「その自分を今後も大事にしていって欲しい」「合格をすることが目標ではなく、高校生活を自分らしくがんばることが目標である。」との話をしました。

 

 私自身も、公立の高校で教頭を務めた経験があり、受験をする側ではなく、していただく側にいました。

 

 入学生の中には、前期選抜で合格した生徒もいれば、後期選抜で合格した生徒もいます。高校側にとっては、どちらの選抜で合格しても4月1日が全員の共通のスタートです。そう考えると、前期選抜で残念な結果になっても、後期選抜に向けて下ばかり向いていられないですし、下を向く必要は全くないと思います。

「これから、これから」という感じです。

 

 そして、4月のスタートの段階で、前期合格者の中には後期の合格者に比べ、なかなか高校生活のリズムがつかめない生徒が見られたことがありました。

 原因は定かではありませんが、一ヶ月以上早くに合格が決まった生徒と3月の後半まで努力をし続けた生徒との差なのかなと感じています。

 ぜひ、高校生活で主人公として活躍するためにも、これからの生活を大事にして、高校生活につなげていって欲しいと思います。

そんな思いを込めて話をしました。

 

 ※廊下に展示してある「書き初め」が入試を迎える3年生にエールを送っているように思えました。

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2021年2月10日(水) 最後の期末テスト

 本日と12日と、3学期の期末テストを行っています。

 

 本年度から、中間テストを廃止し、単元テストを導入してきました。生徒たちは、各教科の単元が終了したところで、学んだ内容の定着を単元テストで確認をしています。

 

 そして、学期のまとめとして、その学期内に学んだ単元のすべてを期末テストで確認していけるようにしています。

 短いスパンでの確認と長いスパンでの確認を併用していくことで、学力の定着が一層進むことを目指しています。

 この「単元テスト」と「期末テスト」の連続性や段階性によって、どのような効果と課題があったのかをしっかりと検証し、生徒たちが主体的に学びに向かっていく態度や学ぶ意欲を高めていきたいと考えています。

 それが、「四中の学びのスタイル」になっていくのだと思います。

 

 今日の校舎内は、水を打ったような静けさの中、緊張感が漂っていました。一人一人がテストに真剣に向かう姿が見られました。

 

 生徒たちには、テスト返却後も今の学習が次の学習につながっていることを意識して、学習の積み重ねを継続していって欲しいと思います。

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2021年2月 5日(金) 参観週間

 2月に入っています。

 新年を迎え、バタバタとしていたら、あっという間に2月に突入し、すでに一週間が過ぎようとしています。

「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」と言われますが、「まさしく!」と実感しています。

 

 さて、今週は「参観週間」でした。新型コロナウィルスのの影響もあり、本年度は、例年通りに参観日を設定できませんでした。しかし、年度末を迎え、それぞれの学年の一年間のまとめや、新年度への確認を保護者の皆様としたいと考え、今回の参観週間を企画しました。

 

 

 まず密を防ぐために、月曜日に2年生の授業参観、火曜日に3年生の授業参観、木曜日に1年生の授業参観と学年別に授業を参観する日を別日に設けました。

 

 そして本日は、部活動を行わずに生徒の下校を早くし、全学年の保護者懇談会を行いました。

 例年、四中の参観日には、とても多くの保護者の皆様が来校され、生徒の様子を見ていただいています。それが、今年は今回の参観日で2回しか実施できませんでした。

 

 しかし、その中でも、学校教育に常にご理解をいただき、ご協力を惜しまない保護者の皆様のバックアップをしていただきました。

 この参観週間に向けても、保護者の方には健康観察をしっかりと継続していただき、来校の際には検温や消毒にも協力をしていただきました。保護者の皆様の新型コロナウィルス予防への協力に感謝しています。

 

 

 今回のことを含め、様々な教育活動への協力体制は、コロナ禍であったからこそ、改めて実感させられたことです。

 

 コロナ禍であっても、学校は保護者との心の密を大事にもちながら前進していかなければと強く思いました。

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2021年1月27日(水) 四中クリエイティブタイム②

 今日の校長日記は6月3日の「四中クリエイティブタイム」の続きのため、表題を「四中クリエイティブタイム②」とさせていただきました。

 

 本年度より毎水曜日に設定している「四中クリエイティブタイム」ですが、コロナ禍の影響でなかなか生徒の自由な発想による企画ができずにいました。

 

 しかし、今日は「自由時間(フリー)」となり、2年生が生徒の発想を生かした講座を準備し、自分たちで活動を創りあげて活動をしていました。

 「フリスビー講座」「アウトドア講座」「釣り講座」「お絵描き講座」「勉強講座」「缶けり」、、。

 

 どの講座も、時間を自由に使うことができ、制約はありません。

 

 そんな中、自分自身で熱中したり、友と笑顔で活動をしたり、普段の授業の中では見られない一面を見せてくれる生徒も大勢いました。そして、とても良い笑顔でした!

 

 そもそも、この「四中クリエイティブタイム」の発足のきっかけは、与えられたことや決められたことにはとてもよく取り組める四中生ですが、その場その状況を判断して行動をしていく力がやや弱い面が見られるという実態から始まっています。

 

 「時間が自由に使えたら生徒たちは何をするのだろう?」

 

 

 生徒たちの発想が楽しみです。学校生活の一部を自分たちの手で創りあげていくことはとても有意義なことだと思います。

 豊かな創造性や発想力をもつ生徒になって欲しいと願っています。

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 校庭での「フリスビー」や中庭の「缶蹴り」では、笑顔と共に歓声も上がりました。

2021年1月18日(月) 新型コロナウィルスへの対応

 新学期が始まり、順調なスタートが切れているところですが、先週より新型コロナウィルスの感染が拡大しています。

 

 新型コロナウィルスの感染再拡大状況により、長野県では医療非常事態宣言が発令されています。上田圏域(上田市、東御市、小県郡2町村)も長野県独自の感染警戒レベル4、近隣の佐久・軽井沢・御代田・小諸はレベル5の「特別警報Ⅱ」が発令されています。

 

 学校では、生徒の安全を第一に考え、一層の感染予防を徹底していこうと考えています。そこで、マスクの着用、換気・手洗いの徹底、三密の回避の他に、校内の消毒について全職員で再徹底をして取り組んでいます。

 また、上小中学校体育連盟として、上小内の全中学校で、当面の部活動を1月末日まで一時中止の措置をとりました。

 四中アカデミーも地域の講師の皆様のご来校を一時中止としています。

 

 生徒の輝ける場が失われてしまうことは本当に残念なことです。

 

 しかし、生徒の安全を第一に考えると共に、一刻も早い感染拡大の収束を目指していくことが、最優先のことだと思います。何卒ご理解の上、ご協力をお願いします。

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2021年1月12日(火) アンサンブルコンテスト金賞受賞!

 1月11日に、上小地区の吹奏楽のアンサンブルコンテストが開催されました。

 コロナ禍であるために、無観客で感染対策を万全にして行いました。

 

 本校は「打楽器三重奏」「管楽七重奏」「サクソフォン三重奏」「管打八重奏」に参加し、「打楽器三重奏」が優秀賞、「管楽七重奏」「サクソフォン三重奏」が銀賞、そして「管打八重奏」が見事に金賞を受賞しました。

 

 吹奏楽部では、新型コロナウィルスの感染対策として、十分な練習ができない状況が続いています。生徒たちは、全体練習の時間を極力減らし、他と触れ合わない個人練習を主に力を入れてきました。

 

 アンサンブルの言葉の意味は「調和」です。他との音を合わせての練習時間が少ない中、一人一人の練習の成果を調和させて素晴らしい演奏を奏でてくれました。

 

 顧問の宮下先生と代表の生徒が、「金賞は7年ぶりの結果です」と報告してくれました。良い賞の受賞はとてもうれしいことです。それと共に、大好きな音楽を友と一生懸命に調和させた生徒たちをとても誇りに思います。

 また、コロナ禍にも負けずにひたむきに部活動に打ち込んでいる生徒たちが、とてもまぶしいです。

 

 まさしく「四中プライド~主人公として生きる~」の具現です。

 吹奏楽部の皆さん、おめでとう!!

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2021年1月 7日(木) 3学期始業式~心が変われば、、人生が変わる~

 3学期が無事にスタートしました。

 47日間の3学期は年度のまとめとなる大事な学期です。

1,2年生は進級に向けての準備でもあります。そして3年生にとっては、自分の進路を決めていく正念場を迎えます。

 希望の春に向けて、四中全員で一歩一歩、歩みを進めていきたいと思います。

 

 新年を迎えても、未だ新型コロナウィルスの感染拡大に歯止めがかかっていません。東信でも佐久圏域全体が警戒レベル4となり、そのうち小諸市は警戒レベル5に引き上げられました。近隣である上田市も予断を許さない状況です。

 この3学期も、感染予防を徹底して行い生徒の安全を第一に考えていきます。

 

 今日の始業式では、2学期終業式の「其れ恕か」を受け、「心」の話をしました。

 野球の野村克也氏や松井秀喜氏、サッカーの中村俊輔氏が、座右の銘としていた以下の言葉を引用しました。

「心が変われば、態度が変わる」「態度が変われば、行動が変わる」

「行動が変われば、習慣が変わる」「習慣が変われば、人格が変わる」

「人格が変われば、運命が変わる」「運命が変われば、人生が変わる」

 

 自分の心もち次第で、自分の人生が変わってきます。

 学期のまとめとなる3学期は、「四中プライド~主人公として生きる~」の集大成の時でもあります。変えるべき心は変え、自分の人生を素晴らしいものに変えていって欲しいと思います。

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2021年1月 6日(水) 明けましておめでとうございます。

 新年、明けましておめでとうございます。

今年も、四中へのご支援とご協力をよろしくお願いします。

今年も「校長日記」を随時更新し、生徒の輝く姿を発信していきたいと思います。

今日は、仕事始めとして「職員会議」と「職員研修」を行いました。

 

 「職員研修」では、来年度からのGIGAスクール構想での、生徒1人1台端末環境に対応するための研修を、上田市教育委員会の指導主事と、情報処理センターの先生方を講師に招いて行いました。

 指導主事の丸山大先生によると、次年度に備えて、このような研修を行うのは、市内では四中が初めてのことだそうです。

 

 来年度、少しでも早く、生徒一人一人が端末を有効に利用していけるようになることが、教育の可能性と幅を広げることにつながります。

 そのためには、我々教師が指導法をいち早く習得しておかなければならないと思います。

 今日の研修では市内全校が使用するGoogleを利用しての操作の仕方が主でした。

 

 画面上に、簡単に画像が取り込めたり、グループ内での意見交換ができたりします。また、健康観察や生徒へのアンケートにより、生徒の状況をすぐに把握できるようになります。

 各教科からのテストや問題もすぐに生徒は正誤を把握できるために、つまづきに対していち早く対応もできそうです。

 1時間ちょっとの研修でしたので、限られた内容でしたが、活用の範囲や可能性はとても大きいと感じました。(時代についていけない自分がいますが、、、)

 「不易流行(ふえきりゅうこう)」と言われます。時代の新しさや変化に対応してこそ、教育の本質を高めていけると思っています。

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2020年12月18日(金) 生徒総会を行いました。

 本日、第2回の生徒総会を行いました。

 

 最近の新型コロナウィルスの感染拡大を受け、生徒会役員だけが第3多目的室に集まり、全校生徒は各教室で参加するリモート形式で行いました。

 この生徒総会をもって、3年生が中心の活動から、1,2年が中心となって運営していく新生徒会への引継ぎが行われます。

 

 本年度の生徒会は、コロナ禍の制限された生活の中、生徒が主体となり、また、一人一人が主役となって、様々な取り組みに挑戦してくれました。

 各委員会からの報告では、自分たちの手で、できることに精一杯取り組んできたという充実感が伝わってきました。

 また、新生徒会の役員と委員会の正副委員長の紹介では、2年生の凛とした姿から、「これから自分たちが生徒会を創りあげ、引っ張っていくのだ」という強い決意を感じました。見ていてとても頼もしかったです。

 

 以下に、私の話の抜粋を載せます。

 今年は、コロナウィルスの関係で、生徒会の活動も制限が多くありました。本来であれば、この生徒総会も、全生徒が体育館で一堂に会し、行われることが一番良かったと思いますが、生徒の安全を第一に考えたときに、リモートでの開催としてもらいました。

 そんな制限された状況の中ですが、生徒会の取組を振り返った時に、日常的な生徒会活動はもちろん、福島ひまわりプロジェクトへの参加であったり、セルリアン祭の企画であったり、SDGsの活動であったりと、中身の濃い、そして、生徒一人一人が主体性をもって活躍できる活動を創りあげてくれました。

 コロナ禍であっても、できることはたくさんあり、そして、その一つ一つの活動を大事に取組んでいる皆さんの姿から、可能性は無限にあるのだということを教えられました。そんな皆さんの姿はとても頼もしく、同じ四中の仲間としてとても誇らしく思いました。四中プライドはコロナに負けないと強く思いました。

 今日の生徒総会をもって、新生徒会へ引継ぎが行われていきます。未だに新型コロナウィルスの収束は見えていませんので、先行きは不透明ですが、本年度の生徒会の根本にあった「新たなことに挑戦する」という思いを、今後も大事にしていって欲しいと思います。

 今まで生徒会をリードしてくれた3年生に感謝をすると共に、1,2年生が中心となって運営していく新生徒会に大いに期待をしています。

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2020年12月17日(木) 窪島誠一郎先生が来校されました!

 上田市にある「無言館」の館主の窪島誠一郎先生が来校されました。

 

 11月6日の校長日記に、美術部が参加したアートクラブグランプリの共同の部に今年のセルリアン祭で披露されたステージバックの絵が見事に一次審査を通過したと書きました。

 その後行われた2次審査では、1次審査に通過した作品の中で、なんと最優秀の賞を受賞したとの朗報が届きました。

 

 

 窪島誠一郎先生は、2次審査の審査員のお一人でした。

 窪島先生曰く、例年長野県、特に東信からの応募はほとんどない中、「上田市」からの応募であった。そのことが贔屓目にならないように審査にはあまり口を出さなかったが、他の審査員から「グランプリ」との話を聞き、とてもうれしかったとのことでした。

 美術部の顧問の西澤先生が、窪島先生に、ぜひ本物の作品(何せ、ステージバックを飾る巨大な作品ですので、応募はかなりの縮小版だったので)を見ていただきたいと考え、連絡を差し上げたところ、お忙しい中、本日、ご来校いただけることになりました

 

 窪島先生は、ステージバックの前の作品をじっと見つめた後、大変褒めてくださいました。この絵の「雲外蒼天」に込めた「希望に向かう」というたテーマが、すごく伝わってくる作品であるとの話もいただき、美術部の生徒たちの取組を大いに称賛していただきました。

 

 そして、窪島先生は、とても気さくに生徒たちに語り掛けてくださいました。

 「絵に良い、悪いはない」

 「だれもが描きたい絵を好きに描いてよい」

 「人に迷惑をかけないことを前提に、どんどん好きなことに打ち込んで欲しい」と、とてもやさしいまなざしで話してくださいました。

 

 

 最後に、「何のために学校で勉強を学ぶと思う?」と生徒に問われました。

 言葉に詰まってしまった生徒たちですが、

 「それは、将来だれもが必ず出会う好きになる人のためである」と教えていただきました。

 

 ステージバックを仲間と共に一生懸命に描いたこと、窪島先生に出会い褒めていただいたことは、将来、それぞれが好きになった人に伝わるのだと思います。

 

 私も、美術部員と顧問の西澤先生・柳沢先生と共に、ステキな時間を過ごさせていただきました。

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2020年12月10日(木) 保護者懇談会、ありがとうございました。

 12月3日より、5日間「保護者懇談会」を行ってきました。

 今年は、新型コロナウィルスの関係で、参観日や諸行事への参観、PTA等の活動がほとんどできませんでした。

 保護者の皆様には、なかなか学校に来てもらえずに、生徒の頑張りや活動の様子を見ていただくことができませんでした。

 この保護者懇談会では、今までの生徒の頑張りや成長の跡、そして、今後の課題についてお話をさせていただきました。

 3年生は、進路についての話が中心となり、生徒が自分の進路を自己決定していけるように保護者と学校が一層連携をして支えていくことを確認させていただきました。

 1,2年生は、今までの生活を生かし、一層成長ができるようにしていくためのことについて、情報や意見を交換することができました。

 なかなか、足を運んでいただけない状況は今後も続きますが、「連携の心は密」にしていきたいと思います。

 学校では、懇談会以外にもいつ何時でも、生徒やご家庭の相談に応じます。何かありましたら遠慮なく連絡をください。

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2020年12月 1日(火) 上小体育研究会研究大会

 今日は、上小体育研究会研究大会を、本校で開催しました。

 この会は、上小地区の各校の体育・保健体育科の先生や授業づくりを考えたい先生方で構成されています。

 毎年、上小地区内の一つの学校が授業を提供し、教材や指導法等を学び合っています。

 

 私自身も体育科の教員であり、本年度は会長も務めさせていただいています。また、事務局も四中に置き、本校の体育職員が運営をしています。

 そんな関係もあり、本年度は四中で授業を提供することになり、大沢創先生が担任を務める1年5組でネット型・連携型球技のアタック・プレルボールを題材にした授業をもとに研究会を行いました。

 

 講師には信州大学教育学部教授の岩田靖先生をお招きしてご指導を受けました。岩田先生は、このアタック・プレルボールを教材として生み出した先生です。

 従来のネット型のバレーボールやソフトバレーボールは、空中を移動するボールの操作が難しいために、なかなか連携して行うプレイの楽しさやハラハラしながら味わうラリーまでには技能的に至りませんでした。

 そこで「連携プレイ」の意図的な達成を導く戦術的行動を容易に学習できる教材として「アタック・プレルボール」を考案されました。

 

 本校の授業でも、必ず3段攻撃(レシーブ・セット・アタック)をすることとし、ボールはワンバウンドでつなぐ、ネットの高さは腰の高さにしだれもがアタックができるようにする、操作しやすい重さ・大きさと柔らかさのボールを使用する等の運動条件を工夫しました。

 

 今日の授業では、生徒たちが自分たちのチームの課題の解決に向けて、チームカードや分析シートをもとに練習に取組み、試合に臨みました。

 どのチームも必死に声を出してボールをつなぎ、全員がレシーブ・セット・アタックに関わり、ラリーの攻防を楽しむ姿が見られました。

 

 講師の岩田先生からの「チームで協同プレイを行う上で、チームの問題点や課題を全員が共有することが大事である」との言葉通り、今回の「アタック・プレルボール」の授業は、ネット型の運動の特性を味わえる授業になったと思います。

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2020年11月27日(金) 社会科研究授業

 本日は、社会科の研究授業を2時間行いました。

 3年2組で北澤啓介先生が、1年4組では担任の福永和輝先生が行いました。

 二人とも、新規として四中に本年度赴任されたフレッシュな先生です。

 

 北澤先生は、「地方自治と私たち」の単元で、自分たちが住む上田市が抱える行政上の課題と、それに対しての政策を自分たちなりに考えていく授業でした。

 観光地としての活性化や少子化高齢化対策等、自分たちの発想を大事にして政策を練っていました。

 

 福永先生は、「武家政権の内と外」の単元で、足利義満が行った東アジアの交易と倭寇の問題について考える授業でした。

 日明貿易で使用された「勘合」がどんな役目をしていたのかを考え、足利義満の権力を支えたものについて生徒たちは話し合いました。

 

 二つの授業共に、生徒がその学習にしっかりとのめり込んで考える授業になっていました。二人の先生には、他の先生方からいただいた助言をもとに、授業改善を進めて欲しいと思います。また、参観された先生方も、授業を見て刺激を受けた点を大事にしていって欲しいと思います。

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2020年11月24日(火) SDGs講演会

   SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

 SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。

 

 本年度生徒会では、四中としてSDGsに取組めることはないかを考えています。そして、今後は、四中クリエイティブタイムを使って、様々な企画を計画しています。

 

 今日は、まず、SDGsについて内容を詳しく知ろうと「SDGs講演会」を生徒会が企画し、講師として佐久平総合技術高等学校の望月ゆかり先生をお迎えしました。

 SDGsが誕生してきた経緯、いま世界が抱えている様々な問題、そして私たちができることについてお話をいただきました。

 

 

 これからの未来を生きていく生徒たちにとって、世界とつながること、そしてそのために自分自身ができることを考え実践に結び付けていくことはとても重要だと思います。

 これからの生徒会の企画が楽しみです。

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2020年11月20日(金) 立会演説会

 本日、令和3年度生徒会の会長・副会長選挙のための立会演説会と投票がありました。

 引継ぎを迎えている2年生では、各クラスから会長候補1名と副会長候補男女各1名を選出し、学年内での選挙を行い、学年内から選出された会長候補3名、男女副会長各3名の計9名が本日の立会演説会に臨みました。

 

 各候補者からは、四中を自分たちの手でより良くしたいとの思いのもと、様々なアイディアが出されました。

 

 学校の主役は生徒です。

 

 そして一人一人が主人公です。

 

 自分たちの学校を自分たちの手で、より良い学校に創りあげていこうとする9名の演説は、四中に過ごす550名の生徒たちの心に響いたと思います。

 

 生徒の発想を大事に、だれもが笑顔になれたり、のめり込んだりできるような活動を大いにバックアップしていける学校でありたいと思います。

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2020年11月19日(木) 工藤勇一先生の講演会②

 昨日は、11月4日に行った工藤勇一先生(前東京都千代田区立麹町中学校長、現横浜創英中学・高等学校長)の2回目の講演会をリモートで行いました。

 

 前回の続きとなったわけですが、世界の教育と日本の教育の差、旧態依然の教育からの脱皮の必要性と今後の教育のあり方を、具体例をもとに話をしていただました。

 そして、学校改革は、学校として「最上位の目標」を達成することが第一で、様々な取り組みは、そのための手段や仕掛けであることを全職員でしっかりと確認して推進していくこととの指導を受けました。

 

 本年度、四中では「単元テストの導入」や「四中アカデミーの設置」「四中クリエイティブタイムの設置」をし、学びの改革を推進してきていますが、それぞれの活動を成功させるために意識が向いている点がありました。

 改めて、これらの取組は、本年度の本校の最上位の目標である「主体性を育む教育」を支えるための手段や仕掛けであり、成功の如何は、「生徒の姿は主体的か?」を常に念頭において進めなければならないと痛感しました。

 

「だれ一人も置き去りにしない」

 この工藤先生の言葉の通り、もう一度、全職員で「最上位の目標」の達成のために確認をし合っていきたいと思います。

 

 工藤先生には、時間を一時間以上も延長して熱く語っていただきました。しかも、全くのボランティアとしてです。学ばせていただいたことを、生徒に全力で還していきたいと思います。

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2020年11月 9日(月) PTA懇談会

 本日は、学年別にPTA懇談会を行いました。

 新型コロナウィルスの関係で、本年度は参観日が1回しかできていません。

 今日も、授業参観は行わずに、時間を分けて学年別の学年・学級PTA懇談会のみとさせていただきました。

 

 本来であれば、授業を見ていただき、学校生活について生徒の姿をもとに懇談ができることが一番ですが、学校生活の様子は職員からの説明にさせていただきました。

 日常生活の様子の他に、文化祭の報告、生徒会引継ぎのこと、新人戦のこと、修学旅行のこと、四中アカデミーのこと、単元テストのこと等、お話しすることは盛沢山でした。

 

 毎回の参観日同様に、今日もとても多くの保護者の皆様にご来校いただきました。学校に関心を寄せられている証拠だと思います。

 

 学校としては、生徒の学校生活の様子が少しでも保護者の方々に伝わるように、これからも様々な機会に、通信やHPで発信をしていきたいと思います。

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2020年11月 4日(水) 工藤勇一先生の講演会

 本日は、工藤勇一先生の講演会をZOOMにて行いました。

 工藤先生は、前東京都千代田区立麹町中学校長であり、現在は横浜創英中学・高等学校長を務めておられる方です。

 

 私をはじめ多くの教員が、工藤先生のご著書である「学校の『当たり前』をやめた。」に大きな刺激を受け、教育の根本を改めて見つめさせられました。

 

 本校は、本年度、中間テストを廃止し、「単元テスト」を導入しています。これも、麹町中学校の取組を大いに参考にさせてもらっています。

 工藤先生には大変お忙しい中、時間をとっていただきました。一校相手の講演はしたことがないそうで、今回はとても貴重な時間となりました。 

 

 ご講演を拝聴して、改めて本校の教育改革の目的は何かを全職員で共有する必要性と、その目的に本校の取組の方向性や考え方が合っているかを考えさせられました。

 あっという間に時間がたってしまい、工藤先生からお話の続きが聞けなくなってしまいました。

 工藤先生からは、時間があれば、また本校につき合ってくださるとのこと、大変ありがたいお言葉をいただきました。

 

 本校の教育目標は「生徒の主体性を育む教育」です。四中生の主体性を育むために、自分たちにできることを求め続けていきたいと思います。

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2020年11月 2日(月) 11月に入りました。

 日に日に寒さが増してきています。

 11月初日の今日は「避難訓練」と「国語科の研究授業」がありました。

 

 避難訓練は、冬場に入る前の準備として、地震→火災を想定して行いました。また、今回は事前の連絡をせずに抜き打ち訓練として行いました。

 災害は、いつ起きるか分からず、その場その場での命を守るための判断が必要です。避難経路を通っていても、火の粉が飛んできたり、天井か崩れてきたりすることもあります。

 私たちは、いつ何時、どこでも対応できる判断力が求められています。

 

 消防署や地域の方の講評からは、いざという時のための心構えの判断についての助言をいただきました。

 私は、災害が起きたときは、当たり前の行動をして自分の命を何より先に考えつつ、地域では小さい子どもやお年寄りなどの手助けができる行動を期待すると話しました。

 

 ぜひご家庭でも、いざという時の行動や判断について話し合ってほしいと思います。

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 国語科の研究授業は島田俊哉教諭が、教職に就き5年目の研修ということで研究授業を行いました。

 前回(10月22日)の校長日記でお知らせした岩崎教諭の授業同様に、内容は古典で、題材は「扇の的~平家物語~」でした。

 島田先生は、教科書の高野本・延慶本の二つの写本の「扇の的」の一場面を比較しながら、どちらの写本を自分なら、相手に伝えていきたいかを考える授業を構成していました。

 私自身も、指導案をみさせていただいたときに、頭に?が浮かんでいましたが、それぞれの文に登場する人物の様子について考える場面では、生徒たちは登場人物の心情に迫り、友と意見交換をしていました。

  

 この二つの研究授業から、日頃なじみが薄く、なかなか理解がしづらい古文を、少しでも親しんでもらいたいという本校国語科の方向性と意気込みを強く感じました。

 そんな先生の思いが生徒に伝わっている授業でした。

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2020年10月28日(水) 修学旅行の代替

 本日、3年生の修学旅行を行いました。

 以前よりお知らせをしている通り、新型コロナウィルスの影響を考え、4月に予定されていた奈良・京都への修学旅行を8月に延期をし、その後、奈良・京都への修学旅行は中止をせざるを得えませんでした。

 

 3学年では、なんとか生徒たちの中学校生活の良い思い出となるような代替旅行ができないかを検討をすすめてきました。

 

 そして、本日、日帰りではありますが、長野市、中野市方面の修学旅行(代替旅行)を行いました。

 修学旅行の目的は3点あります。

 その中の一つに「仲間の絆を深め良い思い出をつくる」があります。これは、行き先がどこであれ、達成ができるものですし、一番大事な目的だと思います。

 そこで前日の打ち合わせ会の時に、引率の職員全員にこの目標を達成できるように生徒たちを支えて欲しいとお願いをしました。

 

 本日の行程は、善光寺にて合格祈願のお参り(この時には普段閉じられている緞帳を上げていただき、秘仏が入っていた箱?を見せていただきました)と、仲見世通りでの買い物、昼食は、アマンダイスカイを貸し切ってのテーブルマナーを兼ねたコース料理、中野市の信州フルーツランドでのリンゴ狩り(1組は小布施を散策しました)でした。

 

 県内であり、日頃より馴染みもある善光寺方面でしたが、どの見学場所でも、生徒たちは笑顔いっぱいでその場その場を思いっきり楽しんでいました。友との触れ合いも思いっきり満喫している様子でした。

 その笑顔こそ、この旅行の目的を満点に達成している姿です。中学校生活を振り返った時の大事な思い出の1ページになると思います。

 

 バスの中で生徒から、引率に対してのお礼の言葉をいただきましたが、私こそ、今日一日、3年生の笑顔に囲まれて、とても楽しい思いをさせていただきました。また、四中生のすばらしさを実感させていただきました。感謝です。

 周りの多くの人から支えられてできた旅行でした。旅行会社の皆様、バス会社の皆様には万全なコロナ対応をしていただきました。天気にも恵まれ、素晴らしい一日となりました。ありがとうございました。

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2020年10月22日(木) 授業研究会

 ついこの前、衣替えを迎えたかと思ったら、連日寒い日となっています。

 

 今日は、大学を卒業して、本年度採用された国語科の岩崎有里先生が研究授業を行いました。

 題材は「徒然草」で、2年2組で行いました。

 

 私自身を振り返ってもそうですが、古典となると現代文より解釈が難しく、親しむまでにはなかなか難しい点もあります。

 

 その先入観や苦手意識を払拭して、ぜひ古典への関心意欲を高めて欲しいと岩崎先生は考えられていました。

 

 今日の授業では、作者である兼好法師の心情に迫るべく、その情景を思い浮かべながら、自分ではどう考えるかと兼好法師の心情を比較して考えるものでした。

 生徒たちも作品の中に入り込み、自分がその場にいたかのように考えを深めていました。生徒の独創的な自由な発想も授業に良いアクセントを与えてくれました。

 

 文章表現や言葉遣いは、現代文とは異なる部分もありますが、作者の心情に迫ることは、古典に親しむためにとても有効な手だてだなあと感じました。

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2020年10月16日(金) 閲覧台が届きました!

 本日、東郷堂新聞店様が、新聞の「閲覧台」を届けてくださいました。

 上田市と青木村の中学校に東郷堂様が寄贈をされており、四中にも今日届いたことになります。

 

 東郷堂の社長様からは、少しでも新聞を中学生の生活に役立ててほしいとの話をいただきました。

 

 木でつくられたとっても立派な閲覧台で、中学生の目の高さにちょうどよく、とても読みやすい造りになっています。

 図書館に置くことで、多くの生徒たちが利用できると思います。

 この閲覧台は、原峠分校にも届けられるとのことでした。

 

 学校を支えてくださる地域の皆様に感謝しながら、利用をさせていただきたいと思います。

 

 ※この寄贈の様子を、信濃毎日新聞と週間上田が取材をしてくださいました。明日以降に掲載されると思います。よろしかったらご覧ください。

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2020年10月14日(水) 四中アカデミーが開校しました!

 本日、四中クリエイティブタイムにおいて、四中アカデミーの講師の紹介式を行いました。先日の校長日記でお知らせをした通り、20代の大学生から70代の社会人や地域の皆様15名が講師を務めていただきます(今日現在です。講師は随時募集しています。)。

 

 毎週、ノー部活デーの水曜日の15:30~16:30の一時間をこのアカデミーの時間にあてます。生徒の参加は自由で、自分で選んだ教科を自分の決めたやり方で自学する場です。

 生徒たちは質問を自由でできるようにし、講師の先生には、見回っているときにつまづきが見られる生徒に対してアドバイスをすることもお願いしてあります。

 

 〇自分のつまずきや課題を知り、自分の力で解決しようとすること。

 〇与えられた学習をするのではなく、自分に必要な学習をすること。

 〇自分のペースで自分のための学習をすること。

 

 そんな、自分自身が学習とどう向き合うかを判断して行動・学習する場になれば、この四中アカデミーは、生徒の主体性の向上や学ぶ意欲のために大いに役立つのではないかと期待をしています。

 

 

 紹介式の後、学年別の会場で早速学習をスタートしました。

 初回であったり、本日は部活があったりしたため、参加は少ないかなとも思っていましたが、3年生は80名を超え、1,2年生も2、30人の参加がありました。

 積極的に講師の先生に質問をする生徒も多く見られて、「課題を解決したい」「勉強ができるようになりたい」という生徒の意欲を強く感じました。

 

 生徒たちには、自分の手で自分の力を伸ばしていって欲しいと思います。

 やってみての運営上の課題については今後も改善を進めていきます。

 

 ※UCVや信濃毎日新聞の方も取材に来ていただきました。新聞は明日か明後日の掲載、UCVは明日のUCVレポートで放映の予定です。よかったらご覧いただきたいと思います。

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2020年10月 9日(金) 四中アカデミー打ち合わせ会

 本日、四中アカデミーの打ち合わせ会を行いました。

 この四中アカデミーは本年度新たに開設した試みです。

 

 以前の校長日記にも夏休み中の様子を書きましたが、ノー部活デーである水曜日の放課後と、夏・春の長期休業中に、学校に学習の場を設け、生徒たちの自学自習をバックアップしていく場です。

 

 特徴的なことは、講師は地域の方々が務めるということです。今回、地元大学生から、一般企業人、教員OBや地域の皆様が今回の四中アカデミーの講師に応募をしてくださいました。

 ですから、今日の打ち合わせ会は20代から70代までの方々にご来校いただき、打ち合わせを行いました。

 

 学校の学習の場に、教職員だけでなく地域の皆様が参加することは、とても有意義なことだと思います。昔はよく言われた「地域に育つ子供は地域全体で育てる」という風潮は、今の世の中ではなかなか見られなくなってきています。

 生徒たちも、大人との接点はどんどん少なくなっているのが現状です。

 そんな中、学習だけではなく、日常の会話の中で、様々な立場の大人との触れ合いは、生徒の価値観を揺さぶるのではないでしょうか。

 

 今年は新型コロナウィルスの影響で、学校に外部の方々をお呼びすることは難しいかとも思いましたが、警戒レベルも下がり、また、講師全員の皆様に毎日の健康観察をしっかりと行っていただくということでスタートが切れそうです。

 本年度1回目は、来週の14日になります。また、様子をお知らせしたいと思います。

 

 ※四中アカデミーの講師は随時募集しています。「生徒に勉強を教えることはちょっと、、、」とお考えになる方もいらっしゃると思います。その方は、生徒の様子を見守ったり、〇つけをしていただいたりする予定です。ぜひ、多くの方の参加をお願いします。

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2020年10月 8日(木) 後半戦がスタートしています!

 10月に入っています。

 今月に入り、毎日、外の会合に出席していたために、校長日記をなかなか更新できませんでした。

 

 さて10月から3月末までの6ヶ月間は、年度の後半となります。今年度は、4,5月と臨時休校となりましたが、9月までの前半の学校生活の中で見えてきている成果と課題をもとに、生徒たちの力を実らせていく時です。

 

 「主体性を育む教育」が本校の今年度の教育の柱です。生徒たちには様々な活動に、積極的に挑戦し、主人公としての活躍を期待しています。

 今日の四中クリエイティブタイムでは、毎年、本校を訪れて姿勢の矯正やストレッチを指導してくださる理学療法士の堀内美貴也先生にご指導をいただきました。

 今年は、新型コロナウィルスの関係で、今年度は初めての来校でしたが、けが防止の指導や体幹トレーニング・ストレッチ法などを、具体的にご指導いただけました。

 「学力と体力の向上」が、長野県の長年の課題の一つです。今回の体幹トレーニングやストレッチから学んだことを、生活の中に生かしていって欲しいと思います。

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