【中学】福祉体験学習
今年度の福祉体験学習は、「認知症サポーター養成講座」と「ユニバーサルスポーツ体験」でした。認知症サポーター養成講座では、真田地域包括支援センターの方々からスライドなどで高齢者及び認知症という病気や症状(記憶障害、理解・判断力の障害、実行機能障害など)についてお話をお聞きして、正しく理解することができました。また、認知症の方とどのように接したらよいのか考えたり、地域やみんなで多様な方を支えていく必要性を学んだりしました。ちなみに認知症サポーターとは、認知症の人の「応援者(サポーター)」のことで、特別なことをすることではなく、認知症について正しく理解し、認知症の方や家族を温かい目で見守る人のことです。講座を聞いた皆さんはもう立派な「認知症サポーター」ですね。いただいた認知症サポーターの証、オレンジリングを大切にしましょう。
ユニバーサルスポーツ体験では、「ボッチャ」と「モルック」を行いました。ボッチャはほとんどの人が初体験でした。上田市社会福祉協議会真田地区センターの白石さんからルールの説明を受けて、早速体育館に移動し、チームごとに別れて対戦しました。はじめは投げ方から思うようにいかない様子で戸惑う姿も見られましたが、徐々にコツをつかみ、友達のプレーに歓声も上がりました。モルックでは、会場をホールに移し、2度目の体験となった3年生をはじめ、経験した生徒もいて、慣れた様子で好プレー続出、大いに盛り上がりました。誰もが楽しめるスポーツがユニバーサルスポーツ。そこにはただ楽しむだけでなく、さりげなく、倒れた棒を立てる生徒、点数を伝える生徒、アドバイスをする生徒、みんなが関わる姿も見られました。